とねり日記

とりことや舎人(とねり)の
どげんかせんとの日々

声変わり

2024年08月09日 | 山里から

立秋が過ぎると空気が変わってくる。日中の猛暑は続くが午後の日差しには弱さが混じるようになる。日によっては朝は寒いくらい。

前庭のチョビコたち。人の年なら嬉し恥ずかし十七、八。外に出るといつも三人連れだって動く。

怖がりだけど好奇心には勝てず、お姉ちゃんのところに近づいていっては突かれ、鳴いて帰ってくる。

今もまた萩の根元で砂浴びしているお姉ちゃんが気になるようで…あんまり近づくなよ。

うっとりした表情で砂浴び中のビビたち。

しばらくすると案の定チョビたちの鳴き声が聞こえてくる。騒ぎが止むと再び静かな夏の昼下がり。

お姉ちゃんに追い払われてやって来たのは裏庭。

娘十八番茶も出花…か。

朝、開く蓮の花のよう。

お気に入りの裏庭の縁側に勢揃い。

艶やかな羽、ティアラのようなトサカ、まだ色あせしていない黄色の脚。大人の一歩手前まで来ているが、まだ声は大人になりきっていない。ちなみに下の動画は生後1か月、5月の末に外の小屋に移った日の夕方の鳴き声。

そして今、声変わり。

すっかり声が変わると、早い子はひと月半後の9月下旬には卵を産み始める。

チョビコは生まれつき体が大きかった。顎の下にタブも出てきた。最初に産むのはこの子かもしれない。

 

コメント
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