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HPI歯科同好会理事会議事録

2015年09月14日 15時58分14秒 | 医科・歯科・介護
開催日時  平成27年9月13日(日)午後1時00分~午後5時00分
開催場所  八重洲倶楽部「第8会議室」
出 席 者  久保 慶浩、 照井 保之、大村 誠、小梶 弘美、山本 嗣信、梶原 幹人、
(順不同・敬称略)土屋 克實
欠 席 者  佐藤 雅実、島田 憲治、斎藤 勝雄、
(順不同・敬称略)
協議事項
1.会議体
  議案「HO-Indexの使用結果と今後の活用法」
    司会:梶原、記録:土屋
(Mr.土屋)
・患者の立場で感じたことを発表する。
・治療の侵襲度が数字で表されていることは解り易い。
・既に治療をしているので、これ以上-.6以上にはしたくない。
・知人、友人に歯の説明をするにもHO-Indexを基に話をすると理解してもらえる。
・歯科は建築業界のように当たり前のことを当たり前にできるようになってもらいたい。

(Dr大村)
・歯科医は患者に処置をするが、診査して主訴の説明をして歯科衛生士に振る。
・歯科衛生士は保険に則った治療をするが指導がうまく行っていない。
・保険はデータに基づいて請求しないとチェックを受ける。
・診療所の現状は歯科衛生士が変わり、タイムスケジュールが遅れ治療体系が崩れている。
(歯科衛生士に任せると熱心過ぎたりしてやり過ぎ感がある)
・実際の診療内容と保険請求にギャップがある。

(Mr山本)
・数字化にすることは合理化になる。
・前の職場では患者説明用書籍は今でも売れている。(日大松戸の山本教授著)
・今までは患者説明用の書籍がなかった。
・HO-Indexはビジュアルに訴えられ、売り物になる。


(Mr小梶)
・今まで治療を受けて歯の治療説明を受けたことがない。(自分だからかもしれない・・・?)
・HO-Indexは、患者さんにわかってもらえるようにしている。
・歯科医はこの表などに興味を示さない。技術的なことに興味がある。
・HO-Indexに診査表を付けて患者さんには指導表として活用していきたい。
・表は手元のオーダー端末のようなものから入力をして結果を印刷して患者には渡す。

(Dr久保)
・HO-Indexを横から縦にしたのは非常に解り易い。
・大切なことは「0」から下にいかせないよう、プラークコントロールをする。
・顕微鏡を使って説明もすると患者さんは今まで聞いたことがない!と言う。
・それは今まで歯科医が説明をしないからでそれで患者さんの口腔状態が悪くなった。
・HO-Indexの中にプラークの説明とキーワードを入れると説明には便利。
・その説明内容をどのように作るかHPIで決めていきたい。

(Dr照井)
・HO-Indexをもっと多くの人が使えるようにしたい。
・患者さんへの説明には、「4つの治療目的」のプレートを使っている。
・40年診療をしていて未だに患者さんの中には歯ブラシがうまくいっていない人もいる。
・そういう時に「最初が肝心」と痛感する。
・歯科衛生士に任せてもダメ。もっと歯科医が指導するべき。
・HO-Indexは、小学校の先生が生徒への説明にも使える。
・最近、診療所で80歳の患者さんが歯科衛生士の説明が良かったと感心していた。

2.予防歯科のパッケージ化
 ・山本さんから歯科衛生士が独立して活動していることが次のとおり紹介された。
 ※富山県の歯科衛生士が「歯科衛生士事務所」(歯科衛生士専門の店)ピュアグループを開設した。
  代表者は精田紀代美さん。
 ※又歯科衛生士が設立した「H&M’Sコレクション」(代表:濱田真理子さん)もある。
 ・HPIとして歯科医院内での歯科衛生士の業務内容を確立させたい。
 ・現状歯科衛生士が行うホワイトニングや唾液検査等には興味が高い。


3.診療所の譲渡
 ・ライオンキングは25周年になるが続いているのはなぜか?
 ・内容に感動しているお客さんがいる。その要因は子供に無料で観賞させたり、ニッセイホールで上映したり底辺の拡大に努めている。
 ・歯科界も同じように子供がベースになることが必要
 ・診療所譲渡の条件として①患者さんを引き継ぐことは、同じ治療ができること。それができるか?
②スタッフを継続して雇用できるか? ③土地・建物・設備の価値があるか?
①と②が譲渡できなければ、結果、③だけの価値ということになる。
 ・HPIが継続できないのは、設立当初に個人に委ね、組織化をしなかった事が要因の一つ。
 ・キーになるのは「教育」、教育部門を継続できなかったことは大きな反省点
・過去のことに拘らず、原則を崩すことなく、譲渡が可能な体系を確立することが必要
・大村先生の診療所をモデルに考えてはどうか。

4.勉強会(外部講師)の件
 ・松山の加藤弘正先生(HPIの出身者)より荒井正明先生を紹介された。
 ・荒井先生は、明海大学出身の歯科医であり、開業をされていたが、歯と全身との関わりに興味を抱き、現在、脳科学との関連についての研究をなされている。今後、情報を得て理事会で話をしてもらうことを検討する。

5.HPI同好会予算について
 ・これまでの収支で月額、約1万円が不足している。
 ・Dr久保、Dr照井、Dr大村、Dr佐藤、Mr小梶、Mr土屋の6人に10月分より月\2,000を上乗せすることをお願いし了承された。なお、Dr佐藤には事務局よりお願いする。
 ・自動引き落としの手続きは梶原さんにお願いをする。

6.その他
・「pd」マークのシールがある。 ( 適 マークのようなもの)現物が紹介された。
・Drビーチはこのマークを登録商標にして認定する機関を作り、合格した物にはpdマークを表示するように考えておられた。しかし、その機関は設立されていない。
・それが実行されていたら本来のpd診療所が確立されたと思う。
・Dr照井より紹介された「新渡戸稲造の至言」には、驚くことに80年前にHC-0のことが提言されている。
・次回理事会は11月29日(日)に開催する。(八重洲倶楽部の予約は10月1日)










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