とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■解散風はしぼんでいるが・・・

2008年10月09日 | とくなが久志●奮闘録

10月9日(木)

 朝、党外交防衛部門会議。
例の給油支援法についての議論。
これは昨年の今頃からほぼ半年ほど、
とことん議論を重ねているテーマで、
論点も出尽くしている。

 私たちが問題にする点と、
それに対する政府の答えも昨年と同じ。
状況的にはアフガニスタンの治安は一向に改善しておらず、
また、アフガン本土への攻撃に資している疑念も完全に払拭されない。
参院では粛々と否決するのみである。

 昼前、党決算・行政監視調査会役員会。
国の外郭団体の無駄などの整理を行う。

 昼、「カレーの会」。
会長は川端達夫衆院議員、事務局が平野博文衆院議員。
カレーライスを食べながら情報交換を行うという会。

 話題はもっぱら解散時期。
ほんのちょっと前まで吹き荒れていた解散風が急速にしぼんだ感じ。

その証拠としてあげられるのは、
麻生首相側近として知られる某自民党代議士。
選挙事務所としてプレハブを建設したが、
最近になってそれを閉鎖したという。
10月26日、11月2日投票説は明らかに新聞各紙の誤報となった。

 ただ、麻生首相が本日発売の『文芸春秋』で、
「国会の冒頭、堂々と私と自民党の政策を小沢代表にぶつけ、
その賛否をただした上で、
国民に信を問おうと思う」と書いている。

 うーん、そうなると・・・。


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9 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-10-09 19:09:26
衆議院解散権は、憲法によって規定されている首相の特権。
野党が、否、与党議員でさえも、首相に干渉できない。
返信する
Unknown (Unknown)
2008-10-09 19:09:26
衆議院解散権は、憲法によって規定されている首相の特権。
野党が、否、与党議員でさえも、首相に干渉できない。
返信する
政界閨閥の要、麻生首相は既得権益と戦えるか (Unknown)
2008-10-09 23:25:41
今や政界には、壮大な閨閥の網が張りめぐらされている。それは経済界や官界にまで及び、ともすればお互いにその既得権益を守り合い、助け合う互助会の様相を呈している。

 このことが、日本の指導層の固定化、階層化をもたらし、組織の新陳代謝を妨げ、人材供給源を先細りさせ、長期的に日本の活力の衰弱を招いていると言える。

明治の元勲大久保利通にもつながる麻生首相
 麻生太郎首相は、そんな日本の政界閨閥の要(かなめ)のような位置にある。

 首相の夫人は、鈴木善幸元首相の娘。夫人の弟の鈴木俊一元環境相の夫人は、宮沢喜一元首相のイトコ。これだけでも元首相が2人出てくる。

 麻生首相の妹は三笠宮寛仁さまに嫁ぎ、三笠宮崇仁さまの長女は、細川護熙元首相の弟の夫人となっている。

 また皇室を通じると皇后さまの正田家と岸、佐藤家が外戚に当たることから、岸信介、佐藤栄作、安倍晋三の3人の元首相ともつながっている。

 これらの関係をつぶさに表示すれば、驚くほど多くの政治家が閨閥でつながっていることがわかる。

 さて、麻生首相が吉田茂元首相の孫であることは知られている。首相の母親の和子さんが吉田茂元首相の娘なのである。

 また首相の祖母に当たる、吉田茂元首相の雪子夫人は、牧野伸顕宮内大臣の娘。牧野伸顕は、大久保利通の次男で牧野家に養子に入った。だから首相の祖母は、明治の元勲大久保利通の孫娘なのだ。それにしても首相は大変な家系に生まれたものだ。

◎ 大久保・吉田と麻生首相には決定的な違い

首相は、確かに大久保利通、吉田茂の血を引くが、両者と首相の間には決定的な違いが二つある。

 その一つは出自である。

 大久保も吉田も、国政レベルの大物政治家の閨閥から生まれた人ではない。いわば、創業者的政治家だ。

 大久保は現在NHKで放送中の大河ドラマ「篤姫」でも分かるように薩摩藩の下級武士の家に生まれ、一時は極貧の生活を送り、そこから自らの力で這い上がってきた。

 吉田元首相の実父は、自由民権運動家の竹内綱。生まれて間もなく横浜の貿易商吉田健三の養子となった。経済的には恵まれていたものの、別に伊藤博文や山縣有朋が直系親族であったわけではない。

 講談社の『月刊現代』11月号に、作家の北康利氏が吉田にまつわる興味深いエピソードを紹介している。

 吉田は外務省入りしてすぐに、中国の奉天総領事館勤務を命じられて赴任する。ところがたまたまそのときの総領事は実父竹内綱と懇意であった。綱は息子のために総領事に紹介状を書いて吉田に持たせた。

 ところが吉田は着任してその紹介状を出さず、離任するときにようやくそれを総領事に渡したという。

「なぜ着任のとき出さなかったか」

と総領事に問われた吉田はこう言ったという。

 「親の七光りは嫌いです」

 吉田が政治家として有数の業績を挙げることができたのは、自らの力によって光を放とうという創業者魂にあった。

◎ 大久保、吉田は統治構造の変革者

もう一つの違いは、大久保、吉田はともに「統治構造の変革者」だったこと。

 大久保は、倒幕、維新に一貫して指導者的立場にあった人。徳川の統治構造を倒し、明治の統治構造を築き上げた。

 吉田は戦前の統治構造を打ち倒したわけではないが、自由主義者としての姿勢から、戦後は首相の地位に就き、戦後日本の統治構造の構築と進路の設定に主導的役割を果たした。

 大久保と吉田は、旧体制と距離を置いていたことで共通している。そのしがらみの無さが第一級の改革者として成功させたのである。

 こう考えると、麻生首相と大久保、吉田は血筋はともかくとして、政治家としては対極に位置していることがわかる。

 その麻生首相が、この日本を「強くする」、「明るくする」と言うなら、既得権益との戦いは避けられない。ならば、華麗な家系や閨閥はむしろ大きな障害になるのではないか。
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給油法案―駆け込み審議の異様さ (Unknown)
2008-10-10 13:27:42
朝日新聞社説によると

政治に駆け引きや打算はつきものだ。総選挙が近いとなればなおさらだろう。だが、それにしてもあまりにご都合主義に過ぎないか。

 インド洋での海上自衛隊の給油支援活動を1年間延長する特措法改正案をめぐる自民、公明の与党と民主党の対応のことである。

 驚かされるのは民主党の豹変(ひょうへん)ぶりだ。昨年の国会では給油支援は憲法違反と猛反対し、徹底審議を要求して越年決着となった。なのに今回、反対するのは同じだが、衆院でわずか2日の審議で採決しようと提案したのだ。

 民主党は参院でも早期の採決に応じる構えだ。これにより法案は衆院で可決、参院では野党の反対多数で否決されるが、与党は衆院で再可決し、今月中にも成立する可能性が強まった。

 法案審議を口実に、麻生首相や自民党が解散・総選挙を先延ばしするのは許さない。そんな狙いなのだろう。だが、だからといって駆け込みで法案を処理しようというのはどうだろう。

 民主党は昨年、給油支援への対案として、アフガニスタンでの民生支援を軸とするテロ根絶法案を国会に出した。なぜ、これを国会の場で主張し、国民の理解を求めようとしないのか。

 アフガンの治安が悪化するなか、民主党が言う民生支援の実現は難しく、結局は何もしないのと同じという批判がある。給油支援の方が現実的との声は党内でも聞かれる。

 つまりは、対案を堂々と論じる自信がないから、早期解散を求めるためという口実のもとで早々に審議を閉じてしまおうというのではないのか。そう勘ぐる見方さえある。

 与党もほめられたものではない。首相がこの法案の審議入りにこだわったのは、総選挙で「テロとの戦いで何もしない日本でいいのか」と民主党を攻撃する布石でもあった。公明党は衆院再議決に否定的だったのに、態度を一変させた。公明党の求める早期解散の実現にはその方が得策という思惑があるからと見られている。

 タリバーン政権の崩壊から7年がたつのに、アフガンはおろか、核兵器を持つ隣国パキスタンの政情まで混迷してきた。どうすればこうした状況を変え、「テロとの戦い」を好ましい軌道に戻せるのか。そのために日本は何をすべきなのか。本来ならこうしたことこそ論議すべきなのだ。

 給油支援は日本が憲法の下でできる貢献のひとつではあるが、その是非だけに論議を矮小化(わいしょうか)させてはならない。まして解散の時期をめぐる駆け引きの材料にするようでは恥ずかしい。

 与野党は総選挙でそれぞれの主張を掲げて戦うべきだ。そのうえで新政権の下で議論を深め、合意を見いだせばいい。来年1月の期限切れまで時間はまだある。
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● 首相がこの法案の審議入りにこだわったのは、総選挙で「テロとの戦いで何もしない日本でいいのか」と民主党を攻撃する布石でもあった。

◎ 徳永さんのいう「参院では粛々と否決するのみである」と言う事は、衆院では僅か2日の審議で採決
   し、参院で は通り一偏の審議をして、採決には今まで通り反対し、衆院で再可決させ「新テロ対策特
別措置法改正案」を容認して、早期の解散を引き出すということである。

徳永さんはこのようにも言っている。

「給油支援法についての議論。これは昨年の今頃からほぼ半年ほど、とことん議論を重ねているテーマで、論点も出尽くしている」と・・・。

昨年の国会では給油支援は憲法違反と猛反対し、徹底審議を要求して越年決着となった。
又、民主党は昨年、給油支援への対案として、アフガニスタンでの民生支援を軸とするテロ根絶法案を国会に出した。

何故、これを国会の場で主張し、国民の理解を求める努力をしないのか。

インド洋での海上自衛隊の給油支援活動は明らかに憲法9条に違反していると考える。
人殺しの戦争に手を貸している、紛れもない事実ではないか。

テロという暴力を暴力で制することには限界があるのではなかろうか。
何故、テロは起きるのか?原因は何処にあるのか?そこから出発すべきである。
その為に、国会で徹底した議論が必要なのだ。国民を巻き込んだ議論が必要なのである。

この様な事を解散の時期をめぐる駆け引きの材料に使うのは愚かなことである。

米国の要求は日々厳しくなる様相を呈している中で、日本が米国に追従する政策をとり、憲法9条がどんどん拡大解釈され、遂には憲法9条を撤廃し、日本を軍事大国化して米国の手先となる道を選ぶのか、

それとも憲法9条を盾に戦争を否定して、世界の平和に貢献する日本の道を選ぶのか、日本は重大な岐路にある時、自民党の考え方が良いのか、民主党の考え方が良いのか、それとも、他の党の考え方が良いのか、国民が理解を深めて、選択出来る選挙にして貰いたいものである。

それこそが、日本の進むべき道を明らかにすることに繋がるのではないか。
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Unknown (Unknown)
2008-10-10 22:48:57
徳永さん選挙より先に株価暴落を何とかしてくれ!破産や!破産!
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Unknown (Unknown)
2008-10-11 02:06:25
徳永さん、公務員・教師の横暴を何とかしてくれ!
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 ()
2008-10-11 08:20:18
そんな横暴な公務員・教師おるんやったら徳永先生に言う前に警察に言うてくんなーれ!
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 ()
2008-10-11 11:25:45
その警官が横暴・横柄なんだよねwww
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 ()
2008-10-11 22:30:22
そんな横暴・横柄な警察はやっぱり警察に言うてもらわなーどんならんなーwww
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