こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

真実の瞬間~えっ!15秒で決まっちゃうの?

2006年02月23日 | 読書ノート
真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したかダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る blog Ranking へ ヤン・カールセンの『真実の瞬間』。読みたいと思いながら読めていない本の一冊である。スカンジナビア航空を立て直したヤン・カールセンの経営哲学の凝縮された本書。フライトアテンダントのサービスの良否の判定=利用者の好悪の判断が,ファーストコンタクトの . . . 本文を読む

途中まで,『働く過剰』を読んだ。

2006年02月22日 | 読書ノート
働く過剰 大人のための若者読本NTT出版このアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ 『ニート』の著者,玄田有史が放つ『働く過剰』。3分の1,100頁を過ぎた当たりで時間切れとなり,本を図書館に返した。渋々本に別れを告げたがこんな時が一番つらい。借りて読むつらさである。  即戦力,成果主義,グローバルスタンダード。米国を中心に世界標準とされた行動指標のほとんどは,破綻 . . . 本文を読む

続 『女ひとり世界に翔ぶ』

2006年02月21日 | 読書ノート
blog Ranking へ  1年位前。ユニタールのラウンドテーブルで国際司法裁判所の小和田判事(雅子妃のお父さん)のお話を伺う機会があった。国際司法の歴史が100年に満たないこと,判例の積み重ねが実効をあげつつあることを知り,「どうせアメリカの横暴で国際司法も好きなようにされるさ」という思考停止な自分の認識を補正した記憶がある。 このたび,世界銀行シニアアドバイザーとして,小野節子氏 . . . 本文を読む

『女ひとり世界に翔ぶ』を盗み読み

2006年02月20日 | 読書ノート
女ひとり世界に翔ぶ ― 内側からみた世界銀行28年講談社このアイテムの詳細を見る  blog Ranking へ 『女ひとり世界に翔ぶ』。昨日,連れ合いが借りてきた本である。表紙を示しながら,著者が誰だ分かるかと聞かれた。(もっと時間をかけて見れば正解したかも知れないが,何せ,こっちは台所にたって,カレーを作っている最中だから・・・。)ジーコジャパンのフィンランド戦を見たばかりと . . . 本文を読む

犬養道子のおじいちゃん

2006年02月19日 | Weblog
  blog Ranking へ 『人間の大地』で,途上国への粉ミルクの支援が幼児の栄養失調を招くパラドックスを喝破したのは犬養道子だ。国連で活躍した緒方貞子は道子の従姉にあたる。犬養と言えば,思わず連想してしまうのが,戦前首相を務めた犬養毅である。 犬養は五一五事件で青年将校の凶弾に倒れた首相としてあまりにも有名だが,その場に居合わせた孫娘が他ならぬ,この『人間の大地』の著者,後の評論 . . . 本文を読む