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谷川俊太郎のあれやこれや

2025年07月13日 07時57分45秒 | その気になる言葉

谷川 俊太郎 (著)

 
魅力全開! 谷川ワールド
単行本初収録の詩やエッセー、亡き人たちへの追憶、パロディ、
若き日の戯曲、 そして自伝風の読む年譜。
欲ばりで楽しいヴァラエティブック。

【収録作品】
エッセー・コレクション
子どもの歌の歴史を語る名エッセーなど初収録の11篇

懐かしい人たち
寺山修司、武満徹から大岡信、和田誠まで(追悼詩も多数収録)

戯文五つと戯詩ひとつ
ビートルズから夏目漱石まで。愉しいパロディ6篇

戯曲 お芝居はおしまい
29歳の若き詩人が書いた喜劇三幕の長篇戯曲を初収録

小詩集
石牟礼道子さんとの「空想の対詩」のほか、多彩な作風の詩集未収録19作

自伝風の読む年譜
自身の文章の他に、書評、インタビュー、新聞記事も多数収録


【目次】
エッセー・コレクション
私とことば
二つの詩から
私の十七歳
詩と時間
一粒の砂に
昨日読んだ文庫
子どもの読みもの
朝の寝床から
私の「童謡」
「みんなのうた」
かりんとをかじりながら

懐かしい人たち
平塚綾子 思い出の本
室生犀星 犀星さんからの葉書
三好達治 三好さん/詩「空のなぎさ」/三好達治さんの三冊/「冬の日」/詩「冬の日」
中勘助 愛の人・中さん
寺山修司 何度でも会える/透明人間になって/詩「五月に」/詩「寺山修司への七〇行」
堀内誠一 カルバドスの香り/詩「幽霊」
永瀬清子 ひとりの日本の女/詩「永瀬清子さんのちゃぶだい」
武満徹 希望という言葉/詩「音の河」
茨木のり子 初々しさ/詩「いなくならない」
河合隼雄 おはな「し」/詩「かわいのいわい」/詩「来てくれる」
吉野弘 いないのに居る/詩「人間吉野と詩人吉野」
まど・みちお 私のまどさんファイル/詩「まどさんね……」
大岡信 大岡の知/詩「大岡信を送る」/詩「微醺をおびて」
和田誠 終始一貫和田誠/詩「Natural」
辻征夫 辻さんの言葉を頼りに

戯文五つと戯詩ひとつ
YELLOW SUBMARINE
内蔵されたことば
春を待つ手紙
死して首相は愚痴を残す
1対1
牛の涎

戯曲 お芝居はおしまい 喜劇三幕
お芝居はおしまい
自作について

小詩集
石牟礼道で石蹴り
読むこと
アトムの今
新聞はコトバだ
朝日とともに
私語
今朝
当たり前
雑誌考
身籠る
初夏のハムレット
ごめんね

ごはんが食べたい
えほんのくに
えほんのふるさと
至福
数小節
サティ風の気晴らし

自伝風の読む年譜 一九三一年~二〇二五年
自伝風の読む年譜

編集後記
 
若い頃の親友であった寺山修司について「五月に」
 
「舞台のくらがりに立ちつくす君の長身 五月よとどまれ きみの背中に」
 
詩人の茨木のり子についての短文
「・・・・青梅街道を我が家から西へ二十分ほど車で走って、何度も茨木家を訪ねました。
「時代おくれ」を楽しんでいるような静かな室内で、もうお婆さんのはずなのに、茨木さんはいつまでも初々しかった。」
 
追悼の詩
「大岡信に送る 2017年卯月」もすごいものだった。
「本当はヒトの言葉で君を送りたくない 砂丘に寄せて返す波音で 風そよぐ木々の葉音で 君を送りたい」
 
「本当の事を言おうか 詩人のふりはしているが 私は詩人ではない」
 

出版社より

谷川俊太郎のあれやこれや
谷川俊太郎のあれやこれや
 
谷川俊太郎のあれやこれや
 

商品の説明

著者について

谷川 俊太郎(たにかわ・しゅんたろう):1931年生れ。詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家。1952年に詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。詩集のほか絵本・童話など子どもから楽しめる作品も多く、著書は多岐にわたる。「ピーナッツ(スヌーピー)」の翻訳でも名高く、いっぽうでコマーシャルのコピーをてがけるなど、その活動は非常に幅広い。代表作は『二十億光年の孤独』。いまや日本の詩人と言えば第一に名前が挙がる。2024年11月13日、92歳で永眠。
 
 

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