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東京おもちゃ美術館ブログ

都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます

世界中の人形が大集合!「スーベニール 人形と玩具」展 開催

2011年04月09日 | 東京おもちゃ美術館
第五回企画展『スーベニール 人形と玩具』展  2011年4月9日(土)~10月2日(日)



昨日4月9日(土)から『スーベニール 人形と玩具』展が開催されました!
世界18ヶ国の文化や歴史、民族性などが色濃く反映された素敵な人形が大集合!



例えば…

スペインのフラメンコの人形、 韓国の伝統歌舞 キーセンの舞をしている人形、
ボリビアの願いを叶える人形、 ロシアのマトリョーシカ、 アメリカのインディアンの人形、
イタリアの操り人形、 南アフリカの民族が作ったビーズ人形などなど…



上記以外にも数多くの作品が展示されており、
アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ大陸…様々な地域の暮らしぶりを見ることができます
まるで世界中を旅しているような気分になること間違いなし!

こどもたちの様子を模した人形も数多くあります。
遊んでいるこどもの姿はもちろん、国によっては働いているこどもの姿もあります。
”世界中のこども”とテーマを決めてご覧頂いても面白いかもしれません


子どもから大人まで、
「この国はどんな国なんだろう?」
「この人は何をしているのかな?」
「こんな国もあるんだ!」
「私たちの生活と全然違う。」


など、人形一つ一つから新しい驚きや発見を感じ取り、楽しむことができる展示になっております

また、企画展示関連イベントも今後行っていく予定です。乞うご期待ください


皆様、是非足をお運びくださいませ
お待ちしております。


まりを

被災地からレポート1(陸前高田)

2011年04月08日 | 東日本大震災支援活動
東日本大震災「遊び支援隊」特設ページができました。
こちらをクリック!!!
東京おもちゃ美術館の被災地支援活動の本格化の前に
「現時点で被災地ではどのような支援を必要としているのか?」
情報収集と準備のため、多田千尋館長、馬場清事務局長、多田純也理事ほか数名が
7日より被災地入りしています。

以下、先ほど届いたばかりの多田千尋館長の第1回目の被災地からのレポートです。


4月8日(金)

フランス製の積み木「カプラ」で遊ぶ男の子が、
「流されない丈夫な家をつくるんだ!」
といって、土台をしっかり作って、高床式にしていました。
目頭が熱くなった瞬間です。

今、国内外のおもちゃメーカー、全国のおもちゃ職人、作家の協力を得て、
「おもちゃの広場セット」を持って、陸前高田にきています。

午前は、野戦病院のような避難所の中学校、
午後は津波被害で目を覆いたくなるような現場からすぐ近くの公民館。
最後は、近くの公園で青空広場。

昨夜の余震はさすがにびっくりしました。
これは覚悟を決めなければとも思いました。

停電の中での朝食を済ませ、陸前高田へ出発。
本日の夜8時にようやく電気が復旧しました。

明日は気仙沼です。
TBSのNEWS23クロスの膳場アナウンサーも駆けつけてくれます。



















春の一日、楽しめます!!!

2011年04月05日 | 東京おもちゃ美術館
四月に入り、ようやく桜も咲き始めましたね。
四谷ひろばの古い桜も、ただいま五分咲きといったところです。
今週のおもちゃ美術館は、比較的すいていますので
お弁当をお持ちいただくと、一日ゆっくり遊べます。


今日のTOY工房は一足早く、足型スタンプの「こいのぼり作り」ワークショップ。

こんな可愛いこいのぼりができたよ!


見て見て!!!小学生も楽しいよ


4月のイベントカレンダーはこちらから
年齢別お楽しみ方はこちらから
春休みはご家族と、お友だちと、カップルで東京おもちゃ美術館へ。

いしきょん






赤ちゃんに森のめぐみのプレゼント(ウッドスタート事業)

2011年04月04日 | 東京おもちゃ美術館
4月1日から、新宿区に生まれる赤ちゃんへの「新宿区誕生祝い品制度」が
木のおもちゃになりました。

   「ウッドスタート事業」…東京おもちゃ美術館の監修のもと、
    新宿区の姉妹都市である長野県伊那市の木工職人の方々が、
    おもちゃや子ども向け製品を開発してきました。
    新宿区で赤ちゃんが生まれると、この9種類の製品が掲載されたカタログが
    配布され、その中から希望するものを選ぶことになっています。

製品の一部をご紹介します。

積木とラトルセット


犬のプルトーイ


漆の離乳食食器

  ウッドスタート・デザイン指導を担当するのは、
   おもちゃデザイナー小松和人さん(おもちゃのこまーむ代表)。
   おもちゃの制作を通して「遊び」をプロデュースする。
   遊びを育み、成長のヒントとなるような木のおもちゃをデザイン、制作している。

  伊那市は長野県の南部に位置し、南アルプスと中央アルプスの
   二つのアルプスに抱かれ、市の中央部を天竜川と三峰川が流れる自然豊かな
   都市です。伊那の木工職人たちが、友好都市・新宿区で生まれた子供たちの
   ために、心を込めて一つひとつ手作りした誕生祝い品(ウッドスタート製品)を
   お届けします。

「手作りの木製品に触れて育つことで、自然を大切にする気持ち、物を大切にする気持ちを育ててほしい。」
伊那の職人たちのそんな気持ちが詰まった、森のめぐみのプレゼントです。

「あそび支援隊」結成!!

2011年04月03日 | 東日本大震災支援活動
東京おもちゃ美術館は、被災地の子どもたちへおもちゃと遊びで心のケアを行う
「あそび支援隊」を結成しました。


全国のおもちゃコンサルタントの支援のもと、
岩手県社会福祉協議会、岩手県子ども家庭課と連携し
「安心して遊べる環境」と「良質のおもちゃ」をたくさん詰め込んだトラックと、
「遊びとおもちゃの専門家=おもちゃコンサルタント・おもちゃ学芸員」が、
現地に豊かな遊びを届けます。また日常的な遊びにつながるようなおもちゃセットも寄贈します。
(盛岡市・気仙沼市・福島市を中心に10ヶ所での開催を予定)


現在、現地と情報交換のもと調整中です。
被災地の落ち着きを待ち、早ければ5月初旬スタート予定です。


支援①
移動型「おもちゃ美術館」グッド・トイキャラバンの出動


支援②遊びのレシピ「遊びのビタミン」映像・冊子の制作・配布。
おもちゃがなくても遊べる手遊びやからだ遊び、
新聞紙、紙皿、タオルなどすぐ手に入る材料での簡単ふれあい遊びなどを、
当館のおもちゃ学芸員の出演により収録した冊子・映像を被災地に適した形で直接配布します

(3月28日東京おもちゃ美術館にて撮影終了)

支援③
「グッド・トイ」選定玩具メーカーのご支援により、
心の栄養である「おもちゃ」をセットにし、日常的に遊べるよう被災地に寄贈します。
キャラバンを開催する10の地域を中心に予定しており、100セット製作。
できる限り直接届けます。



本日も、おもちゃの寄贈をお願いしたグッド・トイ認定メーカー様から、
続々と支援の申し出が届いています。すでに到着したおもちゃもあります。


一般の方々からの支援金も受け付けています。

寄付のページはこちらから
メッセージ欄に「震災支援金」とご記入ください。