応募内容はきちんと理解した、応募用紙も手に入れた、さて次はこの応募用紙にいかに書き込むかです。
応募用紙は各財団によって、フォーマットが異なっています。それぞれの財団のサイトのあり方や、その後の事務処理の方法を元に作られています。Wordファイルで配布しているところもあれば、エクセルファイルフリーフォーマットのところもあるし、PDF方式での配布のところもあります。それぞれが一応意味をもって行っているものなので、その方式に従うようにしましょう……っというより従って頂きたいのです。
PDF方式だと書き込みが出来なくて面倒だっという意見もありますが、改変をされたくない場合や、Word等の購入しないと使えないソフトを利用しないためや、Word以外のソフトを使って作られた応募用紙の場合等、イロイロと理由があったりするのです。
改変不可と言っても、書いてあるものを全部書き込んであればOKなのではないのか?っという問い合わせもありますが、ページ組みに理由があったりもするのです。
1ページ目だけをコピーして入力作業に利用したり、NPO活動の概要の載っているページのみをコピーして応募全体の集計や統計を取ってみたりと、ページごとに切り離して利用する事もあるのです。これを改変されたりすると、8ページ目を利用しようとしたのにある人は8ページと9ページにまたがって情報があるから、2ページコピーしないといけない、この人は8ページじゃなくて12ページになっている……と800件もある応募を1件ごとにチェックしながらコピーしなくてはいけないので、もの凄い労力になってしまうのです。
そして枠の大きさにも、それなりに意味があります。この大きさ以内に、活動の内容をまとめて下さい。つまりこの範囲に書き込む能力を、見ています。どれだけ自分の活動や研究内容を理解して、たいらな文で表現出来るのか。これの上手な人は、応募用紙のどこを見ても上手に書けています。
こんな枠には無理っと思わずに、もう一度違う目で見てみて下さい。別の人に読んで貰い、分かるかどうか聞いてみるのも手です。どうゆう研究や活動か、その中で自分が何がやりたいのか、まとめ直すと上手く書けたりするものです。
絶対に避けておいた方が良い事。
別添参照と書類の追加送付。これは絶対に避けましょう。
応募件数が多ければ多い程、事務処理は機械的になります。公募締め切りから発表まで長い期間があるようですが、実は意外に審査のためのスケジュールはタイトなのです。一次審査までは、約三週間未満。その間に1000件以上の応募書類を、まずは受付名簿に書き込み、それを分類して受付番号を全ページにナンバリングし、そして審査するために人数分コピーをしなければなりません。コピー機を一日フル活動させても、全てをコピーするのに一週間以上かかってしまいます。そして担当者は、全てそれを読んで一次審査するのです。9ページの応募用紙なら、9000ページ以上を読むのはもの凄く大変な作業です。
応募書類と添付資料は、応募番号が振られるとすぐに別に分けられます。この分け方は一次審査に使用する書類と、使用しない書類です。別添参照と書くと詳細不明のまま、殆ど書類不備扱いで処理されてしまう事もあります。酷い方になると、殆どの内容が別添参照と書かれて、応募書類は真っ白に近い事もあります。
こうなると担当者は、迷わずに書類不備っとしてしまいます。当たり前です。あと1000ページも読まないといけないのに、今ここで席を立って資料を探しに行くのは面倒なんです。最初からダメって言ってある事を、わざわざやる方が悪いのです。書類不備、失格。
書類の追加や差し替えも、無理です。1000件の名前の中から、その人を探し出して追加や差し替えをし、そして一次コピーした分8部なら8部全部を差し替えしなくてはなりません。こんなのが何通も来たら、一日がこれで終わってしまいます。他にもいっぱいお仕事はあります。
追加や差し替えが来たら、まず保管します。外部に入力を委託していた全データが戻って来てから、データで検索して、その人のものと追加や差し替えます。実は……この段階で、もう一次審査は終わってしまっています。上手く二次審査まで残っていられたら、二次審査で反映されますが、残っていなかったら無駄になっちゃいます。ですから、もう極力追加や差し替えの無いように、送付時点でちゃんと揃った書類を出しましょう。
……うちの財団では、ページに抜けがあると、コピー段階で「本ページ欠落」って紙を差し込んでコピーされます。あぁ、この人ページ欠落しているのかって一目で分かってしまうので、かなり恥ずかしい申請書になってしまってますので、絶対に避けましょう。
応募用紙は各財団によって、フォーマットが異なっています。それぞれの財団のサイトのあり方や、その後の事務処理の方法を元に作られています。Wordファイルで配布しているところもあれば、エクセルファイルフリーフォーマットのところもあるし、PDF方式での配布のところもあります。それぞれが一応意味をもって行っているものなので、その方式に従うようにしましょう……っというより従って頂きたいのです。
PDF方式だと書き込みが出来なくて面倒だっという意見もありますが、改変をされたくない場合や、Word等の購入しないと使えないソフトを利用しないためや、Word以外のソフトを使って作られた応募用紙の場合等、イロイロと理由があったりするのです。
改変不可と言っても、書いてあるものを全部書き込んであればOKなのではないのか?っという問い合わせもありますが、ページ組みに理由があったりもするのです。
1ページ目だけをコピーして入力作業に利用したり、NPO活動の概要の載っているページのみをコピーして応募全体の集計や統計を取ってみたりと、ページごとに切り離して利用する事もあるのです。これを改変されたりすると、8ページ目を利用しようとしたのにある人は8ページと9ページにまたがって情報があるから、2ページコピーしないといけない、この人は8ページじゃなくて12ページになっている……と800件もある応募を1件ごとにチェックしながらコピーしなくてはいけないので、もの凄い労力になってしまうのです。
そして枠の大きさにも、それなりに意味があります。この大きさ以内に、活動の内容をまとめて下さい。つまりこの範囲に書き込む能力を、見ています。どれだけ自分の活動や研究内容を理解して、たいらな文で表現出来るのか。これの上手な人は、応募用紙のどこを見ても上手に書けています。
こんな枠には無理っと思わずに、もう一度違う目で見てみて下さい。別の人に読んで貰い、分かるかどうか聞いてみるのも手です。どうゆう研究や活動か、その中で自分が何がやりたいのか、まとめ直すと上手く書けたりするものです。
絶対に避けておいた方が良い事。
別添参照と書類の追加送付。これは絶対に避けましょう。
応募件数が多ければ多い程、事務処理は機械的になります。公募締め切りから発表まで長い期間があるようですが、実は意外に審査のためのスケジュールはタイトなのです。一次審査までは、約三週間未満。その間に1000件以上の応募書類を、まずは受付名簿に書き込み、それを分類して受付番号を全ページにナンバリングし、そして審査するために人数分コピーをしなければなりません。コピー機を一日フル活動させても、全てをコピーするのに一週間以上かかってしまいます。そして担当者は、全てそれを読んで一次審査するのです。9ページの応募用紙なら、9000ページ以上を読むのはもの凄く大変な作業です。
応募書類と添付資料は、応募番号が振られるとすぐに別に分けられます。この分け方は一次審査に使用する書類と、使用しない書類です。別添参照と書くと詳細不明のまま、殆ど書類不備扱いで処理されてしまう事もあります。酷い方になると、殆どの内容が別添参照と書かれて、応募書類は真っ白に近い事もあります。
こうなると担当者は、迷わずに書類不備っとしてしまいます。当たり前です。あと1000ページも読まないといけないのに、今ここで席を立って資料を探しに行くのは面倒なんです。最初からダメって言ってある事を、わざわざやる方が悪いのです。書類不備、失格。
書類の追加や差し替えも、無理です。1000件の名前の中から、その人を探し出して追加や差し替えをし、そして一次コピーした分8部なら8部全部を差し替えしなくてはなりません。こんなのが何通も来たら、一日がこれで終わってしまいます。他にもいっぱいお仕事はあります。
追加や差し替えが来たら、まず保管します。外部に入力を委託していた全データが戻って来てから、データで検索して、その人のものと追加や差し替えます。実は……この段階で、もう一次審査は終わってしまっています。上手く二次審査まで残っていられたら、二次審査で反映されますが、残っていなかったら無駄になっちゃいます。ですから、もう極力追加や差し替えの無いように、送付時点でちゃんと揃った書類を出しましょう。
……うちの財団では、ページに抜けがあると、コピー段階で「本ページ欠落」って紙を差し込んでコピーされます。あぁ、この人ページ欠落しているのかって一目で分かってしまうので、かなり恥ずかしい申請書になってしまってますので、絶対に避けましょう。