都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
ただじゅんの獅子舞がやってきた!
1/12(日)13(月)で毎年大好評のただじゅんによる獅子舞がやってきた!
のイベントを行いました。

初めにパクパクお獅子を作り、1人1人違ったお獅子が完成すると、
自分のお獅子を持って舞の踊りを踊り館内をみんなで練り歩きました。
「あけましておめでとうございます~」の元気な声としあわせを願い、学芸員さんやお客様の頭もお獅子でかんで歩き、とても賑やかな1日となりました。


2日間でトータル100名のお客様にお獅子づくりを体験いただき、とても華やかな年明けの館内となっております!!
今年の東京おもちゃ美術館も良い1年になりそうです!!

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🎍明けましておめでとうございます🎍

寒さ厳しい日々ではありますが、爽やかな風が吹き抜ける新年を迎えました。
東京おもちゃ美術館も中野区時代の25年間を加えると、四谷時代を通じて、なんと42年もの歳月が経過しました。
多世代が交流する場所としても、おもちゃ学芸員を中心とするコミュニケーションミュージアムとしても確固たる地位を築いてきた東京おもちゃ美術館。2025年はまさに43年目の新たな年を迎え、ハンディキャップが有ろうが無かろうが楽しむことができるインクルーシブミュージアムをも目指す所存です。
今年は「奈良おもちゃ美術館」「さいたま木のおもちゃ美術館」が創設される予定です。これにより、おもちゃ美術館の数は全国に14館となります。
残念ながら、コロナ禍を乗り越えた後も能登地方をはじめとする震災や各地にたびたび起こる豪雨などで日常の平穏な生活が脅かされる状況にあります。
これからも、どのような子どもや家族であっても楽しめる場として、真摯に平和を願いながらおもちゃ美術館を目指してまいりたいと考えております。
スタッフやおもちゃ学芸員の一同は、皆様のご来館を心待ちにしています。
特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会 理事長
東京おもちゃ美術館 館長
多田 千尋
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みんなで13mの反物を染めよう!秋の展示&冬ツアー
東京おもちゃ美術館では、地元の文化として、
伝統を受け継ぐ 新宿・落合の染め文化を館内に展示しております。
伝統を受け継ぐ 新宿・落合の染め文化を館内に展示しております。
今回、新宿・落合にある「染の里おちあい」様にご協力をいただき、
13mの反物を染める企画、第1回目の秋の展示のご紹介、
第2回目冬ツアーの様子をお伝えします。
秋ツアーの様子はこちらから→みんなで13mの反物を染めよう!秋ツアー
まず、秋の展示は染め体験に参加したおもちゃ学芸員も
一緒に展示をいたしました。


染めた時には、白地の部分に黒い防染糊がついていた為、
広げた瞬間に、パッと明るく、色も綺麗に映えている仕上りに歓声があがります。
1mずつ分担して染めたので、自分の部分がどうなったかなと
わくわくしながら、展示作業を進めます。


今回初めての展示となる為、どうやって展示するか相談し、
針仕事もありながら、2階廊下の天井部に吊り、お披露目となりました。

10月の秋ツアーから始まり、現在も館内2階に展示をしております。
今後、春夏秋冬、4回の展示入替予定です。
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2回目となる冬ツアーは2024年12月10日に、今回は12名のおもちゃ学芸員と
一緒に、秋ツアーとはまたガラッと変わった柄の反物を染めて参りました。

染の里おちあいに到着してすぐ、代表の高市様に説明していただき、
早速染めの準備に入っていきます。



職人の井上様にご指導いただき、早速引き染めからはじめていきます。
今回は地を黄色に全体を染めていきました。

その後、3色を振り分けて、柄にさらに重ね塗をしていきます。


リボンのような柄の中で、3色の配分を変えて染めてみたり、
地の黄色を残したり、様々な組み合わせを考えながら、
集中して、だんだんと静かになる工房。。。
たまに顔を上げて、他の人を見ると、「そんな染め方もあるのね!
面白い!私もこんな風に染めてみたよ!」と楽しんでいるお話が
聞こえてきました。
今回も参加者の工夫が見える、素敵な仕上りになりそうです。
こちら冬の展示は2025年1月13日より開始予定です。
また写真の黒字の部分は、染め防ぐ防染糊ですので、仕上りは白くなります。
どんな風に仕上がるか、是非お楽しみにお待ちください。

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全国おもちゃ学芸員交流会2024
全国おもちゃ学芸員交流会2024を12/7(土)に開催しました。
姉妹館を含めて12館のおもちゃ美術館で2,000名を超えるおもちゃ学芸員の皆さんが日々活躍しています。12館が一堂に会する年に1度の交流会は各館がオンラインで繋がり、今回も賑やかな集いとなりました。

第1部は「おもちゃ美術館自慢」をテーマに、6館の各々のおもちゃ学芸員さんが好きなおもちゃの遊び方について趣向を凝らしながら楽しく紹介しました。
讃岐おもちゃ美術館は八嶋流投扇興の実演。エイっと投げると各館から拍手喝采!

檜原森のおもちゃ美術館は、筒けんの玉を檜原名物「ゆず」に替えてみんなでリレー。筒けんの楽しみ方が広がるヒント満載でした!

木曽おもちゃ美術館の木曽五木で作った家の紹介に、各館から「おおー」と感心の声。

この他、徳島木のおもちゃ美術館、那賀町山のおもちゃ美術館、佐川おもちゃ美術館から各館の特色がよくわかる楽しい紹介がありました。
第2部は、おもちゃでもっと遊ぼう!「姉妹館対抗 リモート歌会」では、2024年のグッド・トイに選ばれたカードゲーム「57577」を使って、各館1句ひねりました。お題は「おもちゃで遊ぼ!」
東京でも、「どんな歌にする?」「これを入れよう!」とワイワイことばを選んで行きます。
「わー、時間が無くなってきた!急げ急げ」制限時間ギリギリに完成!


各館の歌の紹介を聞き投票した結果、3位は福岡おもちゃ美術館、2位は徳島木のおもちゃ美術館と那賀町山のおもちゃ美術館、そして栄えある1位は花巻おもちゃ美術館でした!全館から大きな拍手が響きました!


それぞれの館の特色や工夫された活動、そしておもちゃ学芸員皆さんのお人柄も感じることができ、ますます各館に行ってみたくなったひとときでしたね。
また来年、お会いできるのを楽しみにしています!
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【イベントレポート】スベスベ葉っぱのキーホルダーを作ろう!

11/30(土)に、アーティスト&デザイナーの江幡美香さんをお招きして木工作イベントをおこないました。
江幡さんは「スタジオ鼎 mamamano」という屋号で作品を制作し、木製おもちゃ「四季・木つみ木」は2018年度のグッド・トイ大賞にも選ばれています。
「東京おもちゃ美術館 特別仕様」の大型 木つみ木は、2階「おもちゃのもり」に設置されていますので、是非遊びにいらしてくださいね!
↓2018年度のグッド・トイ大賞 木つみ木
https://goodtoy.jp/archive/2018/gd.html

さて、今回の工作は江幡さんが工房を構える埼玉県産のヒノキ材を3種類の紙やすりで磨き、最後にヒモとウッドビーズを付けてスベスベな手触りの「葉っぱ型キーホルダー」に仕上げます。
まずは葉っぱ型のヒノキを選びますが、木目が全て異なっていて迷ってしまう!どれもすてきです。


選んだヒノキの側面は、紙やすりの下にスポンジを敷いて研磨することによりアーチ状に磨かれて、柔らかな手触りに変化します。
紙やすりの磨き方から江幡さんがご指導くださり、初めて紙やすりを使う皆様も熱心に取り組んでいました。



開館時間中は来館者の皆様と工作を楽しみましたが、閉館後はおもちゃ学芸員の皆様専用に江幡さんがイベントを開催してくださいました。
江幡さんの制作秘話に耳を傾けながら、無心で木を磨きます。




江幡さんは「木製絵本」も制作されており、「大型バージョンの木製絵本」も今回は遊べるおもちゃとしてお持ちくださいました。
絵本に彫られている動物たちは、江幡さんの工房の周りで見ることができる動物たち。
江幡さんの「日常の視線」を感じられる作品です。




大人も子どもも、江幡さんの笑顔と共に楽しんだ一日となりました。
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