ひねもす のたりのたり かな

映画やら舞台やら日常やらお仕事やら

The焼肉ムービー「プルコギ」の試写会に行きました

2007年04月20日 19時22分13秒 | 映画
恐怖の映画The焼肉ムービー「プルコギ」の試写会に行きました。
何ですか、あの映画はっ!!
「お腹も心も満たされる食エンタテイメント」……なんて大嘘じゃないですかっ!誰かあの映画を見て満たされた人っているんですか?どうやったら満たされるんですか?教えて下さいよっ!!
私と友達は見終わった途端に…いや見てる最中からずーーーーーーっと焼肉が食べたくて食べたくて、飢えまくりましたよ。
客電付いたて二人一緒に
「肉食いてーーー」(赤肉色)
赤肉色で言ってはみたけど、二人とも赤肉食べなくても、白肉さえあればOKで「ホルモン姉妹」と知り合いから言われるぐらいに白肉好き。

ニッショーホールのある虎ノ門から新橋まで、焼肉求めて行きましたよ。
ギブミー肉っ!
ギブミー ホルモン!!
ギブミー 塩コプチャンっ!!!
……一番最初に目についた韓豚屋で、とりあえずは肉への欲求をおさめました。
ここで食べなかったら、きっと肉の夢見て、しばらく焼肉求めて幽鬼のごとくさまよい歩いていたわ。でもここの店から出て、新橋駅に行く道にホルモン倶楽部なんてあって、ついうっかりまた飛び込みたくなりました。……今度行こうな、友よっ!

で、ホルモンは置いておいて、映画。
「お腹も心も満たされる食エンタテイメント」…これより、チェ・ホフマンの予告にある「笑いあり!涙あり!肉あり!」の方が絶対にぴったりだと思う。だって、本当に笑って泣いて、肉もたっぷりあったもの。
なんとなくキワモノ映画っぽいけれど、極めて正統派の映画だったなぁ~。
肉にワクワクしていて、ストーリーはあんまりワクワクしなかったけれど、面白かったよ。結末が見えてても、面白い。青春だったし。登場人物全員、可愛らしかった。
コネタもとても良かった。たくさんの登場人物がね、持ち前のカラーをあちこちに隠し味のようにピリピリ効かせて、映画を盛り立てていた。クスクスウフウフ笑ってばっかりだった。本当にね面白かった。

山田優もね、とっても可愛かったよ。顔を本当にくっちゃくっちゃにして泣ける女優は大好きだ。そして、あの美しくも華奢でなくて肉感的で機能的な足は、蹴るという行為にまったくふさわしい足だわ。あんな素晴らしい有効利用は、今まで無かったと思う。もっともっと活用すべきだよ。
松田龍平もね、ギラギラした役よりもこうゆうちょっと情けない男の子はぴったりだと思う。「あたしがいて嬉しいだろ」って台詞に、だまってこくんと頷いちゃう姿は、本当にどっかに男の可愛さとして展示しておきたいぐらいだった。気張ってるんだけど気張りきれない、弱さとか、凄い良かった。
ARATAの赤肉チームは、キワモノずくめ。桃井かおりも田口トモロヲも極めていた。こんな奴どこにもいねーーっ!!!って言うぐらいに、本人カラーを持ったまま極めていた。この脚本は、アテ書き??
白肉チームの方がキャラ的にはジューシーでさっぱりで分かりやすい赤肉で、赤肉チームの方がギトギトでズルズルでコリコリでハマルと堪らない白肉キャラだったなぁ。
見て損は無い。肉好きには、超オススメしちゃうよこの映画はっ!!だけど、見た後に飛び込める焼肉屋は確保しておいてね。