とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■やっぱり、政権交代でしか変わらない

2008年12月09日 | とくなが久志●奮闘録

12月9日(火)

 週末の土日にマスコミ各社が行った世論調査は、
私の行く先々で話題となる。
麻生内閣の支持率が、
朝日22%、読売・毎日ともに21%。
逆に不支持率はどの調査でも60%前後に跳ね上がっている。

 自民党内でも公然と首相を批判する声が出始めた。
昨夜のテレビのニュースを見て驚いたのは、
渡辺喜美前行革担当大臣が新党結成のパターンを、
自らが主催する会で解説しているのだ。

 しかし、こうした倒閣運動とでもいえる動きは、
もしかすると「出来レース」という感じもしないではない。
つまり、自民党には麻生首相に反旗を翻し、
国民のための改革を行う人たちもいるのですよ、
だから自民党も捨てたものではないですよ、
と思わせる茶番劇ではないのか。

 事実、過去に何度も同様の倒閣運動めいたことをやって、
自民党は総体として延命を続けてきたのである。

 確かに、自民党内にも真剣に国家国民のことを考えている人たちがいる。
人格・識見とも素晴らしい人たちがいる。

 でも、幕末に江戸幕府が機能不全に陥っているなか、
勝海舟のような立派な人物がいるからといって、
幕府があの国難に十分に対応できただろうか。

 江戸城の奥深くに将軍が鎮座ましまして、
全国に号令をかける政治では駄目だったのではないか。

 薩長土肥という当時の野党に政権が移ってこそ、
国難を乗り切ることが出来たのではないだろうか。

 勝海舟に類する人は自民党にも確かにいる。
しかし、である。やっぱり、政権交代でしか国は変わらない状況にあるのだ。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張ってください (吉野永人)
2009-05-30 13:10:03
『毎日jp今日の論点!『小沢代表vs麻生総理のどっちが辞める?』に・永人のひとごころ・号外第六号麻生太郎日記でエントリーされた吉野永人といいます。とくなが先生のご意見もっともです。国家国民のための良い政治に向けて、政権交代は国民全体の悲願です。どうか、一日も早い解散へ向けて尽力くださいますよう、応援申し上げております。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。