癌

　昨日から何かと気ぜわしく、また気がかりな事が増えた。
母の入院してる病院に、叔父までも入院したからだ。　数ヶ月前に、「乳頭癌」の手術をし、成功と聞いていたのに・・・・・・

　今になって、執刀医から「転移が有るとは思いませんでした。」なんて言われても「それは無いでしょう」と言いたくなります。
おまけに、最初は「一年は持たないくらい・・・」と聞いたのに、昨日急に「2ヶ月」と聞いた。
　「青天の霹靂」　とはあの事だ。

　とりあえずは、事の詳細を聞きたいと思い、叔父の長男と連絡を取った。彼が言うには
「本人には一年位と伝えたが、家族は2ヶ月と言われた。　今遣ってる抗がん剤治療は、一か八かの勝負だと思う。　上手く行けば延命になるが、下手をすると体力が余計に低下し、1ヶ月も持たない可能性も有る。」

　今、入院中の私の母には内緒にして欲しいと言うと、これが驚くような返事が帰って来た。
　
「叔母ちゃんには一番に伝えた。　だからTちゃんは知ってると思ってた・・・・」

嘘～って感じです。　あの何でも自分の中では納めて置けない、我がままな母が知ってて黙っていたなんて・・・・・・・
余程、堪えているのだろう・・・・・リハビリへの我侭さも、もしかすると叔父の事が有って、頑張ろうと言う意欲が無いのかもしれない。

　母は、看護士さんに手を焼かせている。　膝のリハビリが進まないのだ。
医師から指示されたメニューを拒否し、看護士さんを呼び立てる。
ブザーを押しては、「痛いから止めて」と訴えるそうなのだ。

　母、叔父・・・・両方とも大変な事態なんだよね～PCを開けるのも気が重かった。