税金泥棒 大崎市 旧岩出山町の未登記発覚

2013-06-20 15:07:07 | 宮城県

誰が登記しなかったんだ? 辞めれば責任取らなくていいんですね公務員は

大崎市補正予算案に合併前のツケ 旧岩出山町の未登記発覚

 宮城県の大崎市議会6月定例会は17日、本年度一般会計予算案などの議案質疑に入った。予算案には旧岩出山町が整備した市道の未登記の発覚など、合併で大崎市が2008年春に誕生する前のツケを払う形の項目も含まれており、市議から厳しい質問が相次いだ。市は2年間かけ、市有財産を総点検すると釈明した。


 未登記部分があるのは、同市岩出山の市道の細峯-轟線。旧岩出山町が01~02年度に林道2651メートルの拡幅改良工事を行い、町道に編入した。その際に用地取得した78筆のうち48筆が未登記のまま。12年10月に競売で取得した不動産会社から「現況と公図が不一致だ」と連絡があり、発覚した。


 正常化のため、市は一般会計補正予算案に測量や登記業務、万一に備えた用地購入の費用1255万円を計上。市岩出山総合支所は「旧町で事務処理の引き継ぎがうまくいかなかったのではないか」と説明した。
 市議からは「ずさんだ。責任は旧岩出山町にある。放置した大崎市にも問題はある」「二重払いは避けるべきだ」などの指摘が相次いだ。


 同市古川雨生沢の地籍調査不具合も判明。過去2回の調査による確定図にずれがあり、市は後の調査を訂正する調査費1408万円を計上。1982年に古川市清滝土地改良区(当時)のほ場整備の調査を国が確定図と認証したが、95年の国土調査時に現況と合致せず旧古川市が地権者立ち会いで周辺を調査したという。