とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■日本の「底力」

2008年10月08日 | とくなが久志●奮闘録

10月8日(水)

 ここのところ暗いニュースばかりだった日本に、
久しぶりに明るい話題が出てきた。

 昨日のノーベル物理学賞の日本人3人同時受賞に、
日本中がわっと沸いた。
オリンピックなら3人が表彰台を独占したような感じだ。

 特に、受賞の対象が、
宇宙や物質の成り立ちに関わる物理の基礎研究であることが嬉しい。
3人がそれぞれ論文発表してから、
30年以上経過しての評価だった。

 最も大切な基礎基本の重視と、
根気強く息の長い研究を行う力。
これは、とかく現世利益を追い求めがちな現代にあって、
最も欠けている部分ではないだろうか。
日本人の「底力」とでも言うべきものだと自画自賛したい。

 こういう意味で「日本には底力がある」と麻生首相が言っているのなら、
大いに賛同したいと思う。

 衆院では本日、補正予算案が可決される。
補正予算案そのものには問題もあるものの、
世界規模の金融危機にあっては、
政治がしっかりと対処するというメッセージを発する事が重要。
民主党も政府案に賛成する。

 来週14日には参院予算委員会となる。
衆院審議での論点をさらに深堀した議論を展開したい。


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