東京リサーチ日記

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東日本大震災の発生から日本国籍取得と永住を決意した人がいる・・・

2011-05-27 00:00:00 | 情報・日記
 2011年5月27日、2011年3月11日の東日本大震災の発生から日本国籍取得と永住を決意した人がいる。その人は、日本文学研究の第一人者で、日本文化を欧米へ広く紹介してきたドナルド・キーン米コロンビア大名誉教授(88)である。ある新聞の取材に応じた。キーン氏は「災難を前に、『日本国民と共に何かをしたい』と思った。自分が日本人と同じように感じていることを行動で示したかった」と決意へ至る思いを強調した。「日本は震災後、さらに立派な国になると信じる。明るい気持ちで日本へ移る」とも語った。キーン氏は、太平洋戦争で日本語通訳として沖縄戦を経験。以後、長く日本と交わってきた。被災地の東北地方は「松尾芭蕉の『奥の細道』(の研究)で度々訪れた」。そして、日本留学時代は「無名の私を助けてくれる人たちに囲まれた」。日本国籍取得で「これまで示せなかった日本への感謝を伝えたい」というのだ。2011年秋までには東京に移り住むと言う・・・(佐々木和夫) 


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