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ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者

2022年11月21日 04時47分34秒 | 社会・文化・政治・経済

ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者

11月21日午前3時からCSテレビのムービープラスで観た。

解説

クリスマスに留守番をまかされた12歳の少年とベビーシッターが巻き込まれた恐怖の一夜を描いたホラー。

クリスマスも近くなったある日、ベビーシッターのアルバイトとしてアシュリーがルークの家を訪れる。もうすぐ13歳になるルークは、年上の女性であるアシュリーの興味を引こうとするが、アシュリーは彼氏との別れ話で頭がいっぱいで、子どものルークに興味が持てずにいた。

そんな中、アシュリーに一本の不審な電話が入り、家の外には不審者の影、さらに何者かによって石が投げ込まれる事態に。

アシュリーは年下のルークを守ろうとするが……。

アシュリー役を「ヴィジット」のオリビア・デヨング、ルーク役を「PAN ネバーランド、夢のはじまり」でピーターを演じたリーバイ・ミラーがそれぞれ演じるほか、バージニア・マドセン、「ワイルドライフ」のエド・オクセンボールド、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のデイカー・モンゴメリーらが顔をそろえる。

2016年製作/88分/R15+/アメリカ・オーストラリア合作

スタッフ・キャスト

  • オリビア・デヨング

    アシュリーオリビア・デヨング

  • リーバイ・ミラー

    ルークリーバイ・ミラー

  • エド・オクセンボールド

    エド・オクセンボールド

  • アレックス・ミキッチ

     

  • アレックス・ミキッチ5歳年上の美少女に恋をし、何とか振り向かせたいと躍起になる微笑ましい少年。

そんな趣でスタートするが、この少年が実はとんでもないサイコパスだった。
少年のイカれっぷりがどんどんエスカレートする展開は背筋が凍り付く。
最後まで目が離せなかった。

 

とにかくやばい、ストーリー前半と後半とでは全く違う作品のよう、
まさかこんな作品だとは全く想像してなかった。R15だったわけだ。

少年が甲高い声で叫びまくるのがちょっと気になるけど、ラストシーンからの続きが少し気になる。

あっ主演の俳優さんはピーターパン役を演じていた人だ。

 

12歳の少年ルークの家を、子守のアルバイトの為に訪れた5歳年上の少女アシュリー。ルークは年上のアシュリーが好きだが、アシュリーは子どものルークには興味を持ってない。両親が出かけ、二人になった家で、不審な電話が掛かったり、外に不審者の影、石が投げ込まれるなど、おかしな事が起こる。この後の展開で殺人が・・・という話。
アシュリーを好きなルークの異常な行動が見所。
驚いたなぁ、怖かったよー、という感想。

 

この発想はすごい。
あらすじと日本版予告映像を見てからだったけれど、完全に裏切られた。
海外版の予告は一部ネタバレがあるらしいけれど、日本版は騙す気満々で上手いこと作られてる!

タイトルが『Better Watch Out』でしょ?
こんなのね、気を付けようがないよ!!笑
88分とホラー映画としてもベストな尺で見やすかった。

 

もうすぐ13歳の少年ルーク。ベビーシッターで5歳年上のアシュリーに憧れを抱き、彼女の気を引こうとアレコレ背伸びしている所に、怪しい影が忍び寄り…といった物語。

よ~くわかります。10代の頃って、とにかく年上のお姉さんに憧れる時期ですよね。
頑張っているおませルーク君、可愛いなぁ。当然アシュリーにそんな気持ちは無いのだが…いや、でもアンタその言い方、なかなかワルよ(笑)!!からかっただけなんだろうけど。

…そんな事を思いながら面白く観ていたら、なんだか雲行きが怪しくなり、本当にホラー版ホームアローンみたいな展開に!!
いったいこの悪党は誰なんだ!?

 

ミスリードがめちゃうまいね。
最初はマセガキが年上のお姉さんに手を出そうとしてるところに、侵入者が入って来て「この二人、どうなるの? お姉さんはマセガキを守れるの?」と思わせといて、実はマセガキは超狡猾なイッちゃってる奴で「お姉さん、マセガキから逃げられるのか?」になるんだよね。

そこからは「逃げられた!」と思ったら……っていう展開で。
それでも、まあ、そんな無茶はしないだろうと思って観てると、一人死に、二人死に、「どうすんだ、これ?」と思ってると、超狡猾に罪を他人に被せる計画ができてるっていう。

最後の方も「え、この計画、ここで破綻するの?」と観せといて、でもちゃんとうまくいって「うわあ、後味悪いバッドエンドか。でも作品のテイストに合ってる」と思わせてからのラスト。そして続編含みにして終わり。

お姉さんが戦う姿勢を崩さないのもいいね。マセガキと親友がチームだから、そのチームに亀裂を入れようと、色々試してみたり。

展開の面白さだけで観てられるね。この展開を、この設定でやろうっていうアイデアが凄い。面白いよ。

 

クリスマスに両親がディナー行く間留守番することになったルークとルークの世話をすることになったシッターのアシュリー。
12歳のルークが17歳のアシュリーに恋してるのも、クリスマスにホラー映画観ようとするのもこの手の映画っぽくていい。観終わった印象はホラーというよりサスペンスに近い。

ホラーがあまり得意でない自分にはこちらのほうが断然よかった。
序盤の脅かすシーンがしょぼいと思っていたら、実際はすべてルークが仕組んだことというオチだったんだね。納得。でも、さらに雰囲気が一気に変わるのがペンキ缶のシーン。

ホームアローンのオマージュ(というか検証?)だが、そこらへんからサイコサスペンスに振り切った感じが個人的には好き。テープはいろんな使いみちがあるという伏線は気づかなかった。
蛇足だが、ルークがアシュリーの胸を触るシーンが変(触るシーンを見せない)だなと思っていたが、児童ポルノ的な配慮なんだね(少年が女性の胸を触るシーンを見せない)。色々と配慮が大変だな。

 

ポスターのなんだか狙った感じに誘われ、それならいっそ気持ちよく騙されてやるか、ということで観に行ったら、想像以上にちゃんとした掘り出し物で感心しました。

クリスマス・ホラーといえば、『悪魔のサンタクロース』やら『聖し血の夜』やら『サンタが殺しにやってくる』やら『ビースト 獣の日』など、まあいろいろあるわけですが、
『ホーム・アローン』のパロディとして、本作ではとびきりひねりのきいたアイディアがうまく決まっていて、最初から最後まで画面から気をそらさせません。
ブライアン・シンガーやアメナーバル以降常態化し、ホラーにおいても『スクリーム』や『ソウ』で確立され『ゲット・アウト』に継承された、質の良い脚本主導で意想外の展開を仕掛けてくるローバジェットムービーとしても、じゅうぶん及第点の出来だと思います。

 

ある程度、きちんと伏線は張られているので、逆に展開が読

 

 


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