とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■「1対1の勝負」なら勝てると思っていた。

2008年12月02日 | とくなが久志●奮闘録

12月2日(火)

 産経新聞・FNN合同世論調査の結果が、
大きな衝撃をもって国会周辺で語られている。

 麻生内閣の支持率が、
9月末の政権発足当初の44.6%から17ポイント下落、
27.5%と3割を割り込んだ。
不支持率も58.3%と「支持」「不支持」が逆転した。

 また、麻生首相と小沢民主党代表と
どちらが首相にふさわしいかの問いに、
小沢代表が32.5%、
麻生首相が31.5%と、
これまで首相に圧倒されていた小沢代表が、
1ポイント差ながら上回った。

 内閣支持率の低下は、
首相周辺もある程度は想定されていたことと思うが、
「麻生vs小沢」で負けたことは衝撃だったに違いない。

 例の党首会談を予想に反して首相が受けたのも、
党首討論の開催に積極的だったのも、
すべてが1対1の勝負なら、
麻生太郎に国民は軍配を上げるとの読みがあったからだ。

 これでますます解散総選挙は遠のくかもしれない。
ただ、麻生首相と過去2回にわたって小選挙区で戦った某参院議員は、
「麻生さんが衆院解散総選挙をするのは、
自民党内で麻生おろしがいっぱい出たとき。
人一倍プライドの高い麻生さんは、
お前らごときに降ろされるくらいなら、
同時にお前らのクビも切ってやると思うはずだ」と言っていた。


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