宮城県美里町長選 脱原発 相沢氏、出馬へ

2013-12-03 17:46:38 | 宮城県

選挙:美里町長選 相沢氏、出馬へ /宮城

毎日新聞 2013年12月01日 地方版

 任期満了に伴う美里町長選(来年1月14日告示、同19日投開票)で、前町議会議長で新人の相沢清一氏(61)が30日、記者会見し無所属で立候補すると表明した。先に引退を明言した佐々木功悦町長(65)と共同歩調を取ってきた「脱原発」路線を進めると話した。

 東北電力女川原発から30キロ圏にある同町を含む5市町が共同で取り組む東北電との安全協定締結について、相沢氏は「立地自治体と同内容の協定が必要」と、佐々木町長の主張を踏襲する考えを明らかにした。

 相沢氏は昨春、「女川原発の再稼働反対」の町議会決議の採択を議長としてリードした。昨秋、町と町民、町議会の3者で行った「脱原発の町宣言」の取りまとめ役の1人にもなった。

 他には農業活性化施設の開設、英語、美術教育の充実などを公約に挙げた。相沢氏は同町議2期。30日付で町議会に議員辞職届を出した。【小原博人】



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