東京リサーチ日記

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証拠品改竄事件で、前田検事を逮捕・・・

2010-10-13 00:00:00 | 情報・日記
 2010年10月13日、障害者団体向け割引郵便制度をめぐり偽の証明書が発行された郵便不正事件で、大阪地検特捜部の前田恒彦主任検事(43)が証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)の最終更新日時を改竄(かいざん)していた疑いが強まったとして、最高検は2010年9月21日夜、証拠隠滅の疑いで、前田検事を逮捕する方針を固めた。検察側の描いた事件の構図に沿うよう書き換えた可能性が高いというのだ。最高検は、大阪府内の前田検事の自宅や、大阪地検の執務室などの家宅捜索令状を取ったようだ。関係者によると、改竄されたのは特捜部が2009年5月26日、厚生労働省の村木厚子元局長(54)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で1審無罪=の元部下だった上村勉被告(41)=同罪で公判中=の自宅から押収したFDの最終更新日時。当初の「2004年6月1日」から、検察側主張に沿う「6月8日」に書き換えられていたという。FDには偽の証明書や文書作成のデータが入っていたといわれる。前田検事は大阪地検の2010年9月20日の事情聴取に対し、「誤って書き換えてしまった」と、改竄の事実を認めているようだ。改竄事件が発覚した21日、最高検は最高検検事を主任とする特別の捜査チームを立ち上げ、証拠隠滅容疑などでの立件に向けた捜査を開始。東京高検、東京地検の検事、事務官計4組を大阪に派遣したのだ。そのため、村木元局長の弁護人も、証拠隠滅罪などでの刑事告発を検討する方針を表明している。他の冤罪事件はそのようなことが行われていないか監視する必要があるのかもしれない・・・(佐々木和夫) 


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