昨夜は、友人たち3人で、東京・新橋の居酒屋で酒を飲む。
新橋から、品川初の取手行きの電車に乗れた。
取手に到着したのが、午後11時過ぎ。それでも駅に隣接するコンビニエンスストアで、20度の日本酒の原酒180mlを買う。
翌日は、午前5時に目覚めて散歩に行くが、鈴木さんがゴルフのようで、マンションから乗ってきた自転車がビッグAの駐車場にない。
西田さんの姿もない。
一人で散歩へ向かう。
眠いので30分ほどで散歩を切り上げる。
自宅へ戻り寝る。
起きたら、午前9時になっていた。
午後の4時40分に散歩へ行く。
太陽は既に沈んでいた。
快晴で、今年1月以来に富士山を利根川堤防で観る。
堤防に後から姿を見せた西田さんに5時過ぎに出会う。
飛行機が富士山付近を通過するのも微かに見えた。
当方は近視。
だが、西田さんは視力が良くて、「飛行機が5機飛んでいまますね。あれは羽田方面、あれは、関西か、九州方面ですね。あの飛行機は成田でしょう。今日は月が出てないので、飛行機がよく見えるますね」と言うのだ。
二人はこの後、かすみストアーで買い物をして帰宅した。
▼コロナ禍という困難は、生命や生活が多くの支えによって成り立っていることを実感させた。
▼危機の最前線で労苦する人々に思いをはせ、直面する問題の規模の大きさを前にして、はじめからあきらめてはいけない―マハトマ・ガンジー
▼<目の前の一人を助けたい>との精神こそが、社会の再建の歩みを進めるうえで大切になる。
▼気候変動の問題―このかつてない試練の中で誰もが安心して生きるため、身の回りから「希望と行動の種子」を植えていこう。
▼苦難を乗り越える力を育む教育が必要である。
▼自分を鍛え抜く努力が期待される。
▼一歩進めば、必ず新しい景色が見える。
そんな思いで倦(う)まずたゆまず前だけを向いた。
競輪には、KEIRINグランプリのような優勝賞金1億円が手に入る高額な賞金のレースもあるため、生涯獲得賞金で考えるとかなりの額になります。
しかし、競輪選手の全員がKEIRINグランプリに出場できるわけではなく、高額な賞金を獲得しているわけではありません。もちろん選手のレベルや階級が低ければ、大きなレースに出場することもできないでしょう。
そこで本記事では、競輪選手が稼ぐ賞金の仕組みや、歴代の生涯獲得賞金ランキングベスト5をご紹介します。
競輪選手が手にする獲得賞金とは?
獲得賞金とは、出場したレースの着順によってもらえる賞金のことを指します。もちろんレースの上位になるほど、獲得できる金額は大きくなります。
また競輪選手は、実力や成績によって「A級3班」から「S級S班」まで上がり、さらに賞金額の多いレースに出場できるようになり、トップクラスの「S級S班」になれば優勝賞金額が1億円のKEIRINグランプリへの出場ができるようになります。
以下では賞金が高いレースや、競輪選手の生涯獲得賞金について見ていきましょう。
1年間の競輪で賞金が一番高いレースとは?
競輪のレースは下から「F2」「F1」「G3」「G2」「G1」「GP」という順番でレースのグレードが上がっていきます。グレードが高いレースほど賞金額も高くなりますが、どの選手でも出場できるわけではなく、階級によって出場できるレースが定められています。
そのなかでもG1やGPは賞金金額が高いことで有名です。
「G1」はS級選手のなかでも限られた選手のみしか出場できません。優勝した際の賞金額は『日本選手権競輪』では5,800万円、『オールスター競輪』では4,200万円、『読売新聞社杯全日本選抜競輪』では2,850万円とかなりの高さです。
さらに「S級S班」のみが出場できるGPの『KEIRINグランプリ』の優勝賞金額は1億円と驚くような金額です。
しかし逆に、今までで一番低い獲得賞金は9着で2万9,000円という額もあったため、同じ競輪選手とはいえども、実力によって獲得賞金の額は雲泥の差といえるでしょう。
競輪選手の生涯獲得賞金とは?
競輪選手の生涯獲得賞金とは、競輪選手としてデビューしてから今までに獲得した賞金額の合計です。競輪選手の平均年収はS級で2,000万~3,000万円、A級の選手で800万円ほどといわれています。
競輪の選手寿命は平均44歳と長めではありますが、現役として長く活躍しながら稼ぐためには、常に競輪界の頂点を目指し、レースで勝ち続ける必要があります。
選手としての寿命が長いからとはいえ、誰でも高額な生涯獲得賞金を稼げるほど甘い世界ではありません。
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歴代の生涯獲得賞金ランキングベスト5を一挙紹介
こちらでは、歴代の生涯獲得賞金ランキングベスト5をご紹介します。ランクインしたのは、競輪のレースのなかでも最も賞金額の高いKEIRINのグランプリへの出場経験がある選手たちばかりです。
それでは、歴代獲得賞金ランキングベスト5を見ていきましょう。
【第1位】競輪界の大御所!神山雄一郎選手
生涯獲得賞金ランキング1位に輝いたのは『神山雄一郎』です。1988年に61期として登録された神山雄一郎は、2018年12月31日の時点で28億4,234万1,309円を獲得しています。
2020年10月現在はS級1班として活躍していますが、KEIRINグランプリへの最多出場、G1レースの過去最多勝利数の16勝など、数多くの偉業を成し遂げた選手です。さらにG1 16勝という記録は2020年現在もいまだに破られていません。
またS級1班として活躍している2020年にも、G1レースの『寛仁親王牌競輪』『オールスター競輪』『読売新聞社杯全日本選抜競輪』などに出場し、ハイレベルな戦いを見せてくれています。
【第2位】現在は競輪評論家として活躍している山田裕仁選手
生涯獲得ランキング第2位に選ばれたのは競輪選手として引退後、競輪評論家として活躍する『山田裕仁』です。1988年に61期として登録された山田裕仁は、引退した2014年までに19億1,782万5,099円を獲得しました。
山田裕仁は同期でもある神山雄一郎の存在が影響し、思ったようにタイトルが取れず「無冠の帝王」とも呼ばれていましたが、1997年に開催されたKEIRINグランプリでは特別競輪以上のタイトルを手にし、多くの競輪ファンの話題に。
さらに年間の賞金額は2018年に記録を打ち破られるまでは、2002年からの16年間もの間守り抜いていました。
【第3位】兄弟で競輪界の名選手になった村上義弘選手
生涯獲得賞金ランキングの第3位に選ばれたのは、兄弟そろって競輪界で活躍する村上兄弟の兄『村上義弘』です。1994年に73期としてデビュー後、2018年までに17億9,465万8,589円を獲得しています。
村上義弘は先行を得意としており、競輪ファンのなかでは「先行なら村上義弘」といわれるほどです。
また競輪の世界では基本的に師匠を持ち、師弟関係を築きながら切磋琢磨し、走行技術の向上を目指します。しかし村上義弘は競輪の世界では珍しく、師匠を持たない状態で日々の鍛錬を積んでいたことでも競輪ファンの注目を浴びました。
現在もS級1班として現役で活躍しており、2020年にはG1の『高松宮記念杯競輪』『オールスター競輪』『寛仁親王牌競輪』に出場し、大いに活躍しています。
【第4位】グランドスラムを達成した滝澤正光選手
歴代獲得賞金ランキングの第4位に選ばれたのは、現在日本競輪選手養成所の第23代所長を務める『滝澤正光』です。1979年に43期として登録され、引退する2008年までに17億5,644万円を獲得しました。
滝澤正光は未来のスターを訓練する日本競輪選手養成所の所長を務めるだけあって、現役時代は大きな身体から繰り出される力強い走りで当時のファンの心をわしづかみにしていました。
そして滝澤正光の伝説といえば、史上2人目となったグランドスラム。『全日本選抜競輪』『日本選手権競輪』『高松宮記念杯競輪』『オールスター競輪』『競輪祭』の5レースを制覇する偉業を成し遂げたのです。
【第5位】2018年に日本名輪会に入った小橋正義選手
歴代獲得賞金ランキングの第5位に選ばれたのは、2018年に日本名輪会に入った『小橋正義』です。1987年にデビューし、引退する2017年までに稼いだ獲得賞金は17億1,073万3,488円。
現役当時は天才的な位置取りのうまさがあり、1994年・1995年の日本競輪選手権の連覇に続き、1996年のKEIRINグランプを見事に制覇し、競輪ファンからは「新鬼脚」と呼ばれることもありました。
競輪界のレジェンドたちの生涯獲得賞金を見て夢見る若手選手
競輪選手たちは、実力や階級が上がれば上がるほどレースの獲得賞金も多くなります。そのため、常に「勝つこと」を意識して高みを目指さなければ高額な生涯獲得賞金を手にすることはできません。
本記事で紹介した歴代賞金ランキングを見ても、どの選手もかつて「レジェンド」と呼ばれるような名選手ばかりです。
生涯獲得賞金が10億円を超える競輪選手は数名いますが、20億円もの生涯獲得賞金を稼いだのは『神山雄一郎』だけで、いまだにその記録は打ち破られていません。さらに『神山雄一郎』は、現在も現役で活躍している選手なので今後どのくらいまで生涯獲得賞金が高くなるのかも気になるところです。
競輪界では毎年、競輪選手養成所を卒業した新たなルーキーが誕生します。そのような若手選手たちも『神山雄一郎』のような生涯獲得賞金20億円を夢見て、日々トレーニングに励み、頂点を目指しているのです。
参考 : WINTICKET 競輪勉強シリーズ
1位
-
賞金164,352,000円
マツウラユウジ松浦 悠士
登録地広島
卒期98期
2位
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賞金116,205,200円
グンジコウヘイ郡司 浩平
登録地神奈川
卒期99期
3位
-
賞金104,299,400円
ヒラハラコウタ平原 康多
登録地埼玉
卒期87期
4位
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賞金102,217,000円
コショウユウサク古性 優作
登録地大阪
卒期100期
5位
-
賞金90,603,000円
ヨシダタクヤ吉田 拓矢
登録地茨城
卒期107期
6位
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賞金82,126,000円
シミズヒロト清水 裕友
登録地山口
卒期105期
7位
-
賞金77,429,500円
サトウシンタロウ佐藤 慎太郎
登録地福島
卒期78期
8位
-
賞金75,552,000円
モリサワフトシ守澤 太志
登録地秋田
卒期96期
9位
-
賞金61,980,000円
ヤマグチケンヤ山口 拳矢
登録地岐阜
卒期117期
10位
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賞金61,700,000円
ヤドグチヨウイチ宿口 陽一
登録地埼玉
卒期91期
11位
-
賞金55,473,000円
アサイコウタ浅井 康太
登録地三重
卒期90期
12位
-
賞金48,824,800円
シンザンキョウヘイ新山 響平
2021/11/24(水) 07:30 1 5
先月の寛仁親王牌に続くGI連続優出。5年前の競輪祭がGI初決勝だった新山響平が時を経て、再び北九州メディアドームで躍動した。準決勝に続いて渡邉一成を背に打鐘前から強烈アクション。郡司浩平を斬って前に出ていた古性優作を叩き、果敢に先行態勢に入った。
「初手の位置はどこでも良かった。動きが多くなって北津留さんがどうするのかなと思ったけど、早めに車を下げた方が行くタイミングが来ると思って下げた。古性さんだったし、一成さんが飛び付かれてしまったら自分も苦しくなるので、そうならないようにイエローラインぎりぎりを攻めた。キツかったけど、意外に最後まで踏めた。それにしてもですね…」
渡邉も飛び付きを狙った古性を振り切って番手を死守。車間を開けて、最終4コーナーでは北日本のどちらかが優勝の青写真ができあがっていた。しかしゴール前、オレンジの勝負服が颯爽とVゴールを駆け抜けていった。奇しくも新山と同じ107期の吉田拓矢だった。
新山は悔しさを隠せない。「とにかく拓矢に獲られたことが悔しい。強いし、うまいし。もう追いつけないのでは、と思わされてしまう」。ちなみに吉田がGIII初優勝を飾った昨年12月の佐世保記念も、新山が2着だった。吉田のGIII初、GI初優勝を、もっとも近くで見させられたことになる。言葉で表した以上に悔しさでいっぱいだろう。それでも前を向いた。
「手応えはあった。また(吉田に)追いつけるように頑張ります」
吉田と新山のライバル列伝はまだ始まったばかり。両者が輪界に新しい風を巻き起こし始めているのは間違いないだろう。
そして19年8月の名古屋オールスター以来のGI優出だった渡邉一成は4着に終わったが、久々の大舞台で存在感を示した。二次予選Bへの繰り上がりはぎりぎりの63番目から、ファイナル前でコマを進めた。
「(番手を)狙ってくるなら古性君だと思っていた。響平がそうさせないように上を走ってくれたおかげで絡まれずに済んだ。響平は準決勝より強かった。自分が3コーナーで波を作れていれば、響平が優勝していたでしょうね。響平が北日本のエースです」
最後の一文の真意までは計れずなかったが、それほど新山の急成長を感じているのだろう。新田祐大、佐藤慎太郎、守澤太志、さらには復活をアピールした渡邉一成。そこに北日本の若きエースが誕生。これまで以上に北日本勢に注目が集まるに違いない。(netkeirin特派員)
2021/11/23(火) 20:59 2 12
11月23日、小倉競輪場で行われた朝日新聞社杯競輪祭(GI・最終日)の決勝は、7番手から捲り追い込んだ吉田拓矢(26歳・茨城=107期)が1着、先行した新山響平(28歳・青森=107期)が2着、吉田にスイッチして追い込んだ園田匠(40歳・福岡=87期)が3着に入った。3連単は⑦-⑤-④で55,370円という配当だった。
レースは郡司浩平(31歳・神奈川=99期)が斬って古性優作(30歳・大阪=100期)が抑えたところを新山がかまして打鍾先行。3番手を古性、4番手を捌いた郡司が追走して最終周回に向かう。縦長の中、古性や郡司は序盤の位置取りで消耗したか車が出ず、1センター6番手から松浦悠士(31歳・広島=98期)が猛チャージで追い上げ7番手にいた吉田もこれを追う。松浦は3コーナーで合わされて不発となるが、吉田はその外を踏んで直線はイエローラインを強襲。逃げ粘る新山を一気に交わし去って見事GI初優勝。競輪王に輝き、暮れのKEIRINグランプリへの切符を自らの手で掴み取った。
▶︎結果払戻はこちら
GⅠ 朝日新聞社杯競輪祭
並び 1-4 2(単騎) 3(単騎) 5-8 9-3 7(単騎)
レース評
年間通して安定した力を見せている郡司にV期待。古性も今年の飛躍は目を見張る。意地を見せる松浦、一発勝負の吉田に注。
7-5 6,700円(44番人
7-5-4 5万5,370円(284番人気)
戦い終わって
打鐘前に先頭に立った古性優作を新山響平が叩いて先行勝負。中団から仕掛けた松浦悠士に乗る形になった吉田拓矢が鮮やかに直線突き抜けて初のGⅠタイトルとGP出場を決める。「まだ実感がなく信じられない。ゴールして、これが感無量かと。いつも世話になっている平原康多さんをはじめ関東の先輩、後輩にこの優勝を伝えたい。家族の支えももちろん。古性さんラインから組み立てようと思っていて、道中で郡司浩平さん、松浦悠士さんに入られたけど落ち着いて脚はためれた。レースは一発狙っていただけ。松浦さんが仕掛けた勢いをもらって、最後は伸びた。4コーナーの下りで伸びる感じはあり、届いて良かった。同期の新山さんとGⅠで1、2着は信じられない。昨年の佐世保記念も新山さんが先行して自分が差した同じ結果。弟(有希)が出てきて負けられないと。お互い練習で高め合って、それが結果に出た。今日の有希の優勝は昼寝をしていて見てなかったけど(笑)。茨城の後輩にはGPに乗ってくださいとはっぱをかけられていた。こうしてGⅠを獲れて良い報告ができる。九州は本当に相性が良い地区だなと。GPは3人で走れるから楽しみ。昨年のGPシリーズを走った時はここまで来れるとは思わなかったが、GPの舞台に立てる事が叶う。志願して前を走らせてもらうから、ラインで優勝を出せるように。お客さんの声援のお陰で今回は優勝できた。GPでも良いレースができるように頑張りたい」。
2着に逃げ粘った新山は「初手はどこからでも。渡邉一成さんが飛付かれたら苦しくなると思ったから、イエローラインぎりぎりを攻めた。サドルが変な所に入ってどうかと。きつかったけど、意外と最後まで踏めた。とにかく同期の拓矢に先にGⅠを獲られたのが悔しい。彼は上手いし強くて、もう追い付けないかも。でも自分も手応えはあったから追い付けるように頑張りたい」。
期待を集めた地元コンビは後方に。北津留翼は不発に終わったが、園田匠がコースを突いて3着に。「今までで1番悔しいレースになった。翼と乗れたチャンスを活かす事ができなかった。9番手になったから、あのコースしかない所を踏んだけど。届かなかったのが今の力なので」。
▼「平和の文化」を構築する。
「対話」を通じた啓発、人と人とのネットワークの拡大。
「誰も置き去りにしない」社会的包摂。
▼社会問題化しているヘイトスピーチ(憎悪表現)、移民排斥、人種差別、社会的に弱い立場にある人々への差別が深刻化している。
▼人権教育の促進。
人権や難民問題に取り組む。
▼自然災害の頻度の高まり、被害も増大するなか、地域のネットワークは、レジリエンス(困難を乗り越える力)を活かして緊急に大きな力を発揮することが、国際的に注目されている。
復興支援を一層推進するために、多様な組織との連携を図る。
また、国際的な連帯を生かして、深刻化する感染症問題や難民問題に取り組む。
11/23(火) 8:58 毎日新聞
児相職員の性加害防止ルール明文化 自治体の3割止まり毎日新聞204
児童相談所(児相)を設置している自治体のうち、職員と子どもが不適切な関係になるのを防ぐためのルールやガイドライン(指針)を明文化しているのは3割程度にとどまることが、毎日新聞の調査で判明した。
一時保護中に知り合った女子中高生に対する児相職員の性犯罪も起きており、専門家からは職員と子どもが適切な距離を保つためのルールを明確にするよう求める声が上がっている。
児童相談所(児相)を設置している自治体のうち、職員と子どもが不適切な関係になるのを防ぐためのルールやガイドライン(指針)を明文化しているのは3割程度にとどまることが、毎日新聞の調査で判明した。
一時保護中に知り合った女子中高生に対する児相職員の性犯罪も起きており、専門家からは職員と子どもが適切な距離を保つためのルールを明確にするよう求める声が上がっている。
【グラフ】2010年度と比べると…わいせつ行為で処分を受けた教員数
調査は6~7月、児相を設置している74自治体に依頼。このうち43都道府県、16政令市、1中核市と東京都内の4区の計64自治体が回答した(回収率86%)。
その結果、64自治体の8割に近い49自治体が職員と子どもが不適切な関係になるのを防止する目的でルールや指針を設けていると回答した。だが、ルールや指針をマニュアルなどに記載して明文化しているのは19自治体にとどまり、残りの30自治体は「研修時に口頭で周知している」など周知方法にばらつきがあった。明文化している19自治体は回答した64自治体の3割にとどまる。
明文化した自治体は、マニュアルに個別連絡の禁止を盛り込んだり、「職員の居住地を教えない」「原則同性職員を配置する」といった内容を記載したりしているという。
児相職員と子どもを巡っては、札幌市児相の非常勤職員が児相で知り合った男児にわいせつな行為をしたとして2017年3月に強制わいせつ罪で懲役3年6月の実刑判決を受けた。19年10月には仙台市の児相職員が一時保護されていた女児2人に下半身を触らせるなどしたとして同罪で懲役3年の実刑判決を受けている。今回の調査では、20年までの10年間に子どもへの性加害を理由に自治体が児相職員を懲戒免職処分にしたのは札幌、仙台の事例を含め5件に上ることが判明。宿直室でハグやキスをしたり、自宅に連れ込んで性行為をしたりしていた。
今年5月には、横浜市の児相職員2人がそれぞれ一時保護中に知り合った女子中高生にホテルでみだらな行為をしたとして逮捕された(1人は神奈川県青少年保護育成条例違反で罰金50万円の略式命令。もう1人は不起訴)。どちらも子どもとネット交流サービス(SNS)で連絡を取っており、この事件をきっかけに同市では子どもからSNSで連絡があった場合、上司に報告するルールを設けるなど対策の動きも出ている。今回の調査でルールや指針を設けているとした49自治体のうち、35自治体が子どもとSNSなどで個別に連絡を取ることを禁じていた。
児相を所管する厚生労働省は「職員の育成は地方公務員を任命した自治体に権限がある」として、ルールの有無や内容は自治体に委ねるという立場だ。児童心理司として児相に19年間勤務した心理カウンセラーの山脇由貴子さんは「横浜のような事件を防ぐために、個人携帯で連絡を取り合うことは原則禁止し、子どもから連絡があっても返事をしないなどルールの内容を明確にすべきだ。それが職員自身の身を守ることにもつながると教育することも求められる」と話す。
これに対し、神奈川県中央児相で非常勤弁護士を務める藤田香織さんは「子どもと私的に連絡を取らないよう定めることは性被害を防ぐ観点では安全だ。しかし、退所した子どもと連絡が取れなくなると自立支援が行き届かなくなる面もある。児相全体で責任を持って退所後の支援を行う必要がある」と指摘する。【洪玟香】
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TBS 11月17日 1時05分
和歌山県の児童相談所の職員の男が、一時保護していた10代の女性にわいせつな行為をしたとして逮捕されました。
児童福祉法違反の疑いで逮捕されたのは、和歌山県子ども・女性・障がい者相談センターの福祉主事、浅野紘平容疑者(29)です。
警察によりますと、浅野容疑者は今年5月から8月にかけ、和歌山市の児相の施設で複数回、入所していた10代の女性にわいせつな行為をした疑いがもたれています。宿直勤務中の深夜に部屋に女性を呼び出すなどして犯行に及んでいたとみられています。
警察の調べに対し、浅野容疑者は「そんなに回数はやっていない」などと容疑を一部否認しているということです。宿直時は職員2~3人の態勢で子どもたちを見守っていたということです。
Sirabee2019年7月3日 15:20
児童相談所の職員が生徒にわいせつ行為 同僚も問題を認識していた事実が明らかに…拡大する(全2枚)
(deeepblue/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)子供たちを守る最後の砦ともいえる「児童相談所」。そんな子供たちを守ってくれるはずの機関で、不祥事が目立ってきた。福岡市の児童相談所にて、職員が施設内で女子中学生にわいせつな行為をする事件が発生。しらべぇ取材班は、福岡市児童相談所に事情を聞いた。
■担当生徒に職員がわいせつ行為
今月2日、福岡県警は同県に住む福岡市児童相談所職員の男(36)を、県青少年健全育成条例違反の疑いで通常逮捕した。被害者の女子中学生(14)が18歳に満たないことを知りながら、2月18日ごろに福岡市の児童相談所である「市こども総合相談センター」の施設内でわいせつな行為をした疑いがある。男は警察の調べに対して「一切していない」と容疑を否認しているという。
■「極めて遺憾」と怒りも
女子生徒はセンターに入所中で、男は2人きりで女子生徒の相談を受けていた。そして、3月13日に女子生徒が「容疑者から複数回わいせつな行為をされている」と、通学中の中学校の養護教諭に相談したことで問題は発覚したようだ。福岡市児童相談所はしらべぇ編集部の取材に対し、「3月上旬に別の職員が女子生徒から『逮捕された職員にわいせつ行為を受けた』という相談を受けた。しかし、生徒が事を大きくしないでほしいという希望だったので、警察には相談も通報も行なわなかった」と回答。センターの所長は「極めて遺憾。捜査の状況を見守りながら、把握した事実に基づき厳正に対処する」とのコメントを発表した。
■性被害に遭いそうになった経験は…
今回の事件は、中学生を狙った極めて卑劣なものである。しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,664名を対象に実施した意識調査でも、全体の15.0%が「子供の頃、性被害に遭いそうになった」と回答している。
いくら被害にあった女子生徒の希望とはいえ、犯罪行為の申告があったにも関わらず、警察に相談も通報もしなかった児童相談所。今回の事件で、子供に限らずショックを受けた人は決して少なくないはずだ。
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(文/しらべぇ編集部・おのっち)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日対象:全国の20~60代の男女計1,664名(有効回答数)
挑戦権は既に確定/将棋・王将戦挑決L
11/24(水) 10:04配信 ABEMA TIMES
藤井聡太竜王(左)と永瀬拓矢王座
将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が11月24日、ALSOK杯王将戦の挑戦者決定リーグで永瀬拓矢王座(29)と午前10時から対局を開始した。藤井竜王はここまで5戦全勝で、既に渡辺明王将(名人、棋王、37)への挑戦権を獲得。強豪ひしめく同リーグで6戦全勝し挑戦に華を添えられるか。
【動画】藤井聡太竜王、最年少四冠達成の瞬間
今年度、棋聖戦、王位戦、叡王戦、竜王戦と4つのタイトル戦に出場し、全てでタイトルを獲得した藤井竜王は、現在最多の四冠保持者で棋士の序列も1位に。デビューから6年目に突入したところで、全棋士の頂点に立つことになった。19歳3カ月で達成した最年少四冠でも大きな話題になったが、21日に行われた将棋日本シリーズ JTプロ公式戦では、決勝で豊島将之九段(31)に敗れ初優勝ならず。「藤井時代」に突入し始めたとはいえ、まだまだライバルの先輩棋士とも、わずかなところで勝敗が分かれる厳しい戦いの連続だ。
研究パートナーでもある永瀬王座とは過去に8局対戦し、7勝1敗と大きくリード。対戦はタイトル挑戦をかけた決定戦や、各棋戦の上位リーグなど、タイトルホルダー同士らしく、重要かつ大きな舞台での対戦が続いている。持ち時間は各4時間で、先手は永瀬王座。
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単勝オッズ1・2倍の馬が連絡みから消えることがあるのが、競馬でもある。
島田真治は、新聞専門紙の予想を頼みにして、何度も買った馬券が外れてきた。
競馬で悔しい思いをしたは数知れない。
過去には、1日で50万円も失ったことがあるので、尋常ではない。
「競馬で負けても、人生の勝負に負けたわけではない」一人酒場で強がる。
その日は、大井ではなく、浦和へ行く。
そこでも、コーチ屋に絡まれそうになったので、特別観覧席に退避する。
「お前、元気ないな。大丈夫か。サラリーマンだろう?会社の金を使い込んでいるのか」とコーチ屋の一人が嫌なことを言う。
真治は、無職でありで失業保険で、何とか生活をしのいでいる身であるのに、相変わらずの競馬通いだった。
その人の10レースは本命3ー8の馬券3・8倍の馬券を1万円買ったら、隣の4-8となる。
4-8は7・5倍で押さえるべきであったと悔やまれる。
2-8の10・2倍の馬券を5000円買っていたのだ。
「あ~あ、4-8を見落とした。まだまだな」とつぶやく。
まだ月のはじめなのに、残りの失業保険の残りが少なくなっていた。
<サラ金の借金はこれ以上増やせないな>どうにもならない立場に追い込まれていた。
そこで、真治は、実践的競馬論を思い付く。
それは、予想行為の否定である。
それを完璧に実践するために、スポーツ新聞や競馬専門紙は持たない。
オッズ表にも目もくれない。
1レースは、車券を買わずに観戦する。
結果は、3-7だった。
そこで、3-7の下がり目の3-6、2-7を2レース以降買うことに。
初めは500円なので、1000円の投資。
外れたら、3レースは1000円に増やすので2000円の投資。
また、外れたら2000円に増やすので4000円の投資に。
そこでも外れはたら、1000円に戻す。
次もはずれたら2000円に増やす。
その繰り返しである。
倍々方式は、危険と考えて戻すのである。
投資は以下
2レース 1000円
3レース 2000円
4レース 4000円
5レース 8000円
6レース 1000円
8レース 2000円
9レース 4000円
10レース 8000円
8000円投資した時に的中すれは一番ラッキーのだが、資金的限界もあるので、あえて繰り返すことにした。
それでも、3-6と2-7の目が出ない日もある。
だが、幸運にも、下がり目の2点を追いかけて、奇しくも4000円の馬券が的中したのだ。
枠連で324倍の高配当であった。
「これで、サラ金地獄とは、おさばらだ!」
「ゲット!ゲットだ!」真治は人目もはばからず雄たけびを上げる。
久々に痛快な気分になれた。
そして、久しぶりに、実家の三鷹に向かう。
父親の伸一に30万円もの金を借りていたのだ。
そして、父親から、思わぬ事を知らされる。
「お前に渡すものがあるんだ。その前に、仏壇で母さんに手を合わせて祈るんだ」
仏壇は居間の隣の3畳のにあった。
「母さんは、お前のことを何時も、祈っていたんだよ」
真治は初めて知らされ、目が潤んできた。
仏壇前に掲げられた母の手札サイズの写真は、真治がカメラで写したもので、大きく伸ばして葬儀際には遺影として使用された。
真治が祈った後に、父親が仏壇の引き出しを開ける。
「何んだろう?」真治は父親の手元を見る。
軽い脳梗塞の後遺症で父の手は少し震えていた。
「この、郵便貯金は、母さんがお前名義で積み立てものだよ。大事に遣うだいいね」
震える父の手から印鑑も手渡された。
真治が確認すると<何と!>500万円もの大金であったのだ。
これまで、サラ金地獄に喘いできた真治は、亡くなった母にも救われたのだ。