自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

ブックマークに、歌謡詞、旅情詩の無料サイトと小説の電子版有料サイト。毎月1と15日に小説の執筆状況、歌謡詞等を掲載

旅愁散文詩1

2007-09-05 15:37:42 | 高木徳一、本、小説、詩

 今日は。

明日関東に台風9号が接近するようですね。警戒が必要です。

 第7作目の小説『挑戦の座標軸』(癌シリーズの2作目)は、現在原稿用紙400字詰めで242頁中61頁までワードに打ち込みました。もう少しお待ち下さい。

 ブログの更新が1ヶ月に1度では少なく、覗いて頂いた人ががっかりすると考えておりました。この『ブログ人』の左にある『ブログアクセス』をクリックすると、トレビューのクチコミブログランキングが出ます。そこのテーマ別で『芸術』をクリックし、テーマ名『徳さん』が私のブログアクセス数からの人気度になります。ここで何時も1位を占めていますのが豊崎義明氏の花鳥風月の現代詩です。これを一読して、自分も前に旅行した折々に綴った『旅愁散文詩』があった事を思い出しました。これを月に2回位投稿し、ご覧に入れたいと思いました。北から南へと進んで参ります。同じ場所を訪ねたと言う方、また他の人でも遠慮なく感想を下さい。

北海道

利尻・礼文島(自然の忍耐)昭和53年4月

 (一) 日本海の荒海越えし  鴛泊港(おんどまりこう)

     緑萌ゆる         利尻富士

     広大な裾野        我を抱きし

     白き花コケモモ  薄紫チシマギキョウ

     丈低き山笹    空に舞い上がりし小鳥二羽

     さえずり      緑に吸い込まれし

 (二) 白き海鳥の乱舞      船泊港

     小高き丘          礼文岳

     高山植物          我を迎えし

     白花レブンウスユキソウ  桃色レブンアツモリソウ

     桃岩の巨岩  海蝕による海岸線  

     忍耐を     無言で語れり