当協会は、高齢社会において、高齢者ひとりひとりが生き生きと、かつ、元気に生きられる社会を実現するために、高齢者に対する教育事業や、高齢者同士の交流促進事業、高齢者の持つあらゆる知識・技能を次の世代に伝える事業、あるいは高齢社会の変革に関する提言や啓発に関する事業等を行い、もって社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。
2 当協会は、社会の高齢化に伴い、孤立しがちな高齢者や、その他、話を聴いてほしいと願う地域のどんな人の話も聴くというトレーニングを積んだ傾聴ボランティアの育成とその活動を全国的に普及させる事業を行い、もって心の通い合う、人に優しい地域づくり、又はお互いに支え合う地域づくりに寄与すると同時に、社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。
活動分野 保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり/子どもの健全育成
今後、認知症高齢者が飛躍的に増えて来ることが予見されている中で、私たちが傾聴ボランティアとして、認知症高齢者の方々に関わるだけではなく、社会のすべての人々が、認知症のことを知り、関わる必要があると考え、また、特に、その関わりをされる最初の人たちはご家族であると考え、その関わり方について、ご提案させていただきました。
介護するご家族であっても、関わり方そのものは、傾聴ボランティアとしての関わり方と、その根本の部分においては、変わりはないと信じています。
ただ、ご家族の場合は、無条件の肯定的な関心を持って相手に向かい合うことは非常に難しいとか、24時間一緒にいなければならないといったご家族としての特有の事情・苦しみがあって、理想論的には行かないということは、重々承知の上で、なお、このような関わり方はできないでしょうかね、試みていただけるといいかもしれませんね、といったトーンで書かせていただいています。
そういう意味では、勿論、傾聴ボランティアの皆さんにもお役に立つものになっていると考えています。
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