▼仕事も、闘争も、人生も、すべて「仕上げる」「決着をつける」ことが大事である。
最後の最後まで、油断なく、執念を燃え上がらせて戦い切ることだ。
▼今、社会には、さまざまな困難や課題を前にして、先の見えない漠然とした不安が蔓延し、その憤懣が分断を増幅しているように思われる。
▼全ての人に等しく備わる無限の可能性を信じ抜く、そのためには真摯な対話が重要であり、魂を揺さぶる言葉で、時代の閉塞感を破っていきたい。
▼混迷が深まる時代にあって、「若者の勇気と誠実の声が、どれほど強く、どれほど明るく、どれほど温かく、友の生命蘇生させることは、計り知れない」との期待は、私たちの大きな力となっている。
▼不安を希望へ―それは特別なことではないく、「寒さに凍えた人に火を与える」ように、温かな共感の声を広げていくことだ。
▼近年、世界各地で政治情勢が一変し、これまで築かれてきた国際的な連帯や協調から脱却し、国際紛争や経済摩擦が深刻化している。
日本は民主主義の基盤のもと、政治の安定が図られてきたが、昨今、世代や国籍をまたいだ対立がつくり出され、分断の溝が深まっていると指摘されている。
日本もこのままでは、本来の支え合いの包摂的社会から、他者を排除し分断を煽る社会に変わり、平和国家・日本の歩みが後退する懸念がある。
▼政治は手段であり、目的は国民の幸福と世界平和である。
立場や主張などの差異を超え、世代、性別、国籍、障害の有無などを問わず、一人一人が生きがいと喜び、安心と希望を持って暮らせる平和な社会築くことだ。
▼人々の幸福に寄与する使命を持って自分は生まれた―そう自覚し、行動する時、人は限りない力と喜びを湧かせることができる。
その力と喜びこそ、利己から利他へと生命を転換する原動力にほかならない。
全人類の宿命転換という大きな願いは自身の人間革命から始まる。
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