goo blog サービス終了のお知らせ 

東京おもちゃ美術館ブログ

都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます

被災地からレポート2(気仙沼)

2011年04月11日 | 東日本大震災支援活動
あそび支援隊の活動が本日4月11日(月)の日経新聞朝刊と読売新聞朝刊で紹介されました。
掲載記事<jpegファイル> 「子どもの笑顔取り戻そう~あそび支援隊が活躍~」

また、本日4月11日(月)ニュース23クロス(TBS系列)22:54~23:30で,
「あそび支援隊」の活動の模様が放送されます。

東京おもちゃ美術館震災支援活動「あそび支援隊」の特設ページはこちらから



馬場清事務局長からの被災地レポート第2弾をお届けします。

2日間で4か所の避難所を回り、あそび支援隊を実施した他、
岩手支部、宮城支部の方々とのミーティング、その他関係者とのミーティングを行い、
実際に被災地に足を運んでみて、行かなければわからなかったさまざまな現実、状況、ニーズ、課題等々が明確になり、今後の活動にぜひとも生かしていきたいと強く感じました。

以下はいずれも避難所での様子です。



陸前高田・第一中学校 
テレビでもよく登場する大規模避難所。
真中にいるRさん(小学校5年生)が、お皿に描いた絵に「世界 笑顔」とメッセージを綴っていたのが印象的でした。


陸前高田・松峯公民館
青空「おもちゃの広場」の実施。
地域の中にある小さな避難所。
ただじゅんの獅子舞を見て、思わず身を乗り出す子どもたち。高校生とも語り合いました。


気仙沼・仙翁寺 
地域の絆を感じた私設の避難所。
おもちゃの広場を機に、自宅で暮らす子どもたちも来てくれて久しぶりの再会。
被災後初めて顔を合わす親もいて、話が弾みます。


気仙沼・階上中学校
旧本吉町地域では最大の避難所。
この日が避難所内に設けられた学童保育の最後の日。その運営を任されてきた保育士に「遊びのレシピ」DVDを渡しました。

 現地に向かった初日の夜、震度6弱の余震に見舞われ、停電、断水とライフラインを断たれ、
一時はどうなるかと思いましたが、何とか無事に帰ってきました。
岩手グッド・トイ委員会、宮城グッド・トイ委員会のみなさんをはじめ、
避難所窓口になっていただいた陸前高田市社協の安田さん、岩手県社協の星さん、
気仙沼市役所の千田さん、畠山さん、熊谷さんなどなど、
本当にいろいろな方にお世話になりました。
ありがとうございました。