2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅
4日目・2019年(平成31年)3月31日(日曜日) 根府川駅 ―> 真鶴駅 5.4Km
朝4時半に起きだして関内駅へと向かう。
今日のスタートは根府川駅だが運賃が1140円である。

JR券が往復で2280円、乗車時間も片道1時間かかるのでは安い宿を選んだ意味がないなぁ。
昨夜はほかに空いている安い宿がなかったから仕方ないのだけれど。
まだ薄暗い関内駅のホーム。

なんと立ったまま寝ている人がいた。器用な人だなあ。

午前7時前に根府川駅に到着だ。


ちいさな無人駅だが乗降客が多いのだった。日曜日だから観光客がほとんどのようだ。
駅のベンチに座ってサンドイッチと缶コーヒーで朝食にする。


地方統一選挙の真っ最中だ。駅前には選挙ポスター掲示板があった。

今回も与党の勝利だろうな。
残念なことだが日本はよい野党が育たない国だなと思う。
社会党が政権を握ったのも民主党が与党になったのも長い歴史から見ればほんの一瞬のことでしかなかった。
野党のバラバラさ加減には中道派でリベラル好きのわたしでもあきれてしまう。
「ぼく、〇〇くんと一緒に活動するのはイヤだもん」とか「えー、女の子がリーダーになるならボクは抜けるよ」というような小学生以下レベルのことばかりやっていて連携、統一ということが出来ない。
総理大臣がころころ変わるのにもあきれたものだ。「えー、、今週の総理大臣は、、」みたいになってしまっていた。
中学校の当番じゃあるまいし。
前回の選挙の後で「野党が連携していれば政権を奪還できただろう」というニュースを読んで唖然としたものだった。
しっかりとした野党があってこそ政権は真剣に政治に取り組めるのだと思うのだ。
われわれは独裁政権(または独裁に近い)が過去にどんな間違いを犯してきたのかよく考えるべきなのだ。
EU離脱で大揺れのイギリスの議会を見ながら日本の政治に不安を覚えるのである。
と、、選挙カーの騒音を聞き流しながら思った次第。
歩き旅に戻る。
根府川駅からすぐのところに寺山神社があった。


今日は晴れているが寒い。境内の桜も凍えている。

ここの注連縄はお相撲さんのまわしみたいな形。

その先には関所入り口のバス停があった。坂を下っていくと関所跡があるとのこと。

坂道を登っていくとこの景色、山、山、山である。


下を見ると新幹線が通っていた。海側には東海道本線が通る、ここは交通の要衝なのだ。


この先にはゴルフコースやヒルトンホテルなどがあるのだ、先ほど根府川駅で降りた乗客もホテルの送迎バスに乗り込んで去っていったっけ。

坂を上っていく。

足は痛い。右足のかかとをかばうようにほとんどつま先で歩いている。
昨夜の雨で緑が美しく輝いている。
これはマンホールの蓋ではない“小田原市 公共基準点”と書いてある。

測量などで使うものだそうだ。
道路わきに甘夏みかんが落ちていた。

まわりを見るとあちこちに落ちている。


見上げると山の上にはミカン畑がある。あそこから落ちてきたものらしい。
この地方では「どんぐりころころ」じゃなくて「ミカンころころ」と歌うとか(嘘)
りんご畑はなだらかな土地に作るがミカン畑は急な斜面に作るんだなあ。
よく見ると周りはミカン畑だらけだった。


1本の木に文字通り鈴生り状態。実の重さで枝が折れてしまわないのだろうか。

急な斜面に作るからこのようなモノレールで収穫したものを運んだりしているのだ。


乗り物大好きなわたしは、楽しそうだな乗ってみたいと思った。
さらに山道を進んでいく。

青空に桜が映える。



“海抜130m”の標識があった。
えーっ!ここまで津波が・・・まさかね。


もし100mの津波が来たなら日本のほとんどは海の下だろう、恐ろしい。
ここは地震の巣である。
関東大震災時には根府川駅で列車が土石流で海まで流されて112人の犠牲者が出たのだそうだ。
峠を越えてやっと下り坂になった。



向こうから急坂をものともせずに自転車で来る人がいた、スゴイ!

海と桜。おお!よい景色。



ときどき風はあるものの歩くには最適な天候である。
途中で見かけた看板。


かわいい子犬というけれど、どうもこのイラストからは想像しにくいな。
ここにもみかんの無人販売所がある、ジュース用とあるがこれだけ入って200円と安い。


またしても自転車で坂を上ってくる人の姿、みんな休日を楽しんでいるんだな。


テントでオレンジ類の販売をしていた。さすが産地だけあって種類も豊富だ。

坂を下っていくと真鶴駅が見えてきた。


時刻は9時45分。ここまで2時間15分かかっている。




根府川駅と真鶴駅間はJR営業キロは5.4Kmだが歩いた距離は7.7キロだ。
山道だったし足も痛かったことを考えればまずまずのペースかな。

4日目・2019年(平成31年)3月31日(日曜日) 根府川駅 ―> 真鶴駅 5.4Km
朝4時半に起きだして関内駅へと向かう。
今日のスタートは根府川駅だが運賃が1140円である。

JR券が往復で2280円、乗車時間も片道1時間かかるのでは安い宿を選んだ意味がないなぁ。
昨夜はほかに空いている安い宿がなかったから仕方ないのだけれど。
まだ薄暗い関内駅のホーム。

なんと立ったまま寝ている人がいた。器用な人だなあ。

午前7時前に根府川駅に到着だ。


ちいさな無人駅だが乗降客が多いのだった。日曜日だから観光客がほとんどのようだ。
駅のベンチに座ってサンドイッチと缶コーヒーで朝食にする。


地方統一選挙の真っ最中だ。駅前には選挙ポスター掲示板があった。

今回も与党の勝利だろうな。
残念なことだが日本はよい野党が育たない国だなと思う。
社会党が政権を握ったのも民主党が与党になったのも長い歴史から見ればほんの一瞬のことでしかなかった。
野党のバラバラさ加減には中道派でリベラル好きのわたしでもあきれてしまう。
「ぼく、〇〇くんと一緒に活動するのはイヤだもん」とか「えー、女の子がリーダーになるならボクは抜けるよ」というような小学生以下レベルのことばかりやっていて連携、統一ということが出来ない。
総理大臣がころころ変わるのにもあきれたものだ。「えー、、今週の総理大臣は、、」みたいになってしまっていた。
中学校の当番じゃあるまいし。
前回の選挙の後で「野党が連携していれば政権を奪還できただろう」というニュースを読んで唖然としたものだった。
しっかりとした野党があってこそ政権は真剣に政治に取り組めるのだと思うのだ。
われわれは独裁政権(または独裁に近い)が過去にどんな間違いを犯してきたのかよく考えるべきなのだ。
EU離脱で大揺れのイギリスの議会を見ながら日本の政治に不安を覚えるのである。
と、、選挙カーの騒音を聞き流しながら思った次第。
歩き旅に戻る。
根府川駅からすぐのところに寺山神社があった。


今日は晴れているが寒い。境内の桜も凍えている。

ここの注連縄はお相撲さんのまわしみたいな形。

その先には関所入り口のバス停があった。坂を下っていくと関所跡があるとのこと。

坂道を登っていくとこの景色、山、山、山である。


下を見ると新幹線が通っていた。海側には東海道本線が通る、ここは交通の要衝なのだ。


この先にはゴルフコースやヒルトンホテルなどがあるのだ、先ほど根府川駅で降りた乗客もホテルの送迎バスに乗り込んで去っていったっけ。

坂を上っていく。

足は痛い。右足のかかとをかばうようにほとんどつま先で歩いている。
昨夜の雨で緑が美しく輝いている。
これはマンホールの蓋ではない“小田原市 公共基準点”と書いてある。

測量などで使うものだそうだ。
道路わきに甘夏みかんが落ちていた。

まわりを見るとあちこちに落ちている。


見上げると山の上にはミカン畑がある。あそこから落ちてきたものらしい。
この地方では「どんぐりころころ」じゃなくて「ミカンころころ」と歌うとか(嘘)
りんご畑はなだらかな土地に作るがミカン畑は急な斜面に作るんだなあ。
よく見ると周りはミカン畑だらけだった。


1本の木に文字通り鈴生り状態。実の重さで枝が折れてしまわないのだろうか。

急な斜面に作るからこのようなモノレールで収穫したものを運んだりしているのだ。


乗り物大好きなわたしは、楽しそうだな乗ってみたいと思った。
さらに山道を進んでいく。

青空に桜が映える。



“海抜130m”の標識があった。
えーっ!ここまで津波が・・・まさかね。


もし100mの津波が来たなら日本のほとんどは海の下だろう、恐ろしい。
ここは地震の巣である。
関東大震災時には根府川駅で列車が土石流で海まで流されて112人の犠牲者が出たのだそうだ。
峠を越えてやっと下り坂になった。



向こうから急坂をものともせずに自転車で来る人がいた、スゴイ!

海と桜。おお!よい景色。



ときどき風はあるものの歩くには最適な天候である。
途中で見かけた看板。


かわいい子犬というけれど、どうもこのイラストからは想像しにくいな。
ここにもみかんの無人販売所がある、ジュース用とあるがこれだけ入って200円と安い。


またしても自転車で坂を上ってくる人の姿、みんな休日を楽しんでいるんだな。


テントでオレンジ類の販売をしていた。さすが産地だけあって種類も豊富だ。

坂を下っていくと真鶴駅が見えてきた。


時刻は9時45分。ここまで2時間15分かかっている。




根府川駅と真鶴駅間はJR営業キロは5.4Kmだが歩いた距離は7.7キロだ。
山道だったし足も痛かったことを考えればまずまずのペースかな。
