常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

ワンワン

2006年11月23日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい
今の時間寒いっすねー。
登山に使っているフリースを羽織っても、ガタガタ震えます。足元からくる冷え込みっていうのでしょうか。
この寒さの中、外犬ってのは我慢を強いられているでしょうね。

徳島で崖っぷちに取り残された野良犬が救助されたというニュースあったでしょ。
飲まず食わずで6日間立ち往生していた事件。

犬に6日間もかけて何やってんのって思いましたがね。人間相手ならば時間も惜しまずにやるのでしょうが、さすがに野良犬相手に通常の業務ほっとくわけには…てのが現場の考えでしょうか。

全国的なニュースになって「犬一匹助けられなくて人も助けられんのっ!?」みたいな声と行政のメンツもあって、犬を両サイドから嗾けて網に落とし、あっという間に事は済んだのです。

助かるまではゴタゴタあったけど終われば情ってやつで解決だね。近所のオバサンは泣いて喜んでいたけれど、代わりに飼う事に関しては冷静かもしれん。
この事件、崖に取り残された犬ばかりに注目がいっていたけれど救出前に、別の一匹が保護されたんだよね。それと舞台になった山には野良犬がけっこういるみたいよ。

救出云々万歳ともいってられないね。世の中野良犬、野良猫、野良etc沢山いるんだもの。人に管理されるのとどちらが幸せかっていう話の前に、飼う心掛けな気がするな。
福祉に「揺り籠から墓場」までって言葉があるけれど、ペットにだって当然じゃん。大体言葉しゃべれないし分からないんだしさ。