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夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

小春日和から

2024-12-27 05:59:23 | つれづれ
昨日はまさに春のようなあたたかさ

朝練のとき暑くて服を1枚脱いだくらいで

作業するのもちょうどよかったです。

昼間あたたかな日差しの中で母をお散歩に連れ出して

あたたかいねと笑っておりました。

地域の一番小さな一回りで1500 歩くらい歩けます。

母にはいい運動になります。



夜から風が吹き始めました。

夜中じゅう

強い風の音がします。

ここの季節風は慣れないとびっくりなのですけど

母は防熱防音遮光カーテンの横であたたかく寝てもらってまして

エアコン毎日フル。

風邪引かせては行けないので。



さて年内最後の荷出しが今日。

また節をひとつ越えます。

正月一節。

私にとっては通過点ですが

この地にはまだ懐かしいお正月の慣習や人々の営みが残っています。

本当はここでゆっくりお正月がいい。

そのうちそうしよう。

子供の頃、金閣寺の裏山や御室に抜ける道、広沢の池や大覚寺から嵐山に抜け、竹の小径や静かな源氏物語を彷彿とさせるあの鄙びた中で育ちました。

今ではもうないあの頃の景色。

東山に昇る月や

美しい夕日の愛宕山

鞍馬や貴船の山道を、海外の友を連れよく歩いた。

静かでした。

街を少し離れたら自然がそのまんま残る美しい京都。

高級リゾートなんかはなかったし

買い物も不便なところ。

懐かしい。

今はもう思い出の中だけ。

嵐山辺りまで歩くと

帰りは、御室から妙心寺や、等持院に抜けた。

等持院は、櫻谷文庫もあるし西園寺公望公の、居宅跡もあるし

閑静ないいところ。

私は懐かしさが投影されているこの国東半島が好きだ

ここでできるならお正月

ゆっくりおせち作って過ごしたい。

私は本当にこの地に馴染んでしまった。


やや不便な所に

豊かさは存在する気がします

コメント
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