拓さんご推薦の映画~♪と思って急いで観に行ってきました。
「荒川アンダーグラウンドください!」と窓口で言ったら
「・・ブリッジですね(笑)」とやんわり返された。恥ずかしい。
舞台「ファンタジア」を演出された方が監督。
ブログで川久保くんが教えてくれたのだけど
そのことを知らないで見たとしても気づいたかもしれないなと思うほど
テイストが似ていて見ていて懐かしくて何度か胸が締め付けられました。
群像劇なのだけどその中で主役2人が向き合う姿が素直でまっすぐで、
まっすぐ過ぎて癒されました。いいなぁ、若いってなんて思う。
台詞も時々(舞台と)「同じか?」と思うほど口調まで近くて
ということは大事だと思われてることがブレてないということで。
仲間が大事で損得関係無い「愛」が大事。そこはずっと変わらない。
言いたいことを伝えるための不思議な(たぶんファンタジーの)媒体を使って
見ている側に無理なく寄りそうような形で映像として見せてくれる。
優しい気持ちになります。
観てる側の教養というか今まで見てきた蓄積とかを問われるみたいな
ちょいマニアックな例え方とか時々文語調であったり、かっこいい俳句みたいだったり
ちょっと挑戦的な見せ方をされる方なので
見終わった後、頭が心地よい疲れ方をするんです。
映画は出演者もなにげに豪華。
ただ被り物が多いので最後まで誰だか分からない方もいます(もったいない)。
原作も読んでみたくなりました。