大阪市営地下鉄、トラブル・・・

　２０１０年４月２８日、２００７年５月、大阪市交通局地下鉄谷町線の八尾南駅で、運転士が赤信号を無視して電車を車庫から本線に移動させたため、ＡＴＣ＝自動列車制御装置が作動、電車が緊急停止した為、運転士は独断でＡＴＣを解除して運転した。その事について、国土交通省はこのことについて、重大な事として大阪市交通局に対して是正勧告を行ったのである。大阪市営地下鉄では、２００７年度からの３年間に、赤信号を無視してＡＴＣが作動する事態が１４件に上るなど、１２７件の事故やトラブルを国交省に報告していましたが、このうち５４件については、「事故につながる可能性がなかった」として公表していなかったらしい。大阪市交通局はこの事実について、「今後、些細なトラブルでも公表する」と述べている。本当に恐ろしいことである。大阪市交通局は本当に約束を守るかについては今後の行動にかかっているのである・・・（佐々木和夫）