2016年10月2日(日曜日)
田山駅ー>兄畑駅 歩いた距離約6.6Km
今年は岩手国体開催の年である。
ここ八幡平市でもテニス、ゴルフなどの競技が行われている。
田山ではライフル射撃の競技が行われていて会場へ向かう車が多数みられた。
田山駅の待合室で10分ほど休んでから歩き出す。
”(株)田山製甲所”という工場があった。

はて製甲とはなんだろう? 帰宅して調べてみると靴の上部分つまり靴の甲の部分を作っているのだそうだ。
革靴はパーツごとに別々な工場が製造しているんだそうだ。
田山の町を過ぎるとまわりは山しかない。

国道だから交通量はそれなりにあるが実に辺鄙なところである。

ところどころで線路と高速道路そして国道が交差したりする。
54キロのキロポストがあった。


やっと人家の見えるところまできた、兄畑地区へ入ったようだ。

兄畑駅前の民家の壁に結婚相談所の看板があった。

「出嫁」と書いてある。聞きなれない言葉だなあ。
帰宅してから出嫁という言葉をGoogleで検索してみると、中国語で嫁に行くこととある。
ネットのWebloo辞書でも中国語としての意味しか出てこない。
日本語ではないのか?
わたしは岩手県で生まれ育ったのだが嫁に行くことを出嫁というとは聞いたことがない。
ここ秋田県では出嫁というのだろうか、それとも業者さんは中国語に堪能な方なのだろうか。
兄畑駅に到着だ。

先ほどの田山駅と同じつくりの駅である。
屋根の勾配が急なのは雪の多い地方だからなのだろう。

さて、できれば次の湯瀬温泉駅まで歩きたいのだが、、、と時刻表を見る。

現在時刻は午後1時40分だ。
湯瀬温泉駅までの距離は4キロとちょっと1時間とちょっとで歩ける距離ではあるが、ここまで4時間半ほど歩いているので疲れてしまっている。
湯瀬温泉駅からの上り列車は午後2時40分発だ。それに乗り遅れると次は午後4時51分発になってしまう。
なんと3時間近くも待つことになるのだ。
10月なので午後5時ともなると薄暗くなるし冷えてくる。
きょうはこの駅までにしよう、無理をしないことだ。

ああ、もう30分早起きして自宅を出れば間に合ったのにと寝坊な自分を恨む。
それでも午後2時40分発の上り列車までここで1時間以上も待たなければならない。
「田舎はのんびりしてていいねえ」と言いたいところだがやはり不便だなあと思う。ここにはバスの便もないのだ、自家用車か鉄道のどちらかになる。
喉が渇いた。持ってきたお茶を田山駅で飲んでしまったのだった。
どこかに自動販売機があるだろうと考えていたのだが、さすがに民家のまったくないところには自動販売機も無かったのだ。
都会でなくとも駅前には自動販売機があるのが一般的だ。
だがこの駅には無かった。100メートルほど離れた国道沿いまで歩いてペットボトルの水を買いゴクゴクと一気に飲んでしまう。

やっと上り列車がやってきた。乗降客はわたしだけ。

車内で車掌さんから切符を購入。

途中の田山駅から国体の関係者と思われる人が乗り込んできた。
横間駅で降りて車で湯瀬温泉に向かう。
歩いて行き、鉄道で戻ってきて、さらにもう一度車で行くという実に無駄なことをしている。趣味でなければこんなことはしないだろうなあ。
湯瀬温泉には”湯瀬ふれあいセンター”という温泉施設がある。

ここで汗を流して着替えてさっぱりしてから帰宅しようというわけである。
受付でお金を払おうとすると「60歳以上ですか?」と聞かれた。
「はい」と答えると「では100円です」
なんと60歳以上だと100円で入浴できるのだという。
中には湯瀬温泉の歴史を紹介する展示もある。

施設はやや古さがあるものの豊富なお湯がザブザブ音を立てて流れていて、快適そのものの温泉だった。
さらにポスターを見ると高齢者にはバスの割引があるし、はり・きゅう・マッサージが1000円で受けられる割引制度もあるのだった。


ここ鹿角市はお年寄りに優しい街なのであった。

初秋の美しい夕焼け空を見ながらの帰宅となった。

田山駅ー>兄畑駅 歩いた距離約6.6Km
今年は岩手国体開催の年である。
ここ八幡平市でもテニス、ゴルフなどの競技が行われている。
田山ではライフル射撃の競技が行われていて会場へ向かう車が多数みられた。
田山駅の待合室で10分ほど休んでから歩き出す。
”(株)田山製甲所”という工場があった。

はて製甲とはなんだろう? 帰宅して調べてみると靴の上部分つまり靴の甲の部分を作っているのだそうだ。
革靴はパーツごとに別々な工場が製造しているんだそうだ。
田山の町を過ぎるとまわりは山しかない。

国道だから交通量はそれなりにあるが実に辺鄙なところである。

ところどころで線路と高速道路そして国道が交差したりする。
54キロのキロポストがあった。


やっと人家の見えるところまできた、兄畑地区へ入ったようだ。

兄畑駅前の民家の壁に結婚相談所の看板があった。

「出嫁」と書いてある。聞きなれない言葉だなあ。
帰宅してから出嫁という言葉をGoogleで検索してみると、中国語で嫁に行くこととある。
ネットのWebloo辞書でも中国語としての意味しか出てこない。
日本語ではないのか?
わたしは岩手県で生まれ育ったのだが嫁に行くことを出嫁というとは聞いたことがない。
ここ秋田県では出嫁というのだろうか、それとも業者さんは中国語に堪能な方なのだろうか。
兄畑駅に到着だ。

先ほどの田山駅と同じつくりの駅である。
屋根の勾配が急なのは雪の多い地方だからなのだろう。

さて、できれば次の湯瀬温泉駅まで歩きたいのだが、、、と時刻表を見る。

現在時刻は午後1時40分だ。
湯瀬温泉駅までの距離は4キロとちょっと1時間とちょっとで歩ける距離ではあるが、ここまで4時間半ほど歩いているので疲れてしまっている。
湯瀬温泉駅からの上り列車は午後2時40分発だ。それに乗り遅れると次は午後4時51分発になってしまう。
なんと3時間近くも待つことになるのだ。
10月なので午後5時ともなると薄暗くなるし冷えてくる。
きょうはこの駅までにしよう、無理をしないことだ。

ああ、もう30分早起きして自宅を出れば間に合ったのにと寝坊な自分を恨む。
それでも午後2時40分発の上り列車までここで1時間以上も待たなければならない。
「田舎はのんびりしてていいねえ」と言いたいところだがやはり不便だなあと思う。ここにはバスの便もないのだ、自家用車か鉄道のどちらかになる。
喉が渇いた。持ってきたお茶を田山駅で飲んでしまったのだった。
どこかに自動販売機があるだろうと考えていたのだが、さすがに民家のまったくないところには自動販売機も無かったのだ。
都会でなくとも駅前には自動販売機があるのが一般的だ。
だがこの駅には無かった。100メートルほど離れた国道沿いまで歩いてペットボトルの水を買いゴクゴクと一気に飲んでしまう。

やっと上り列車がやってきた。乗降客はわたしだけ。

車内で車掌さんから切符を購入。

途中の田山駅から国体の関係者と思われる人が乗り込んできた。
横間駅で降りて車で湯瀬温泉に向かう。
歩いて行き、鉄道で戻ってきて、さらにもう一度車で行くという実に無駄なことをしている。趣味でなければこんなことはしないだろうなあ。
湯瀬温泉には”湯瀬ふれあいセンター”という温泉施設がある。

ここで汗を流して着替えてさっぱりしてから帰宅しようというわけである。
受付でお金を払おうとすると「60歳以上ですか?」と聞かれた。
「はい」と答えると「では100円です」
なんと60歳以上だと100円で入浴できるのだという。
中には湯瀬温泉の歴史を紹介する展示もある。

施設はやや古さがあるものの豊富なお湯がザブザブ音を立てて流れていて、快適そのものの温泉だった。
さらにポスターを見ると高齢者にはバスの割引があるし、はり・きゅう・マッサージが1000円で受けられる割引制度もあるのだった。


ここ鹿角市はお年寄りに優しい街なのであった。

初秋の美しい夕焼け空を見ながらの帰宅となった。
