澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

「小沢チルドレン」だって? マスメディアの懲りない報道姿勢

2009年07月24日 19時29分11秒 | Weblog
民主党の青木愛・参議院議員が衆議院議員選挙に鞍替えするそうだ。テレビ朝日系列は、早速、彼女のことを「小沢チルドレン」と呼び、面白おかしく報道していた。
先の衆議院選挙で、「刺客」「小泉チルドレン」などの造語をつくり出したマスメディアだが、相変わらずの野次馬見物的な報道姿勢にただ呆れるばかりだ。

NHKの偏向報道(NHKスペシャル「アジアの”一等国”」の放送)が問題となる中で知ったことだが、NHK内部では、昼間のTV番組の視聴者を「50歳代の高卒女性」と想定して、番組制作しているそうだ。最初から、視聴者はこんな程度だと見切って番組制作しているのだから、まともな番組が作れるはずはない。

おそらく民放各社でも同じようなことをしているのだろう。テレビ朝日が「小沢チルドレン」と名付けたのも、今後、上っ面だけの”おいしい映像”を撮る布石に違いない。

かつてマスメディアのタブーは、①皇室、②創価学会(公明党)、③朝鮮総連だと言われた。今日、③については、タブーが解かれたようだが、①と②については、依然として「触らぬ神に祟りなし」という雰囲気があるのではないか。
②に関しては、公明党・太田代表が、あの池田大作の娘婿だということをどれほど報道しているのだろうか。宗教と政治が結びつく危険性を、どれだけ報道したというのだろうか?

NHKの問題を考えると、中国を批判することがマスメディアの新たなタブーとなりつつあることを示している。中国に媚び、台湾人の反日感情を醸成するために、あの番組が作られたと私は思っている。

「小沢チルドレン」がどうしたなどと報道していないで、もっと本質的なことを採り上げるべきではないか。

まだ続くNHKの偏向報道問題

2009年07月24日 03時59分53秒 | マスメディア

まだまだ続くNHKの偏向報道問題。
「台湾人と日本精神」の著者蔡焜燦(さい・こんさん)氏を中心とする台湾の日本語世代有志が、NHKに抗議したにもかかわらず、NHK側は「報道の自由」という建前をかざして、これを無視しているようだ。

NHKは「一部右翼の抗議」によるものとして、今回の事件をもみ消そうとしている。共同通信の前台北支局長などの同業者も「桜チャンネル」を引き合いに出して、「右翼による抗議」を印象づけようとしている。NHKを側面から援護する構えだ。

確かに、新聞メディアでは「産経新聞」しかこの問題を採り上げず、あとは一部の雑誌が騒いでいるという印象はぬぐえない。
だが、その昔、「朝日新聞」「毎日新聞」などの大手マスメディアが「文化大革命」を礼賛し、中国の暗部を報道しなかったことを思い出す。あのとき、最も正確に「文革」を分析、報道したのは「産経新聞」ではなかったか。
右翼でもなく、政治的な関心が乏しい私でも、今回のNHKの不誠実な態度は到底看過できない。

「産経」が次のような記事と載せている。 心すべき内容だと、私は思う。


【外信コラム】台湾有情 NHK番組の傷跡 2009.7.24 03:39

 日本で4月に放送されたNHKスペシャル「シリーズ JAPANデビュー 第1回『アジアの“一等国”』」が日台の民間各界に深い傷跡を残している。番組内容をめぐり視聴者が集団で提訴する事態に発展したのにNHK側にいっこうに反省の気配がみられないからだ。最も傷ついたのはこの取材に応じた台湾の日本語世代の人々だろう。
 先日、産経新聞台北支局に福地茂雄NHK会長あての「偏向番組に対する抗議状」の写しが届いた。差出人は「老台北(ラオ・タイペイ)」の敬称で知られる蔡焜燦(さい・こんさん)さんを代表とする「台湾歌壇」の有志60人だ。
 抗議状は「私どもは日本時代に日本国民として生まれ、日本人としての教育を受けた日本語世代を中心に、日本の伝統的な短歌を40年以上詠み続けています」との自己紹介から始まる。NHKには植民地統治の功罪両面を話したのに、放送されたのは批判部分ばかりだったという。
 NHKが「恣意(しい)的で偏向、歪曲(わいきょく)に満ちた編集態度で日本語世代を傷つけた」にもかかわらず、何ら誠意ある対応をとらないことを厳しく批判、「(番組の)訂正」を求めている。  末尾の「日本語世代の台湾人は知日、親日、愛日、懐日(日本を懐かしむ)はあっても『反日』はいません」との言葉からは叫び声が聞こえてくるようだ。近隣で最も親日的な台湾の人々の痛みを顧みないようでは日本の明日はない。(山本勲)

 

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