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阪神は「1番弱い試合運び」

2019年04月23日 15時43分10秒 | 社会・文化・政治・経済

4/23(火) Full-Count
「このままでは置いていかれる」―山崎武司氏が最下位・阪神の課題を指摘

ここまで黒星が先行している阪神は「1番弱い試合運び」
 プロ野球が開幕し、まもなく1か月が経過する。セパ各球団は他球団との対戦が一巡し、16日からは2回り目の対戦がスタートした。セ・リーグでは巨人、ヤクルト、中日が首位を争う構図となっている。

リーグ3連覇中の広島は、開幕から5カード連続で負け越しを喫して、開幕後しばらく最下位に沈む大苦戦。

ここにきて4連勝と徐々に勢いを取り戻し、最下位を脱出。

そして、代わって、昨季の最下位から巻き返しを図りたい阪神が7勝13敗1分けで単独最下位に転落している。

 その阪神は昨オフにFAでオリックスから西勇輝投手を獲得し、新外国人選手として、中日を退団したオネルキ・ガルシア投手、エンゼルスからジェフリー・マルテ内野手をチームに加えた。

矢野燿大新監督の下で再起を図るはずが、蓋を開けてみれば、スタートダッシュに失敗。

ガルシアは3試合連続でKOされ、マルテに至っては故障で1軍どころか、2軍でも出場できていない。

チーム打率はリーグ5位の.235、武器とされていた投手陣も、リーグワーストのチーム防御率4.29となっている。

 中日、オリックス、楽天でプレーし、両リーグでの本塁打王に輝いた野球解説者の山崎武司氏は、ここまでの阪神の戦いぶりを見て「見ていて1番弱い野球の試合運びをしている」と語った。

「タイガースを強くするなら、パリッとした外国人2人、内野手にドンと入れないと」
 阪神のスタメンにはドラフト1位ルーキーの近本や、同3位の木浪、北條や大山という若い面々が並ぶ。

山崎氏は「若い選手を使うのはいいんだけど、2軍戦じゃないんだよって思うよね。何年か計画で、今年は捨てているというのならいいんだけど、阪神はそういうわけにはいかないじゃない。大山、福留が4番を打っているようじゃ、阪神タイガースは強くならならないよ」と起用法に疑問を呈した。

 大砲候補として期待されている大山だが、まだプロ3年目。

チーム低迷の責任を背負わせるポジションに置くのは酷だと山崎氏は指摘する。

「今はまだこの状況を立て直して、チームを引っ張っていくだけの4番としての力量はない。4番としての力は備わってない。『育てる』というのもあるけれども、チームも勝たなければいけない状況では荷が重いかな」。

将来の4番候補として、今はまだ違う打順で打たせるべきではないかと見ている。

 また、マルテがファーム調整中のため、現在、阪神の1軍野手の助っ人はナバーロ1人だけ。しかも、スタメンで出たり出なかったりという状況に、山崎氏は「やっぱり4番にはしっかりとした打者、外国人を連れて来ないと。

ナバーロとかは、試合に出るか出ないかの状況だけど、外国人選手がスタメンで使えずにまだ獲得できる状況なら、補強してスタメンで使えばいい。

タイガースを強くするなら、パリッとした外国人2人、内野手にドンと入れないとダメだよ」と外国人選手が戦力になっていない状況にも苦言を並べる。

 山崎氏が「上がってくる」と予想していた広島は、ここにきて4連勝で上位との差を詰めてきた。その一方で、阪神は巨人に3連敗、開幕からの巨人戦6連敗と波に乗れない。

浮上の気配の漂わない阪神に、山崎氏は「順位は別として、チーム力はいまいちだなというところはある。このままでは阪神は置いていかれるだろう」と、厳しい評価を下していた。

Full-Count編集部


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