母は何でもマイナスに取る超人だけど
今朝もとんでもないマイナスな話を持ち込みましたが
どんどん沈み込むその姿を見て
ふと考えました。
そんなにマイナスにとってはいけません!って言ってもダメだし。
ここは発想を転換しよう。
母は暇なので
時間はたっぷりあります!
あ、と、思いついて
母に
「超絶マイナスな人の小説書いてみない?あんさんのライフワークになるよ。」
と言いました。
母はビックリして
「なんやそれ?どないやの?」
「あのさ、物事をめちゃくちゃマイナスに捉える女の子の冒険」
「ほんで?どんなふうに物語進めたらいいのん?」
「あのな、全ての起こることを悉くマイナスに受け取る!とにかくマイナスやねん。ほんで、そのあまりにもマイナスな受け取り方が何故か深刻な事をマイナス過ぎて面白くさせるの。知らないうちに笑いの渦を巻き起こす、と言う物語どうよ?」
そう言うと母は
「あんた、それ、ちょっと腕が要るえ。」
「そこはマイナスの、素質のあるお母はんなら大丈夫。ノートならいくらでも買ってきてあげるから、書いてみたら?文筆家。」
母は爆笑しだした。
「想像したら笑えてくるわ。どんだけマイナスなん?って読者が爆笑するような物語にならなあかんな。」
「そーそー。腕が要るよ。(笑)」
「どんだけマイナス〜?ってみんなが突っ込む物語か?」
「そ。とことんマイナスよ。これでもか!って。そこに笑いが起こるようにエッセンスないとベストセラー作家にはなれんよ!」
そこまで言うと母は突然
お腹痛いと言いながら笑い出しました。
「ベストセラー作家って!(笑)おもしろ過ぎて笑えて。」
笑ったねえ。(笑)
でも
私は半分本気で言ったけど。
世の中プラス思考
そんな時代に超絶マイナス思考な主人公の巻き起こす
信じられないマイナス思考から生まれる大笑いな出来事。
彼女の予期しない事態が次々と巻き起こるのだよ。
彼女は超絶マイナスなのに
期せずしてそのマイナス思考が人々を笑いの渦に巻き込むのだ。
知らないうちに周りの人をプラスにしていくマイナスの嵐ってどう?
主人公の名前も浮かんでしまった!
彼女はそう、
「マイナス嵐子(らんこ)ちゃん」
私が本の帯書くから。というと
「ゆのんが帯書いても売れん!誰が喜んで読むのん!」
出た!マイナス!
やっぱり素質あるよ。
なーんて。(笑)
母と大笑いした朝でした。(笑)
いいアイデアだと思うんだけどなあ。(笑)