常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

ピンとこない間にギュンと来る

2006年11月15日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい
銭金をみていたらば
♪ピロロンピロロン「津波警報」が流れた。
地震がどこで起きたのかを、なかなか明らかにしないので
いざという時ののNHKにかえた。
特番を組んで
津波がくる!九時何分に到達する!危険だから避難してくださいってな内容が繰り返されていたものの、一体どこで地震が起きたのかは分からんしさ。
それからNHKと北海道沿岸地区の役場と電話が繋がって、情報交換が始まったものの、地区ごとの対策が違うのね。避難注意するのか自主避難させるのか、はたまた発生から30分経っても何もしてない所とか色々。NHKも強くは促せないから大変さ。

それで地震が起きた場所が判明しました。千島列島の東方沖。
ここでようやくスッキリしたね。なるほどあそこなのかってさ。緯度と経度を聞きながら地図で確かめていると
ある大きな地域が避難勧告を始めたのね。すると牽制するように、全地域がこぞって避難勧告に切り替えたのさ。避難状況の報告の後にあえて強調するように「避難勧告に切り替えました」みたいな感じでこぞって切り替わったし、それから避難指示にするところも現れたしね。
ここに行政特有の掟を実感したよ。

まだどうなるか分からないけどさ。なんか自分の市や町が、他の地区に負けないように急ぎだすのはどうかと思うよ。追求してみれば肝心の避難している方はちょこっとじゃん。しかもその追求の時だけ担当者のトーン低いしね。

津波の高さ何mっていう表現では、そのものの強さがわからないね。
「30cmの高さならば子供ならば波にさらわれて、かえってきません」
とかもっとパワーを伝えてもらわないと、恐さが伝わらないよね。