TPPより公務員改革しろよダメ民主党へ、これが本物の「官僚改革」だ

2011-02-26 20:00:53 | 報道
公務員改革を民主党ができるわけが無い。
公務員とつるんでピンはねしてた自民党も公務員改革ができるわけが無い。

役所の統廃合や公務員のリストラができる法案をつくるべきだ。連合からのスト権付与の圧力を逆手にとって、公務員の2割カットくらいは早期に実現してもらいたい。


菅直人首相が「政治生命をかける」と公言し、今通常国会で関連法案の提出が予定されている「公務員制度改革」。民主党が衆院選のマニフェストで掲げた「国家公務員の総人件費2割削減」を実現するための地ならしとして、関連法案では労使交渉で給与水準を決める「協約締結権」が盛り込まれる一方、自治労がプッシュしてきた公務員のスト権付与は世論の批判を受けて、とりあえずは見送られることになりそうだ。
スト権に関しては警察、消防、自衛隊など国民の安全にかかわる組織を除き、一定のルールの下で与えても構わないと私は考える。その代わり、失業保険を導入して公務員もレイオフやリストラができるようにするべきだろう。
国家公務員法や地方公務員法には勤務実績が著しく悪い場合には免職できる旨の条項はある。しかし、そうしたケースでも身分保全を求めて訴訟を起こされると、過去の判例ではほぼすべて国や自治体側が敗訴している。
つまり、犯罪を起こしたわけでもなければ勤務実績が悪かったわけでもないのに、日本の農業従事者数が900万人から600万人になったからといって、農林水産省の職員を3分の2に削ることはできない。クビにする法的根拠がないからだ。そもそも公務員に失業保険がないのは、失業しないことが前提になっているからである。
だが、この身分保障の部分に踏み込まない限り、公務員制度改革など不可能。もっといえば、公務員が何のために存在し、誰の責任で雇うのかという根源的な部分から、ゼロベースで考え直すべきだと私は思っている。
戦前の日本では「内務省」という官僚組織が、今日の厚生労働省、国土交通省、総務省、法務省、国家公安委員会などの権限を一手に掌握して国の近代化に大きな役割を果たした。
その最たるものが「私鉄」だ。現在なら鉄道は国交省運輸局、都市開発は同じく都市・地域整備局、住宅整備は同・住宅局、病院の開業は厚労省というように許認可を与える役所は異なる。が、内務省ではこれらを1セットにして認可できたのだ。結果、私鉄の鉄道網は主要駅から郊外に延び、沿線の駅ごとに宅地開発など街づくりが行われてきたために人口が分散され、日本の都市はスラム化しなかった。こうした私鉄網は世界に類を見ないものなのだ。(ダメ民主党へ、これが本物の「官僚改革」だ | 実践ビジネススクール)



誰かが嘘をついている 繁華街で消えた"美人"女子高生 背景に複数の「疑問点」

2011-02-26 08:23:15 | 報道

2001年3月6日の白昼、北海道室蘭市の繁華街で高校1年生の千田麻未さん(当時16歳)の行方が分からなくなった。自宅からアルバイト先に向かう途中、一体彼女の身に何が起きたのか?
 失踪した麻未さんは、学校でファンクラブが結成されるほどの"美人"女子高生であったことや、人通りの多い繁華街で発生した失踪事件、アルバイト先の関係者に対する警察の捜査が報道されたことで、この事件は世間からの注目を集めることとなる。
 麻未さんの通う北海道立室蘭栄高校は、室蘭市のなかでも一番の進学校。彼女はとても勉強熱心で、成績は常にトップクラスだった。事件が発生した3月6日は平日だったが、公立高校の入試日のため、麻未さんの通う学校も休みとなっていた。
 室蘭市白鳥台の自宅は、両親と弟の家族4人暮らし。近くの大型スーパー内にあるパン屋でアルバイトをしていた麻未さんは、自宅から7kmほど離れたパン屋の本店に赴き、コーヒーの入れ方を学ぶ講習を受けることになっていたという。正午過ぎ、彼女はパン屋の本店に「午後1時過ぎに行きます」と電話をかけている(電話に出たのは同店の従業員)。そして、彼女は自宅を発った。 この日の麻未さんの服装は、ジーンズにベージュのブレザー、バーバリーのマフラーという、どこにでもいる女子校生風のファッション。途中でコンビニに立ち寄ったあと、彼女は市内を走る循環バスに乗車した。このときの友人の目撃証言によれば、バスに乗った麻未さんが自分に向かって後部座席から手を振っていたという。
 このあと、関係者の証言が"すべて"事実だとすれば、麻未さんは非常に奇妙な行動をとったことになる。目的地のパン屋の本店に向かうのであれば下車すべきバス停「東通」で降りなかったのだ。
 約束の午後1時頃、「東通」から3つ先の停留所「東町2丁目」で下車した麻未さんを、同級生の男子生徒2人が見かけ、道路越しに挨拶をしたという。その後、麻未さんはスーパー「室蘭サティ」に立ち寄り、午後1時26分から化粧品売り場で15分ほど過ごしているのを、店の防犯カメラが記録している。そして、この映像が麻未さんの最後の"目撃情報"となってしまった。
 午後1時42分、麻未さんの交際相手が、彼女のPHSに電話をかけている。そのとき、麻未さんは交際相手に「下に着いた」と話したという。"下"とは、地元で繁華街周辺を指す呼称のこと。おそらく麻未さんは、「室蘭サティ」を出てバスに乗り、ようやく目的地のある「東通」に到着したと見られている(PHSの交信記録からも、アンテナの中継場所が「東通」付近だったことが判明)。
 午後1時46分、再びかかってきた交際相手からの電話に出た麻未さんは、「いま話せないから、あとでかけ返す」と通話を切った。このとき、自分の身に危害が及びつつあったことに気付いて、交際相手に伝えることができていたなら、この事件はもしかしたら"未遂"で済んだかもしれない。
 そして、麻未さんは忽然と消えてしまった。
 しかし、いくつかの疑問が残る。なぜ麻未さんは、目的地の最寄りのバス停で降りなかったのか? それに、予定時刻を過ぎているにもかかわらず、なぜスーパーの化粧品売り場に行ったのだろうか? このことについて、彼女の性格を知る友人たちは、「律儀な麻未さんがそんなことをするわけがない」と口を揃えて語っている。それならば、約束の時間は証言した関係者の記憶違いだったのだろうか......。 ここで、麻未さんと会う予定だったパン屋の店長の証言が重要性を帯びてくる。
「麻未さんが昼過ぎに来ると思い、午後1時30分まで店で待ったが、来ないので外出した」
「その後、体調がすぐれなかったので、自宅で寝ていた」
 北海道警は、麻未さんと「コーヒー講習」の約束をし、最後に会った可能性がある、同店長に疑いの目を向けた。3日間にわたって任意で取り調べを行い、所有する車両を押収し、自宅と店舗を捜索した。しかし、事件との結びつきは一切見つからなかった。

疑惑の人物の評判

「あのオーナーは、ちょっとイヤらしい感じなんです。たまに、お店にスカートを穿いて出勤したりすると“今日は珍しいね”と言って、舐め回すように見たりするんです」
「オーナーの年齢は30代半ばですが、未だに独身で得体が知れないところがありました。お店は忙しいのに、なぜか午前中で帰っちゃうんです。携帯も留守電状態で、夜9時頃に自宅に連絡すると母親が出て“○×はもう寝ました”と言われるんです。毎日、午後いっぱい、何をしているのかわかりませんでした。」
(元女子従業員)
「パートの30代後半の既婚女性と不倫していたし、若いバイトの子には”焼肉を食べにいこう”と誘っていた。それでいて、“あの子は男のことは何も知らなそうだな”なんて言って下心が見え見え。私も”胸が大きくなったね”とイヤらしく言われたことがある」
(別の女性従業員)
「オーナーがヒイキにする女性はみんな、目が大きくて髪が長く、細身の人です。麻美さんの容姿の特徴も全く同じだったから、彼女が失踪したと聞いた時、もしかしたらと思いましたよ」
(元従業員)
「オーナーは、ストーカー被害に遭って麻美さんが悩んでいたと言っているが、直接の上司だった私は、そんな話は聞いたこともないのです」
(麻美さんが働いていたパン屋の支店長)



 麻美さんが失踪した現場は大通りに面した室蘭市の繁華街である。真っ昼間に、しかも見知らぬ人に拉致されたとはまず考えられない。新聞記者は、「連れ去られたとしたら、それは彼女がよく知る身近な人に違いありません。ところが、その一人であるオーナーに限って、“事件当日は午後1時半に店を出て、3時に帰宅した”というだけで、彼女が失踪したと思われる時間帯のアリバイがないようなのです。」という。

 

 麻未さんの失踪から、もうすぐ10年を迎えようとしている。事件発生から道警は捜査員を延べ2,000人以上を投入し、徹底した捜索体制を敷いてきた。市民からは1,000件以上の情報が寄せられるなど、世間の注目度も高かった。しかし、生きていれば26歳となっているはずの彼女の発見には、未だ結びついていない。それでも彼女の家族は、麻未さんがどこかの場所で生きていることを信じ、待ち続けている。そう、いつの日か、元気な声で自宅に電話がかかってくることを......。
(取材・文=神尾啓子)
<被害者の情報>
名前:千田麻未さん(ちだ・あさみ さん/当時16歳/室蘭栄高校1年生)
身長:153cm
体型:痩せ形
頭髪:ストレートの黒髪
服装:紺色のジーンズ、ベージュ色のブレザー、バーバリー製のチェック柄マフラー、緑色の革靴
<連絡先>
連絡先:室蘭警察署刑事第一課
TEL:0143-46-0110(10年前、白昼の繁華街で消えた"美人"女子高生 背景に複数の「疑問点」が浮上......!! - 日刊サイゾー)