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東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

JR奈良線沿線歩き旅 (22・完) 東福寺駅 ー> 京都駅

2023年07月13日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (22・完) 東福寺駅 ー> 京都駅 1.1 JR営業キロ
2023年5月26日(金)

東福寺駅までやってきた。



今日は京都駅から浜松駅まで行き1泊する予定なのでここまでの観光も急ぎ足で済ませてきたのだ。

駅は京阪電車とJRが仲良く使っている。



なんだかとても狭苦しい駅だ、駅前の道路も狭いので多い利用客をさばききれないんじゃないかと思うほど。





駅周辺には高校生が大勢いた。





修学旅行生ではなく下校中の生徒だった。
近くに大谷高校があるのでそこの生徒だろう。

時刻は12時半を回ったところだ。
このあたりで昼食にしよう。
駅前にはドラゴンバーガーという魅力的なバーガー店がある。





和食の店のランチも良さそうだな、いや寿司にしようかなと決められないままあちこちうろうろする。



入ったお店の名前は大黒屋というラーメン店。



お値段が手ごろなのだが食べてみて「これは美味い!」と思わず声が出た。



しつこくないスープがわたしの好み。このラーメンを食べるためにもう一度京都へ来ても良いかな~と思える味だった。

さらにこの店では次回使える100円割引券までもらえるのだ。
だがわたしはいつまたこの店に来れるかわからない。ちょうど高校生がいたので割引券をプレゼントしたので無駄にはならなかったと思う。



食事を終えたら最後の行程の京都駅へと歩く。

琵琶湖疎水に架かる橋を渡る。





見るとかなりの水量である、発電や水運にも使われるというから京都の産業基盤になった水路なのだな。



そこから京都タワーが見えた。



橋を渡ると右手のビルに大きなイラストが描いてある。



文庫・マダンセンターの看板が見えている。
ホームページで見ると韓国・朝鮮と日本の交流の場とのこと。
国際都市の京都だから世界中から人が集まる、お互いに交流を通じて平和な世界を目指す、とても良いことと思う。



もう京都駅は目の前だ。



「変なホテル」の前を通るとここにも大勢の外国人の姿、そして駅前にはこれまた大勢の修学旅行生がいた。







見上げると新幹線の姿、ついに京都駅に到着だ。







これでJR奈良線の41.7キロメートルをすべての駅に立ち寄りながら歩き通したのだ。



駅構内も大混雑だった。







旅行客の数はすでに新型コロナ流行以前の水準に達しているだろう。



まず、きっぷ売り場へ行き浜松駅までの特急券を買う。



それから京都駅構内を見て回る。









京都駅は何度も訪れているが大階段とか空中経路はまだ見たことがない。

大階段をエスカレーターで上り大空広場まで行ってみる。









おお!見晴らしがよいなあ。



京都タワーに行かずにここでお手軽に空中散歩。



空中回廊などまるで大空港の通路のようだ、京都駅は随分と大きな駅だったんだな。







小規模だが庭園もあって憩えるようになっている。



駅の中に庭園があって憩えるというのは素敵なことだと思う。
土産物店とレストランしかない駅はわたしにとってはただ通り過ぎるだけの施設でしかない。

わたしは鉄道駅が好きだ。
京都駅や東京駅も良いと思うがニューヨークのグランド・セントラル駅も良かった。

お気に入りはスペインのマドリード・プエルタ・デ・アトーチャ駅だ。
屋内中央に大きな植物園があってその周りがカフェテラスになっていて雰囲気が良かった。



【↑ マドリード・プエルタ・デ・アトーチャ駅 2000年撮影】


さて京都駅を見終えたら、地上階へと行き、人だかりのしている義経号を撮影し新幹線ひかり号に乗って浜松駅へと向かう。






JR奈良線沿線歩き旅 (21) 稲荷駅 ー> 東福寺駅

2023年07月12日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (21) 稲荷駅 ー> 東福寺駅 1.6 JR営業キロ
2023年5月26日(金)


細い道を通り坂を下りていく、





おお! これは飛び出しキツネ。



なるほどお稲荷さんの町だね。







古物商だろうか、じつに美しい店構えだ。



屋根がゆるくカーブしているのが興味深いなあ。





そしてこのお酒屋さんも素敵だ、店頭の自販機がやや無粋ではあるが。



軒先に下がり灯篭、そして酒樽が乗っかているのは今では見られなくなってしまったのではないか。


そのすぐ近くには田中神社があった。





こういう小さな神社というのは趣があってよいものだ。

まだ昼前だというのに高校生が学校から帰って来る。



午前中だけの授業だったんだろうな。きゃっきゃっと笑いながら楽しそうだな。
青春だね、若さというのはいいものだなと思う。

わたしにもあのような青春時代はあったんだろうか、なんだかいきなりジイさんになってしまったような気がするな。

東福寺への案内があったので行ってみることにする。



伏見稲荷大社を見た後なのでなんだかとても地味~に感じるのだった。





見学者、参拝者の姿もほんのパラパラという静かなところだ。



どの建物も重厚で歴史というものが上から被さってくるように思える。



本堂には入れないので外から参拝と撮影する。



天井には有名な龍の絵があるのだがうっかり写真を撮らずじまい。

ここも秋の紅葉のシーズンに来てみたくなるところだな。





臥雲橋もなかなか良い。







このように屋根の架かった橋を通ることはめったに無いので渡りながら「はたしてこれは橋だろうか、それとも廊下だろうか」と考え込んでしまうのだった。

同聚院の前を通りかかると御朱印がたくさんあった。







見ると「モルガンお雪」というイラストがある。



はて? なぜ御朱印にこのようなものがあるのだろうと調べてみたら、ここには働く女性の見守り本尊があるという。



モルガンお雪というのは明治時代の芸妓でアメリカの大富豪モルガンの甥と結婚した女性だそうだ。

玉の輿ということか、、
いまでいう勝ち組だったんだな。
それで「働く女性の味方」ということなったのか。成功したい女性の守り神ということなんだろうな。
新種のバラの名前もお雪さんにささげられて、バラの名前はユキさんと呼ばれるとのことだ。





見ていると数人の女性が御朱印を受けるためだろう門をくぐっていった。



そこから東福寺駅はすぐだ。

JR奈良線沿線歩き旅 (20) 伏見稲荷大社

2023年07月11日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (20) 伏見稲荷大社
2023年5月26日(金)

駅は外観も内装も稲荷大社の雰囲気そのまま。



こういうのはわたしの好み。旅の楽しさを列車そして駅からと連続できる。



駅前には大きな鳥居、そして神さまのお使いの狐の像があった。





この狐はかなり怖い顔をしているなあ。



口に咥えているのは稲かな、もしかしたら稲俵かもしれない。
稲荷というくらいだから豊作を司どるのだろう。

鳥居をくぐると、とんでもない観光客の数だ。





人の流れにまかせて進んでいくしかない。



赤、白そして金色の組み合わせが深い緑の森ではよく映える。





金色の擬宝珠には天保11年の文字が見える。



おお!180年も前のものなのかよく形を残しているなあ。





ここにもたくさんの絵馬がある、そして千羽鶴の数も数えきれないほどだ。





メモ用紙を画鋲で留めただけのものもあって人の祈りが凝縮されているように思える。





どこも人、人、人で溢れている。







すごいのはやはり千本鳥居でラッシュ時の山手線状態。



普通に歩くことが出来ないのだった。



一方通行になっているのだがそれでも前の人が少し進んだら自分も少しだけ前へ動くといった状況でいつになったら上まで行けるのかわからないほどだ。
途中に鳥居の間に外へ出られる隙間があったのでそこから外へ逃げ出した。



お社の前で一心に祈るおじいさんの姿があった。
ここは神聖な場所、祈りの場だということを改めて感じた。



坂を少し下りると稲荷茶屋というお休みどころがあって修学旅行生は100円引きと表示があった。





ああ、、シニア割引があったならここで一休みしたかったのだが、、

と、、目の前にキツネの姿が、、、



えっ! まさかお昼前だというのにキツネが化けて出てきたのか?
昔話ではキツネは若く美しい女性に化けてだましたりするというが、こんなに大勢の人のいるところに出てくるとは、、、



どうやらこの女性はキツネのコスプレをしているようだ。
それにしてもよくできているなあ。
ちゃんと耳もキツネにしてある。

いやもしかしたら、、、本物のキツネ様だったとか、、



大社を後にして行くとおしゃれなカフェがあった。



メニューを見ると花の宴御膳が4000円とある。



うむむ、、ここまで節約して来たのだからここで食事して贅沢気分を味わおうかと思ったのだが、どうにも貧乏根性なものだから10分ほど思案してから通り過ぎてしまった。

JR奈良線沿線歩き旅 (19) JR藤森駅 ー> 稲荷駅

2023年07月10日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (19) JR藤森駅 ー> 稲荷駅 2.3 JR営業キロ
2023年5月26日(金)

藤森駅近くにも産直施設があった。



地図を見ても周りは住宅地だけで畑や田圃は無さそうだがいったいどこで栽培しているんだろう。

きゅうりが120円で、その下に「残り物100円」とあるのが興味深いな。



今のスーパーマーケットなどでは消費期限が近いため特価処分という表現をしてるけど、
わたしの田舎でも昔は「残り物」という言い方をしていたものだ。




進んでいくと瓦屋さんの店があった。



岩手県は雪の多い土地なので屋根は鋼鈑、トタン葺きが多い。
屋根に積もる雪の重さで家が倒壊するということもあったのだ、瓦は重量があるので雪の多い地方には不向きなのだ。



屋根や塀の上に乗っかているこのような飾り物はここで売っていたのか。



桃もあるぞ、縁起がいいんだろうな。

そこから少し行くと「宝湯」の看板があった。



路地の奥に古風な建物がある。



「寶温泉」と書いてある、歴史がありそうな建物だ。



あらためて看板を見ると「気泡風呂」と書いてあるのはジェットバスかな、「熱気風呂」はサウナだろう「薬湯」、身体が痺れそうな「超音波」「電気風呂」があって、一番上に「人間洗濯機」という恐ろしい風呂まである。



ぐるぐる回って洗剤をかけられて最後は高速回転で脱水するんだろうか、、、

狭い道なので車が来ると端に避けなければならない。



道路に飛び出すなんてもってのほかだ。





雨がぱらぱらと落ちてきたので高架下の公園でひとやすみする。





ここは子供たちの遊び場になっているのだがこの時間帯はお年寄りが数人休んでいるだけだった。



こういう道祖神とか
お地蔵さんお社が普通にあるというところが古都京都の良いところ。









そうかと思えばこのようにビルになってしまったお社もあるのが興味深い。













道路は狭いのだが都会だから交通量は多い。





加美屋という名前のお店。



COSMEの文字が見えるから美容関係の品を扱う商店だろう。
脇に「KITSUNE」と書いてある。もうここは伏見稲荷大社が近いのだ。

駅の近くにはこんなものがあった。



現在の東海道本線開業前はここを東海道本線が通っていたのだそうだ。
山科の山を迂回する形で京都までの線路があったのだがトンネル開通で廃線になったとのこと。



レンガ造りの建物はランプ小屋。
ランプか~ なんとも懐かしい言葉だなあ。

その隣に稲荷駅がある。





駅の前が伏見稲荷大社だから駅は大混雑していた。






JR奈良線沿線歩き旅 (18) 桃山駅 ー> JR藤森駅

2023年07月09日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (18) 桃山駅 ー> JR藤森駅 2.2 JR営業キロ
2023年5月26日(金)

桃山駅前にも産直のお店があった。



無農薬での野菜作りの店だ、わたしは野菜好きなのでじっくりと見てしまう。。



住宅の道を歩いていき。





お寺の前を通って。





緩い坂道を登っていくと藤森駅に到着。







こじんまりとした駅で駅前には小さな像があった。







つつじも手入れされていて感じの良い駅だった。





JR奈良線沿線歩き旅 (17) 六地蔵駅 ー> 桃山駅

2023年07月08日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (17) 六地蔵駅 ー> 桃山駅 2.3 JR営業キロ
2023年5月26日(金)

六地蔵駅を後にして歩いていく。





気温は21度、歩いていると少し汗ばむ。



途中から明治天皇伏見桃山稜を目指して緩い坂道を登っていく。







下界の喧騒が消えて静かな森の中へと入っていくと大階段がある。



息を切らせて階段を登りきるとそこからは京都の街並みが見渡せた。





周りを見ても誰もいなくて静寂だけが支配する世界だった。



鳥居の奥に円墳が見えていて石で覆われているのがわかる。





ここからではわからないが上円下方墳とのことである。

上の円墳部分の高さが6.3メートルというから明日香村で見た古墳と同じような大きさだろうか。
あの自然と同化してしまったような古墳も造られた当時はこのような姿だったのかもしれない。

1700年以上も前からこのように王、天皇を祀ってきたのだ。

世界的に見てもこのように綿々と続く家系は無いだろう。

ここは市街地から500メートルも離れていないのだが深い森が静けさを保ってくれている。

そこから坂を下っていくと伏見城の石垣の石材というのがあった。





伏見城は完成から2年後に地震で倒壊したのだという。
近くに新たに築城したのだが関ヶ原の戦いのとき落城し焼失したのだそうだ。
さらに家康が再建したがその後に廃城になり、跡地に桃の木が植えられたのでこの地を桃山と呼ぶようになったとのこと。

桃は中国で若さとの源とされるので中国の絵には桃が描かれていることが多い。
桃源郷という言葉にもちゃんと桃の字が使われている。
西洋でユートピアは蜜とミルクが流れるところのことだそうだが、中国や日本では桃の実るところということなのだろう。

日本昔話の桃太郎もその流れを汲むものだろう。
縁起がよいし、食べておいしいし。
桃は食べれば若返り、長生きできる果物ということだな。





と独り言を言いながら歩いて、伏見桃山城運動公園へとやってきた。



え、、 運動公園?



見ると伏見桃山城キャッスルランドとして開設し、城をランドの目玉として造ったとのことだ。

そうだったのか、、バブル景気の時代に〇〇ランドというのがあちこちに出来たような気がするが、ここも同じようなものだったのか。



遊園地は閉鎖されてしまったんだね。



復元された天守閣。 おお!ツインタワーだなこりゃ。







昔の絵をもとに復元したとのことだが実際にこんな形だったのかな。







残念ながら城は閉鎖されていて近くに行くことができない。石垣もツタに覆われ雑草だらけ壁はボロボロで気の毒な姿になっていた。

公園とはいうものの人の姿のない伏見城はまさに幽霊城のよう。
なんども再建されては壊れていく不幸な運命の伏見城かぁ。

おお、そうだ! この不気味な城をアトラクション幽霊城として活用できるのでは?
秀吉と家康が共に食事をしていてその前で信長が舞う、そこへ明智光秀が・・・
と、、、面白いシーンができそうだが(笑)



城の前には広い駐車場があるのだが車が1台も停まっていないのが印象的だった。



城を後にして坂を下っていくと民家の前に産直販売があった。





このあたりは高級住宅街である。
坂の途中の豪邸にはポルシェやBMWなど高級車が並んでいる。
そこに産直があったのでちょっと驚いたのだ。





無農薬栽培の「むらさきえんどう」とか「みょうがたけ」とかがあって旅の途中でなければ買ってみたくなるものばかり。

坂を下り切るとそこは桃山駅だ。



駅前には大勢の外国人観光客の姿があった。





急ににぎやかになってなんだか天空から下界へ降りてきたような気分になった。






JR奈良線沿線歩き旅 (16) 木幡駅 ー> 六地蔵駅

2023年07月07日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (16) 木幡駅 ー> 六地蔵駅 1.1JR営業キロ
2023年5月26日(金)

駅名のローマ字表記がJRでは「Kohata」だけど京阪電車では「Kowata」と表記が違うのはなぜだろう。

いま話題のマイナンバーカードでも地名の表記がバラバラなため混乱しているそうだ。
同じ場所なのに複数の住所表記があったりするのだという。
歴史のからむことだから強制的に統一するのは難しいだろうけどできるなら統一してほしいものだ。



ちょうど通学時間帯だ。
高校生が参考書を読みながら歩いている。



1分1秒も無駄にせず勉強するというのは大切かもしれないが危ないと思う。



しばらくまえのことだがスマホを見ながら踏切に入った女性が列車にはねられ死亡するという事故があったのだ。



二宮金次郎の時代なら自動車も電車もなかったから歩きながらの勉強も出来たんだろうけど今の時代では危険だよなあ。




いいねえ、このような建物。残しておいてほしいな。









もうすぐ六地蔵駅だ。









大きなマンションが立ち並んでいる。





六地蔵駅も駅と駅前の再開発中だった。複線化に伴い駅など整備しているのだ。








JR奈良線沿線歩き旅 (15) 黄檗駅 ー> 木幡駅

2023年07月06日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (15) 黄檗駅 ー> 木幡駅 1.4JR営業キロ
2023年5月26日(金)


今日も早起き、午前6時にチェックアウトする。
とは言っても鍵をフロントにおいて立ち去るだけだが。

宇治駅まで街並みを見ながら歩いていく。



京うどん名物天むすのポスターがあった。



ああ、スーパーの割引弁当ではなくこちらで夕食にすればよかったなあ。

経費節約かそれとも名物料理を味わうか、悩ましい問題だ。

このお宅の竹で作られたシャッター風のものに素朴な美しさを感じるな。







早朝だから開いていないがここにもお茶屋さん。



そしてなぜか福助が治療院の宣伝をしている。



ちょっとユーモラスな絵がわたしの好み。

パンチングメタルで作られた飛び出し坊やの胸には「飛び出し注意」と書いてあるのだが読みにくいね。



京都の古い街並みを見ながら歩くというのは楽しいものだ。







宇治茶カフェというのもあった。



外観から見てもゆっくりと落ち着けそうな店だろうなと思う。



へえ!宇治茶は食べることもできるのか。



宇治茶入りの餃子というのもあるのだから食べられるのだろうけど。

駅の宇治茶郵便ポストと停車中の宇治茶列車も撮影しておく。



駅のベンチも宇治茶カラーだった。



複線化記念の写真展もやっている。





黄檗駅まで移動する。





昨日は京阪電車の黄檗駅まで来たけど、ちゃんとJRの黄檗駅でも写真を撮るのだ。









駅前には京都芸術高等学校がある。





絵画、マンガ、造形、イラストなどを学ぶ学校だ。

ウィンドウには石膏像が展示されていた。



たぶん造形を学んでいる生徒の卒業作品だろう。
高校生でもこれだけの作品が作れるとは驚きだ、レベルが高いなあ。


生徒 A 「B子ちゃん、そこへ立っててね。いまから石膏を塗るからね」

教師 「おお、A子さん。短時間でよく作ったね~ まるで生きているようだな。ところでB子さんの姿が見えないけどどこかへ行ったのかい?」

生徒 A 「・・・」

ということで毎年3人の生徒が行方不明になるという(笑)


踏切を渡り京阪電車黄檗駅の前を通ってあるいていくと、、







ご当地ソング「宇治茶ルンバ」のポスターを発見。



着ているスーツもお茶の色。どこまでも宇治茶にこだわる宇治市なのだ。

今日もまた狭い道を歩いて行く、、





辻々には小さなお堂があるのだが、





え? これってクリスマス飾りのヒイラギでは?



まあ、あまりこだわらないのが良いところだな。


二子塚古墳の碑が建っている。





ネットで検索すると二子塚古墳という名前の古墳がぞろぞろ出てくる。
福島県や広島県、群馬県、大阪などなど実にたくさんの同名の古墳があるのだった。

ここは五ケ庄二子塚古墳というのだそうで112メートルほどの大きさの古墳だとのこと。
すでに破壊されて原型をとどめていないようだ。







お堂を見ながら歩いていくと整備された歩道の先に木幡駅がある。



大都会の駅にしてはこじんまりとしている。










JR奈良線沿線歩き旅 (14) 宇治駅 ー> 黄檗駅

2023年07月05日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (14) 宇治駅 ー> 黄檗駅 2.9JR営業キロ
2023年5月25日(木)


宇治橋を渡る。



橋の名前が「うじはし」だったのか知らずに「うじばし」と読んでいたぞ。
日本橋も大阪では「にっぽんばし」東京では「にほんばし」と呼ぶのだ。
日本語はややこしいなあ。







素晴らしいことに宇治橋は木製の欄干だ。
そしてこの擬宝珠がまことに格好良いのだ。

だが擬宝珠には「平成八年 三月吉日」と書いてあるぞ。



岩手県盛岡市の中津川に架かる上ノ橋と下ノ橋の擬宝珠の方が古いぞ、とつまらないことで故郷自慢をしてしまう。







京阪電車の線路を右に、京都大学宇治キャンパスを左に見ながら歩いていく。



途中にアルプラザがあったので今日の夕食用に弁当を買う。



京阪電車の黄檗駅まで来た。



今夜の宿は宇治駅の近くに予約している。





京阪電車で宇治駅まで戻る。JR以外の電車に乗るのも楽しみのひとつ。







京阪宇治駅はなんだか秘密基地みたいだな。











今夜の宿はゲストハウスだ。





駐車場にはタイの三輪車トォクトォクがある。
もしかして送迎に使っているのかな。

え? この階段を登っていくのか。疲れた足にはちょっとしんどい。



部屋から見える風景。





部屋は和室で6畳間だった。





この宿は民家だったのをそのままゲストハウスとして使っているようだ。
共用スペースのわきには洗面台とシャワーブースがあった。





オーナーは若い方だった、たぶん以前はバックパッカー旅行者だったのだろう。



「仕事で来たんですか?」と聞かれてしまった。

そりゃそうだよなぁ、こんな老人がバックパッカー旅をしているなんて思わないだろうな。


夕食はスーパーの割引商品、節約第一の旅である。



共用スペースにマンガがたくさんあったので読んでいたら午後11時を過ぎてしまった。


JR奈良線沿線歩き旅 (13) 平等院見学

2023年07月04日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (13) 平等院見学
2023年5月25日(木)

歴史を感じさせる建物や名産のお茶を売る店を見ながら歩いていく。





そのまま時代劇の背景に使えそうな民家があるというところがスゴイなあ。
維持するのも大変なんだろうなと余計な心配をしながら歩いていく。



宇治橋まで来た。





驚くことに1300年以上も昔に最初の橋が架けられたとある。

とんでもなく長い歴史のある橋なのだ。

橋のたもとには紫式部の像がある。





本当にこんな感じの女性だったんだろうか?
誰も本人を見たことがないからね。
推定で38歳で没したというから若くて才能のある女性だったのだ。
若く美しい像にしなくてはロマンがないからなあ。



そこから、



お茶屋さんとかカフェが並ぶ道を歩いていく。







え? 「抹茶ラーメン」 「抹茶たこ焼き」だと!







そのとなりには「抹茶餃子」があるぞ。

「だんご」や「抹茶アイスクリーム」とかはよいとしても餃子まで抹茶モードにするとはね。





若い人たちにはうけるんだろうか。

ここにも大勢の修学旅行生の姿があった。





もしかして日本中の中高生が一斉に修学旅行に出かけているのかな。

スターバックスもある、ついメニューに抹茶コーヒーとかあるのかなと思ってしまった。



道のわきには竹で作ったゴミ箱があったが「Petbottles」の表記にちょっとだけ違和感を感じた。





たしか「ペットボトル」は英語では「Plastic bottle」だったはずと思って調べてみたらイギリス英語では「petbottle」とも言うこともあるとの記事もあって混乱するのだった。

平等院を見学する。





わたしはあちこちで不平を言っているが、ここもシニア割引が無かった。
もっとシニアに優しい国になってほしいな。
貧困老人のグチに過ぎないけど、、、



中尊寺で有名な岩手県の世界遺産、平泉の無量光院はこの平等院を模して造られたものだった。
今は池だけが残っているがもし無量光院が残っていたなら平泉もここと同じように観光客でにぎわっていただろう。





おお10円硬貨とおんなじだあ、、、と感動しながら眺める。





鳳凰のデザインも素晴らしい。



全体で極楽浄土を表しているんだろうな。
池の上にあり高床式だから真夏でも涼しかったのではと思う。



新緑の平等院も美しいが紅葉時の平等院はいいだろうなあ。

建物の規模はさほど大きくないけれどバランスが良い。



見学を終えたら沿線歩き旅へと戻る。