写真 環境省 串本海中図鑑より
アオブダイ
錆浦地先5m 2002年11月30日撮影 全長20cm
http://www.env.go.jp/nature/nco/kinki/kushimoto/zukan/aobudai.htm
この魚は比較的流通している魚だ。
スーパーなどでも、20cmくらいの大きさならば、一匹づつパッキングし、少数ながら、ドギツイ色をギラリと光らせている。
関東ではあまり口にはしない魚だ。
しかし、最近では都内でも流通しており、沖縄などでは、普通に売られている。
記事参照
アオブダイ:調理して食べた男性が死亡 食中毒か 長崎で
毎日新聞 2012年04月07日 20時26分(最終更新 04月07日 20時40分)
ブダイ科の魚「アオブダイ」=水族館シードーナツ提供(共同)
拡大写真
http://mainichi.jp/graph/2012/04/08/20120408k0000m040056000c/001.html
長崎県は7日、ブダイ科の魚「アオブダイ」を調理して食べた同県新上五島町の男性(78)が食中毒の疑いで死亡したと発表した。
県はアオブダイの肝臓などに含まれる猛毒パリトキシンによる食中毒とみて原因を調べている。
アオブダイによる食中毒の死者と認められれば、1986年以来という。
県生活衛生課によると、男性が釣ってきたアオブダイを先月20日、家族3人で煮付けや刺し身にして食べた。
男性は腰などに痛みを訴えて受診し、翌21日に死亡した。
一緒に食べた妻(70)と息子(39)にも腰痛などの症状が出たが、現在は回復している。(共同)
http://mainichi.jp/select/news/20120408k0000m040056000c.html
アオブダイを漁で取って食べた男性死亡…長崎
長崎県は7日、アオブダイを漁で取って食べた同県新上五島(しんかみごとう)町の一家3人が体の痛みなどを訴え、うち男性(78)が死亡したと発表した。
県は魚の内臓などに蓄積された猛毒のパリトキシンによる食中毒とみている。アオブダイは一般にはほとんど流通せず、家庭の食卓に上ることはないという。
県によると3月20日、男性が漁で取れたアオブダイを自宅で煮付けや刺し身にして妻(70)、息子(39)と食べた。
同日夜、背中や足の痛みを訴え、病院を受診したが、翌日死亡した。
妻は26日に入院して4月6日に退院。息子は軽症だった。
アオブダイは東京都から琉球列島までの広い範囲に生息。
パリトキシンを持つサンゴの仲間「スナギンチャク」を餌にするため身や肝臓に毒が蓄積され、食べると筋肉痛やけいれん、呼吸困難が起きる場合がある。
長崎県によると、国内では1953年以降、5人が死亡している。
(2012年4月7日21時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120407-OYT1T00675.htm
アオブダイ食べ78歳男性が死亡
2012年4月8日 00:11 カテゴリー:社会 九州 > 長崎
長崎県は7日、同県新上五島町の男性(78)が近くの海で釣ったアオブダイを調理して食べ、3月21日に死亡したと発表した。
アオブダイの肝臓や身に含まれる筋肉を溶かす毒パリトキシンが原因とみて調べている。
県によると、アオブダイによる食中毒死はこれまで全国で5人確認されているが、ここ10年では報告がない。
県によると、男性は同20日夕、アオブダイを自宅で煮付けや刺し身にして妻(70)と息子(39)と食べた。
男性は食後に背中などに痛みを訴え、その日に町内の病院を受診。
いったん帰宅したが翌日も腰の痛みで再度受診し、そのまま意識不明となり死亡した。
多臓器が悪化していたという。
妻も手足の痛みなどで同26日から今月6日まで入院した。息子は腰痛があったが症状が軽く受診していない。
アオブダイはブダイ科の大型魚で、日本近海では東京湾から琉球列島にかけて生息する。
パリトキシンを持つスナギンチャク類を食べることで、毒が蓄積されるという。
=2012/04/08付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/296064
*フグ毒も危険だが、「ブダイの類」の毒も強力そうだ。
その他の魚類での中毒は「ハタ類」などでの「シガテラ中毒」があり、これも強烈な毒である。
この傾向は比較的、暖かい海域に生息する魚類に多いと言える。
シガテラとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/シガテラ
基本的には、元々は魚には毒が無い事が多い。
フグもそうであるが、孵化してから成魚になるまでに何を食べたのかで有毒になるのか無毒になるのかが決まる。
イソギンチャクの類、毒を持つ貝類などを好んで食べている魚は有毒になる傾向が高そうだ。
一つの注意指標として、個人的に考えたが、「固いものでも、砕いて食べる魚」、「くちばしを持った魚」、外見では解りにくいが、「咽頭付近にモノを砕く為の歯を持つ魚」などは、体内に毒を蓄積しやすいと言える。
アオブダイ
錆浦地先5m 2002年11月30日撮影 全長20cm
http://www.env.go.jp/nature/nco/kinki/kushimoto/zukan/aobudai.htm
この魚は比較的流通している魚だ。
スーパーなどでも、20cmくらいの大きさならば、一匹づつパッキングし、少数ながら、ドギツイ色をギラリと光らせている。
関東ではあまり口にはしない魚だ。
しかし、最近では都内でも流通しており、沖縄などでは、普通に売られている。
記事参照
アオブダイ:調理して食べた男性が死亡 食中毒か 長崎で
毎日新聞 2012年04月07日 20時26分(最終更新 04月07日 20時40分)
ブダイ科の魚「アオブダイ」=水族館シードーナツ提供(共同)
拡大写真
http://mainichi.jp/graph/2012/04/08/20120408k0000m040056000c/001.html
長崎県は7日、ブダイ科の魚「アオブダイ」を調理して食べた同県新上五島町の男性(78)が食中毒の疑いで死亡したと発表した。
県はアオブダイの肝臓などに含まれる猛毒パリトキシンによる食中毒とみて原因を調べている。
アオブダイによる食中毒の死者と認められれば、1986年以来という。
県生活衛生課によると、男性が釣ってきたアオブダイを先月20日、家族3人で煮付けや刺し身にして食べた。
男性は腰などに痛みを訴えて受診し、翌21日に死亡した。
一緒に食べた妻(70)と息子(39)にも腰痛などの症状が出たが、現在は回復している。(共同)
http://mainichi.jp/select/news/20120408k0000m040056000c.html
アオブダイを漁で取って食べた男性死亡…長崎
長崎県は7日、アオブダイを漁で取って食べた同県新上五島(しんかみごとう)町の一家3人が体の痛みなどを訴え、うち男性(78)が死亡したと発表した。
県は魚の内臓などに蓄積された猛毒のパリトキシンによる食中毒とみている。アオブダイは一般にはほとんど流通せず、家庭の食卓に上ることはないという。
県によると3月20日、男性が漁で取れたアオブダイを自宅で煮付けや刺し身にして妻(70)、息子(39)と食べた。
同日夜、背中や足の痛みを訴え、病院を受診したが、翌日死亡した。
妻は26日に入院して4月6日に退院。息子は軽症だった。
アオブダイは東京都から琉球列島までの広い範囲に生息。
パリトキシンを持つサンゴの仲間「スナギンチャク」を餌にするため身や肝臓に毒が蓄積され、食べると筋肉痛やけいれん、呼吸困難が起きる場合がある。
長崎県によると、国内では1953年以降、5人が死亡している。
(2012年4月7日21時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120407-OYT1T00675.htm
アオブダイ食べ78歳男性が死亡
2012年4月8日 00:11 カテゴリー:社会 九州 > 長崎
長崎県は7日、同県新上五島町の男性(78)が近くの海で釣ったアオブダイを調理して食べ、3月21日に死亡したと発表した。
アオブダイの肝臓や身に含まれる筋肉を溶かす毒パリトキシンが原因とみて調べている。
県によると、アオブダイによる食中毒死はこれまで全国で5人確認されているが、ここ10年では報告がない。
県によると、男性は同20日夕、アオブダイを自宅で煮付けや刺し身にして妻(70)と息子(39)と食べた。
男性は食後に背中などに痛みを訴え、その日に町内の病院を受診。
いったん帰宅したが翌日も腰の痛みで再度受診し、そのまま意識不明となり死亡した。
多臓器が悪化していたという。
妻も手足の痛みなどで同26日から今月6日まで入院した。息子は腰痛があったが症状が軽く受診していない。
アオブダイはブダイ科の大型魚で、日本近海では東京湾から琉球列島にかけて生息する。
パリトキシンを持つスナギンチャク類を食べることで、毒が蓄積されるという。
=2012/04/08付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/296064
*フグ毒も危険だが、「ブダイの類」の毒も強力そうだ。
その他の魚類での中毒は「ハタ類」などでの「シガテラ中毒」があり、これも強烈な毒である。
この傾向は比較的、暖かい海域に生息する魚類に多いと言える。
シガテラとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/シガテラ
基本的には、元々は魚には毒が無い事が多い。
フグもそうであるが、孵化してから成魚になるまでに何を食べたのかで有毒になるのか無毒になるのかが決まる。
イソギンチャクの類、毒を持つ貝類などを好んで食べている魚は有毒になる傾向が高そうだ。
一つの注意指標として、個人的に考えたが、「固いものでも、砕いて食べる魚」、「くちばしを持った魚」、外見では解りにくいが、「咽頭付近にモノを砕く為の歯を持つ魚」などは、体内に毒を蓄積しやすいと言える。