「流した涙」と書いた 2007-10-14 | いろいろな書の巻 ちょっと頼まれたので書いたのでありまして、決して私が涙を流したわけではありません。でも最近、感激して涙がこぼれそうになることが、とても多くなりました。ほぼ半紙大Blogランキングに参加しています « 久しぶりの篆刻 | トップ | ユニークな三人展 »
3 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (ゆこ) 2007-10-15 20:44:36 流した涙… 涙か流れている光景が見えてきそうです。 さて、↓のてんこくについてですが 教えて頂けますか?私が考えるに 「書く」ものではない気がするんです。書とは別物というか…??? 彫刻的なイメージしかなくて、書との共通点がどこにあるんだろう?と思ってしまうんですよね。すみません。ホントに素人で まったく わかっちゃいない。恥ずかしながら お尋ねしてみました。例えば 墓石とかの文字も出来たりするんですか? 返信する ゆこ様 (toraian) 2007-10-15 22:11:25 コメントありがとうございます。さて、ご質問にお答えいたします。書道の歴史は文字を刻することから始まります。殷の時代の甲骨文が最も古い漢字といわれていますが、それは骨などに、先の鋭い刃物のようなもので刻されたものなのです。そこから文字が発達し、金文→篆書→隷書 と変遷していくのです。その間に筆も一般的に使われるようになり、徐々に文字は書くことが中心となっていくのです。つまり、この篆刻は書道の根源である文字を「刻する」ことで表現しているものなのです。そして使用する書体は篆書が中心なのです。ですから、この篆刻は書道の分野の一つとして扱われているのです。回りくどい説明になってしまいましたが、簡単に言うと、文字を素材として「刻している=書している」から書道なのです。お分かりいただけたでしょうか。 返信する 篆刻 (ひろこ) 2007-10-18 21:30:27 私も学ばせていただきました。ありがとうございました。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
私が考えるに 「書く」ものではない気がするんです。書とは別物というか…??? 彫刻的なイメージしかなくて、書との共通点がどこにあるんだろう?と思ってしまうんですよね。
すみません。ホントに素人で まったく わかっちゃいない。恥ずかしながら お尋ねしてみました。
例えば 墓石とかの文字も出来たりするんですか?
さて、ご質問にお答えいたします。
書道の歴史は文字を刻することから始まります。殷の時代の甲骨文が最も古い漢字といわれていますが、それは骨などに、先の鋭い刃物のようなもので刻されたものなのです。そこから文字が発達し、金文→篆書→隷書 と変遷していくのです。その間に筆も一般的に使われるようになり、徐々に文字は書くことが中心となっていくのです。
つまり、この篆刻は書道の根源である文字を「刻する」ことで表現しているものなのです。そして使用する書体は篆書が中心なのです。ですから、この篆刻は書道の分野の一つとして扱われているのです。
回りくどい説明になってしまいましたが、簡単に言うと、文字を素材として「刻している=書している」から書道なのです。
お分かりいただけたでしょうか。