東京リサーチ日記

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中国の第三世代携帯電話(3G)・・・

2013-05-20 00:00:00 | 情報・日記
 2013年5月20日、現在、第三世代携帯電話(3G)にはW-CDMA方式とCDMA 2000方式があり各国でシェア争いをしているが、中国ではさらに独自規格のTD-SCDMAという方式もあり、三つ巴状態となっている事をご存知だろうか。W-CDMAは中国では「中国聯通(China Unicom)」が、CDMA 2000は「中国電信(China Telecom)」が、TD-SCDMAは「中国移動(China Mobile)」がそれぞれ採用している。中国独自規格というと、自称ブルーレイの対抗馬「CBHD」や「EVD」のように「愛国心に訴えかけても売れない」というのがセオリーで、通信速度はW-CDMAやCDMA 2000よりも圧倒的に遅いのだ。ところが中国3G競争の中でもTD-SCDMAは一番人気で、中国移動(TD-SCDMA)は2011年10月末の段階で累計で4532万8000人の利用者がいると発表、3315万人の中国聯通(W-CDMA)、2843万人の中国電信(CDMA 2000)を引き離す結果となっている。ちなみに足し算すれば分かるが、今年、中国の3Gユーザーは1億ユーザーを突破したのだ。現在はどうなったのか・・・(佐々木和夫) 


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