１１月１１日（金）
今日は午前中に衆院予算委員会で、
午後からは参院予算委員会でTPPの集中審議が行われた。
昨日の首相が表明を本日に先延ばしされたことにより、
野党側は攻め手を欠いた感が否めなかった。
正式な表明は今夜中に行われるものと確信するが、
本日の委員会の答弁では、
「アジア太平洋地域の成長力を取り込む視点が必要。
より幅広い国と高いレベルでの経済連携を戦略的・多角的に進めていく」
と強い決意のほどを示したのが印象的であった。
また、参院では舛添要一議員が久々に登場し、
「TPPに参加しないと大変な事態になる、
と後ろ向きなことを言うのではなく、
夢を語らないといけない」と述べたことには共感した。
総理には今夜の記者発表では、
是非とも明るい夢の部分を語ってもらいたいものだ。
昼には参院議員総会が開かれ、
ご逝去された西岡武夫議長の後継に、
平田健二議員を充てることが了承された。
平田氏は一言で言うなら温厚な紳士。
私のような大きく離れた後輩に対しても、
「徳永先生」と呼ばれるなど、
とても丁寧な物腰である。
また、時間にはとても厳しい方でもあり、
07年の当選議員のお祝いに目覚まし時計をプレゼントされたことが、
強く思い出される。
