澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

ヒルマン監督のリーダーシップ

2007年10月19日 15時57分51秒 | Weblog
昨日の日本ハム×ロッテ最終戦は、実に素晴らしい試合だった。

ダルビッシュが7回初めまで好投したのだが、ヒルマン監督はランナーが二人出た時点で、容赦なく彼を交代させた。ダルビッシュはとても不満そうだった。
だが、リリーフがその回を抑えた後、ヒルマン監督は彼のもとに歩み寄り、両手で彼の手を握って、「ごくろうさま」と言ったのだ。(多分、聞こえなかったけれど…。)
この光景は、外国人監督でなければできないことだと思った。日本人の監督だとどうしても、選手を駒のように扱うか、どこかなれ合いで温情主義的に対応するかのどちらかだろう。前者は野村監督、後者は誰?だろうか…。

いずれにしても、ヒルマン監督のような自然な仕草で手を握ることは出来ないだろう。日ハムは素晴らしい監督を手放すことになりそうだ。
外国人監督というのは、日本的なしがらみがないだけに、それがプラスに働けばこの2年間の日ハムのように、潜在的能力をフルに開花させることができるのだろう。新庄と小笠原が抜けた穴は、ヒルマン監督のリーダーシップによって、完全に埋め合わせることができたのだ。