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膵臓

2008-03-19 14:44:28 | 解剖生理学(内分泌系)
膵臓(すいぞう)は腹膜腔の後ろにあり、後腹壁に接しています。膵臓は消化液を分泌する外分泌腺であり、また内分泌腺でもあります。膵臓の大きな役割は膵液の生成・分泌で、膵液がないと円滑な消化は行われません。

 膵臓の外分泌部は、膵臓の中央を走っている膵管に集まり、総胆管と合流し、ファーター乳頭(大十二指腸乳頭)から十二指腸に分泌されます。

 膵臓外分泌部からは、1日に約500~1000mlの膵液が分泌されます。膵液は3大栄養素の消化酵素を含んでおり、弱アルカリ性で胃液にて酸性になった食物を中和し、消化酵素をはたらかせます。

 内分泌部は、ランゲルハンス島(膵島)といい、その数は100万といわれています。β細胞からは欠乏すると糖尿病となるインスリン、α細胞からは血糖を上昇させるはたらきのあるグルカゴンというホルモンが分泌されます


膵臓は 腺細胞とランゲルハンス島という2種類の細胞が入り交じってできている内・外分泌の両方を営む臓器です。

膵臓の主な機能である外分泌としては 腺細胞から蛋白質を分解するトリプシンなどの 消化酵素を含む膵液が 消化管ホルモンと迷走神経の指令を受けて分泌されます。

また 内分泌では ランゲルハンス島のβ-細胞からはインスリンがα-細胞からはグルカゴンというホルモンがそれぞれ分泌され これらは糖代謝を調節しています。
膵臓の体積の95%以上は外分泌部が占める。残りがランゲルハンス島である。

膵臓(すいぞう)(英pancreas)とは、脊椎動物の器官のひとつで、膵液と呼ばれる消化酵素を含む液体を分泌し、それを消化管に送り込む外分泌腺である。

また、魚類以外の膵臓の中には、ランゲルハンス島(らんげるはんすとう)と呼ばれる球状に小さな細胞の集塊が無数に散らばっている。ランゲルハンス島は、1個1個が微小な臓器と考えられ、インスリン、グルカゴンなどのホルモンを血液中に分泌する内分泌腺である。

したがって膵臓全体として見ると、両生類以上の動物の膵臓は、2つの機能を持つといえる。

内分泌機能 - いくつかのホルモンを分泌する内分泌器
外分泌機能 - 膵液を小腸(十二指腸)に分泌する消化器
ランゲルハンス島を、膵臓の内分泌部とも呼び、これに対し、ランゲルハンス島でない部分(膵液を分泌する部分)を外分泌部とも呼ぶ。(ただし、魚類では、ランゲルハンス島は、膵臓とは別の場所に分かれて存在しているので、魚類の膵臓は、内分泌腺としての機能は持たない。)


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