京都は暑くてたまらんと電話あり

いちいち大川まで加工に行くのは大変だろうと言われ
28℃もあればそりゃちょっとねえ。
国見は朝はグーッと冷え込みますから
昨日の朝もグラウンドで焚き火してました。
朝ひとしきり暖を取り身体を温めるんです。
おひさまが顔を出し日がさすと急激に気温上がり
昨日も乾燥していた抜いた草の山を切り分け処分してたら汗。
上着脱ぎ、まるで夏ではありませんか。
おかしなお天気です。
この後待望の雨が降れば
その後はきっと寒くなるなと色んな冬支度して
ストーブもそろそろ出して準備しておこうと想います。
昨日は1日作業場に籠もりましたが
夕方
実はウォールナッツの粗材もらいましたが
うちの手押しカンナとプレナーが不調で動かず。
困ったなあと想ってましたが
Мさんのご好意で近くのお身内の工務店の作業場で綺麗にさせてもらうことに。
自分で行くと言ってましたが高級車でお迎えに来てくださり(笑)
それに木を積まれるからビクビクでした〜。
本当に近くでした。
とても綺麗に整理整頓された広い作業場。
木も整然とサイズごとにキチンと並べられてます。
大きな集塵システム。
お仕事終わりなのに親切に対応してくださいました。
かなり大きな手押しカンナと、結構なプレナー(自動カンナ)があります。
私は以前京都である方に使い方教えてもらったけど
「それでは危ない点もあるし、機械にも負担になる」
そういえばそんな基本を京都では誰にも教えてもらったことなかったなあと想う。
一緒に色々してもらい
綺麗になりました。

いちいち大川まで加工に行くのは大変だろうと言われ
うちにある動かなくなったのと同じのが
2年しか使ってないけどあるので持って帰り。
と、言ってくださいました。
ビックリ❢
何とありがたいことでしょう。
モーター動かなくなったらちょっとなかなかなおらんからと。
まあ私の使い方が基本がなってなかったんです。
よくそんな我流でやってきたねと笑われますが。
でも、こうしろって言われたことしかできないですよね。
学校で習ったり基本教えてくださる方などなかなかいないし
彫刻の先生に教わったやり方しかしてない。
それが危ないと言われたらどうしようもなかったんです。
しかもこんな粗材はなかなか京都では扱わなかった。
ある程度ちゃんとした木を扱ってたので機械もそれほど負担ではなかったのでしょう。
でも
壊れなかったら危ないまんま作業してたことになります。
長い目で見たら良かったのかもしれませんね。
基本って大切なんだなあと想いました。
しかし大工さんがされる要領では更に危険なこともある。
男性の握力や力はないので。
工作機械は年齢上がった女性には危険なことが多いのです。
若い頃はある程度平気ですけど。
だからやっぱり基本的に粗材を扱うことはあまりせずある程度基本面を作ってもらってから銘木屋さんに送ってもらおう。
小さな加工なら基本を踏まえれば大丈夫。
逆に旋盤仕事など
かなり小さな刃物の刃先を使い
小さな部品を作ることは女性は得意です。
得手を生かすことは大切ですね。
荒仕事はこれからの年齢は人にお願いして
仕上げや細かい作業は年をとっても平気なのでどんどん進化させたいです。
必要な機械はどんどん買いなさいと言われてます。
無意味に増やすことはしないです。
必要なものだけ。頻度や安全性も考えて。
2台ほど入れたい。
大型のは銘木屋さんに使わせてもらうか指示してやってもらい
ある程度の大きさになれば後は加工はスムーズにできますね。
だんだん大きな木を運ぶのキツくて。(笑)
夏にリノベの最中に、3メートルの長さの木がトラックで運び込まれたとき
それを引っ張り込み立てて行く私に驚かれた。
「あんた、こんな大きな物立てるのか?」
画家さんしか見てこられなかった方には
驚きの光景。
こんな木から夢は生まれるんです。
元はこんな木達。
杢目の美しさにビックリされてました。
木に魅入られ
木に支えられての毎日毎日。
木は本当に優しく美しいです。
そしてその木は歌うんです。
私が昔から言っている
木は歌い手さん、というのは
木を扱っているとその声がわかる。
楽器を奏でているときのように
この前ウクレレを少し掻き鳴らし。
ギター鳴らしたくなった。
木により音色の変わる世界は昔から本当に好きでした。
おるごーるもおんなじと気づいてからは
その導管の向きや組み合わせで
音量変化とは違う繊細な音色の違いに魅入られました。
まろやかで優しい音色や歌うような伸びやかな音色。
何と言う豊かさ
何と言う繊細さ。
小さく響く木さえも
その歌い方には敬服します。
スピーカー等で増幅とかしなくても
その美しさはわかります。
さて
ある程度今の創作落ち着いたらいよいよ新しいプロジェクトに取り掛かります。