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弱音吐きづらい社会

2017年11月29日 08時44分18秒 | 沼田利根の言いたい放題
過去10年の統計では、日本の29歳以下の若者は1日平均で約10人が自殺している。
近年、15~34歳の死因の1位が<自殺>という国は、主要先進国7か国で日本だけだ。
多くの若者は自己肯定感が低く、社会に期待を失っている。
今回の座間殺害事件の被害者は例外的な存在ではなく、氷山の一角だ。
過度な競争を強いられ、逃げださず頑張り抜くことが良しとされる社会では、弱音が吐きづらい。
自殺リスクを抱えた若者に対し、今すぐ行うべきことは明らかだ。
「死にたい」という気持ちに寄り添って信頼関係を築き、支援につなぐ。
SOSの発し方を教える。
若者にとって「生きるに値する」と思える社会にしていく。
いずれも大人がやるべきだと心がけ、社会全体の自殺リスクを低下させなければならない。
清水康之さん(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表)
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原因があり、結果がある。
では、若者の自己肯定感が低くなった原因は何であるのか?
将来に対する不安。
つまり、希望が持てない未来。
閉塞感は何によって醸成れたのであろうか。
死ぬほどの辛さは、誰にでもある。
耐えられるかどうかの問題でもある。
生命を軽く見る流れを断ち切るにはどうすべきか?
信仰心の薄れとも無縁ではないよいうに想われる。
自分自身に無限の可能性があることを、仏法(仏教)は説いている。
仏という尊極の生命が人間に内在しているとの根本思想は、西欧や中東諸国の宗教にはないものだ。

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