▼心は見えない。しかし、心は伝わる。
心は心を動かす。
真心こそ、何ものにも代えられない最高の価値がある。
▼人と比べる。
本来、人にはそれぞれの「絶対的な価値」があるなのに。
だが、競争の中で生じる歪みを是正する知恵が必要だ。
高度経済社会は結果的に幻想であった。
誰もが「生きづらさ」を感じることとなる。
つまり、人間の絶対的な価値を忘れ、他人の価値に右住左右された。
社会を中心を見るのではなく、 人間を中心に社会を考えることが大切だ。
人間は手段ではなく「目的」だ。
人間は「尊厳」を備えた「価値」ある存在だ。
ところが現実の世界は、まるで人間の尊さがお金で測られている。
「人間を集団化しない」という哲学は、現代社会で最も失われている視点だ。
競争社会で人間を評価する基準は「有用性」だ。
つまり、役にたつかどうかでしか人間を見ない。
結果として、<生産性の低い人>たちは全価値が否定されてしまう。
社会には、不運というだけで「絶望」しなけれないけない人がたくさんいる。
競争と成長に頼りきってきた社会を変え、たとえ競争に敗れても、不運に見舞われても、誰もが安心して暮らせる社会をつくらなけれならない。
「他人の不幸に自分の幸福を築くことをしない」
「誰も置き去りにしない」—そうした心を社会の隅々まで浸透させることだ。
そのためにも、行き過ぎた競争を是正しなけれなならない。
「善の競争」を社会に広げていくことだ。
「共存し共栄することを前提とした競争」
教育の現場でも「競い合う」だけではなく「協力し合う」ことが大切だ。
「自他共の幸福」を追求すれば、効率的に高みにたどり着ける。
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