ちょっと頼まれたので書いたのでありまして、
決して私が涙を流したわけではありません。
でも最近、感激して涙がこぼれそうになることが、
とても多くなりました。
ほぼ半紙大
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私が考えるに 「書く」ものではない気がするんです。書とは別物というか…??? 彫刻的なイメージしかなくて、書との共通点がどこにあるんだろう?と思ってしまうんですよね。
すみません。ホントに素人で まったく わかっちゃいない。恥ずかしながら お尋ねしてみました。
例えば 墓石とかの文字も出来たりするんですか?
さて、ご質問にお答えいたします。
書道の歴史は文字を刻することから始まります。殷の時代の甲骨文が最も古い漢字といわれていますが、それは骨などに、先の鋭い刃物のようなもので刻されたものなのです。そこから文字が発達し、金文→篆書→隷書 と変遷していくのです。その間に筆も一般的に使われるようになり、徐々に文字は書くことが中心となっていくのです。
つまり、この篆刻は書道の根源である文字を「刻する」ことで表現しているものなのです。そして使用する書体は篆書が中心なのです。ですから、この篆刻は書道の分野の一つとして扱われているのです。
回りくどい説明になってしまいましたが、簡単に言うと、文字を素材として「刻している=書している」から書道なのです。
お分かりいただけたでしょうか。