ひねもす のたりのたり かな

映画やら舞台やら日常やらお仕事やら

ロボッツの試写会に行ってきました

2005年04月14日 17時26分25秒 | 映画
環境庁主催な上、3R推進キャンペーンで環境大臣の舞台挨拶付きっというお堅い感じだったので、もしかしたらリーマン満載かと思っていたら、ロビーでロボッツの面々(ロドニー、ギャピィー、ビックウェルド博士)がお出迎えしてくれましたよ。うひゃーーっ!!可愛いっ!
ロドニーがえらく可愛くてね、びっくりしました。そしてとても愛嬌たっぷりで、色んなポーズしてくれるし。あんまりばたばた歩き回って変なポーズとかしているせいか、パンツがちょっと壊れて浮いちゃったりしていました。本編と全然違って、お調子者っぽかったです。ギャピィーのお化粧直す振りしたり、からかってみたり。一人の時は、ボディビルダーのようなポーズを取ってくれたり、マッスルマッスルみたいなのやったり、後ろ向いてお尻突き出してみたり。げらげら笑っちゃった。……はい、つまりかなりずーーーっとこの着ぐるみさんたちを見ていました。だって可愛いんですよ。

ちょっと夢の無い話ですが……。ロドニーは意外に小さいし、細い……これ中に入ってる人って本当に細て人じゃないと無理。ロドニーのお尻もちっちゃいのに、中の人のおしりはもっとちっちゃい……。手首や足首に首筋は生身の人のサイズなんだけど、本当に細くて華奢。ギャッピー以上に細い人が入ってるんではないかと、想像。なのに、あんなにサービスしてくれた。ありがとぉ。ロドニーとギャピィーには中に人が入ってるんだろうけど、ビックウェルド博士はどうやらロボット(変な言い方)(笑)体の下にキャタピラがあるのか車があるのか、くるくる回転したり、じわじわ動いては細い手をカクカクと動かしていた。ビックウェルド博士はフォルムがとっても可愛い。まるまるまる~なんだもん。

本編は、環境大臣の挨拶と、推進委員長だかの北野大氏の挨拶の後に始まりました。二人とも簡潔で分かりやすいく気持ちの良い挨拶をなさいました。余分の無い挨拶は、美しい(笑)そうそう、北野氏は吹き替えをやる草なぎ剛についても、ちょびっと触れてました。っといっても、顔が似てますよね…ってような事だけだったけど。

映画は単純な内容で、面白かったです。全体にやさしさがいっぱい。いつか偉くなるって、アメリカンドリーム的な夢の叶え方がね、シャークテイルと真逆だったのが、面白かったです。俺にはきっと輝く「何かがあるはずだ」っていうのと、俺の「この才能を」認めて欲しいっていうのの違い。何かがあるつて漠然とせずに、持っているものを伸ばしたい希望。今の自分を否定している者と、自分をしっかり見つめている者。大学行っても何もしたい事が見つからず、自分にふさわしい仕事を求めてフリーターを続ける者と、中卒で自分の道を決めて見習いから仕事をしている者。そんな差。
実際に私は話的には、ロボッツの方が断然好きだ。ってより、単にシャークテイルは嫌いな話なだけだ。渋谷にたむろってるアホな若者みたいな奴が、成功する話なんてごめんだ。諦めずに頑張るロドニーの方が好きだ。
子供にもわかりやすいような気がする。あのシャークテイルみたいなもの凄い量の台詞はなく、もっとゆっくり話は進むし、やたら動きも慌しくなく、きちんと必然を作って動きまわる。台詞よりむしろ動きで笑わせてるので、面白いし。大人も面白い小ネタもいっばいだしね。
あんまりきゃっきゃっと笑っていたら、前の子供がびっくりして振り返っていた。君はまだダースベーターを知らないのね……。
ロドニーは可愛らしくも、ちょっとカッコイイ。やる時はやるぜっ!みたいな感じ。ギャピィーは声の吹き替えの矢田ちゃんがピッタリって感じで、彼女の足に仕込んであるモノはカッコイイ!
最強キャラはママ!ロドニーのママじゃなく、別のママ。これが怖いのよ!ママって言われるまで、女って分からなかった。

公開は8月。うわっ、先が長いな~。