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参照。

副腎

2008-03-19 14:38:07 | 解剖生理学(内分泌系)
副腎は、哺乳類などに存在する器官(約7~8g)、半月状の扁平な形で、多種のホルモンを分泌する内分泌器の一つ。左右両側の腎臓の隣に一対あることから、この名があるが、実際には腎臓と直接の接続はない。

大きく2層構造をしており、中胚葉由来副腎皮質(80%)および外胚葉由来副腎髄質(20%)から構成される。

副腎皮質からは、多種のステロイドホルモンが分泌される。それらのホルモンをまとめて副腎皮質ホルモンと総称する。副腎皮質ホルモンは、その機能から大きく3つに分類される。
体内での糖の蓄積と利用を制御する糖質コルチコイド、
無機イオンなどの電解質バランスを調節する鉱質コルチコイド、
そして生殖機能に関与する性ホルモン、特にアンドロゲンである。

副腎髄質からは、
カテコールアミンホルモンであるエピネフリン(アドレナリン)、
ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)が分泌され、体のストレス反応などの調節を行っている。

皮質と髄質とは機能的には直接の関連性はない。


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