猛暑日が続くなか、大きな方の田んぼの稲刈りをした。
最初は余裕だったけど…30分に1回、休憩&水分補給を入れないとヤバイ感じ。私の顔は紫色になり、舎長の顔は鮮紅色になり…。この日の天気予報では京都市内で37度。命の危険を感じながらの稲刈りとなった。
ようやく最後の一条。
イェーイ!
刈り取った稲をハザ(稲木)に掛けて干す。
お疲れさ~ん!
ところで今年は未登熟の青い穂が多い気がする。暑さのせいだろうか。
などなど…気にかかりつつ、稲木に掛け終わる。が、これで終わりではない。通常ならこの季節この地方は時雨(しぐ)れる。刈り取って稲木に1~2週間掛ければ乾く、と最初のころは思っていたが、そんな簡単なことではない。毎日毎日、天気予報を見ながら、ハザに掛けた稲の「守(も)り」が続く。雨が降りそうならビニールを掛けてやる。
水分量が16%以下になったら、稲こき(脱穀)。それから、今やんのところで籾すり(脱稃)をしてもらい、玄米にして保冷庫に保管する。今年は暑さのせいか、手植えで植え付け株数を減らしたせいか、収量は減った。私たちの周辺の田んぼの収量も軒並み減ったようなので、暑さのせいかもしれない。でも毎年、増減はあるものの、稲は収量がゼロということはない。多少減っても1反あれば自分たちが食べて、かつ、お客さんに出す分まで穫れる。仮に戦争が起きても田んぼと金(ゴールド)は究極の「安全資産」だと思う(米そのものを備蓄しておいてもいずれカビるからね)。
残るは黒米の稲刈りのみ。
稲刈りが済んだ田んぼに、山の落ち葉を入れる。
来年までゆっくり休んでね。