こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

『物語 リア王』

2006年04月18日 | 読書ノート
物語 リア王汐文社このアイテムの詳細を見る blog Ranking へ  リア王の悲劇は,リア王自身の不明が招いたものだ。そもそも,3人娘の愛情テストで,末娘コーディーリアの真意が見抜けず,彼女を勘当してしまう設定そのものが実は不自然である。戯曲の戯曲たる所以ということか。 大昔,ニッポン放送がラジオでやっていた『小島一慶の名作劇場(?)』でリア王を聞いたとき,結末のあまりに . . . 本文を読む