東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

つい愚痴が出てしまう。

2021年08月23日 | つぶやき

昨日(2021年8月23日)横浜市長選挙で自民党が大敗した。
いまの政府に市民がノーと言ったわけだ、当然と思う。
新型コロナウィルス対策の失策は政府の責任、総理の責任だと気づいたと思うのだ。

だが気がかりなのは投票率が49パーセント台とのことだ。これでも平成以降で2番目に高いのだというが。

あちこちで言われていることだが菅さんは総理は無理だなあ。
就任当時からダメだろうと見ていたのだがこれほどダメな人とは・・・
ただオロオロしている頑固ジジイにしか見えないんだよなあ。

ミスはしっかりと認め、謝るべきところ謝る、そして国民に感染者を減らすためにこうしてほしいと科学的なデータをもとに明確に言えなくてはねえ。

ドイツのメルケル首相を日本に招聘し、3年くらい総理大臣をやってもらいたいと思ったものだ。

「慎重に推移を見守る」「安全安心の、、」をただただ繰り返しても気持ちは伝わらないし、見向きもされないよ。

大震災や今回のパンデミックなどのような災害の時は指導者の力量が問われる。
東日本大震災では菅総理、今回のコロナウィルス対策も菅総理、、、
漢字で書くと同じだが読み方が違う。

どちらも危機管理に弱い! というところが共通点。
「菅」の漢字は総理の鬼門だな。


雨にも負けず、風にも負けず、財界、官僚にも負けず。
科学的な根拠を持って、明確な数値を出してブレないように方向性をしっかりと決め対処し、国民に強いメッセージを出せる、、、そんな総理にわたしはなりたい。
と、宮沢賢治も言っている、、、かも。

旅に出ることができないからつい愚痴が出てしまう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩手でも新型コロナウィルス感染者急増。

2021年08月20日 | つぶやき

2021年8月20日のインターネットでの報道によると岩手県の感染者が1日で63人、累計で2653人になったとのことだ。
入院者も増えていて268人になっている。

お盆休みでの会食などが大きく影響しているのだろう。
岩手県独自の緊急事態宣言が出されているというのに花巻市の副市長が13人で会食をしていたことが発覚し謝罪するということもあったばかりだ。

もっとも自民党の二階幹事長らも会食していながら「なんら問題はない」と言っているくらいだからこれくらいはなんでもないだろう。

実際のところどんなに自粛を『お願い』しようが『取り締り』をしようがここまでくると国民は行政の言うことを聞かなくなってくる。

オリンピックは強行するし、パラリンピックは子供たちを動員しての観戦を計画しているらしい。
都知事や政府のトップが市民に対して言うことと実際にやることに大きなズレがあるので誰も政府の言うことを聞かないのだ。

もっとも菅総理が記者会見で「感染拡大を最優先に」と発言するくらいだからなあ。
総理はしっかりと自分の政策を実行して感染を拡大させてきたんだな、、、と皮肉りたくもなる。

総理大臣が「安全安心」と呪文を唱えていれば感染拡大が収まるというものではないだろう。
「スピード感をもって」「緊張感をもって注視していく」など、この1年なんど聞いただろうか。

アメリカではトランプからバイデン大統領に代わってワクチン接種が急激に進みマスクの義務化もなくなった。
あのままトランプが大統領の座にあったなら今でもアメリカは世界一のコロナ感染者数を誇っていただろうに(笑)

本当に腹立たしいのはこの新型コロナウィルス(COVID-19)感染を政治に利用する政治家たちである。
トランプ前大統領はマスクなど不要だ!とわざと人前でマスクを外すパフォーマンスをしたくらいだった。

中国は自国のワクチンを世界中に提供することで影響力を増そうとしているようだし。


日本では政治家だけでなく軍でもそうだが、よい参謀が育たないと思う。
昨年、安倍総理のときに「マスクを配ればコロナの不安は消えますよ」と提案した人がいたそうだが、まさにこの程度の参謀しかいないのだろう。
いや、実際には優秀な人材は多いのだがトップになった人は自分の周りにイエスマンだけを集めてしまうのが根本的な間違いだろうな。

「人は自分の聞きたいものしか聞かないし、見たいものしか見ない」のだ。


わたしは明治から終戦ころまでの歴史について書かれた本を読むのが好きなのだが、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいると、ああこの時代も現在と同じようなものだったんだな、と思う。

太平洋戦争末期、日本はなんとか講和に持ち込もうと日ソ中立条約をもとにロシアに仲介を頼もうとするのだが一方的に破棄され日本に宣戦布告された。
このときも「ロシアが仲介してくれるといいな」という思いからロシアが参戦するとの情報があったのに無視してしまい多大な犠牲者をだしてしまったのだ。


コロナウィルス拡大の時も「感染が拡大しなければいいな」「SARSのときも大したことなかったし」「習近平主席の来日もあるし」「オリンピックもあるし」
きっと大丈夫、なにも問題ないはずだ、見なかったことにしておこう。
と、~だといいな~たぶん大丈夫~いや問題ないはずだ。

都合の悪いことは「起きないはずだ」と考えるのが日本の政治家なんだろうな。

歴史は繰り返すというが、明治から令和と日本の政権は同じことをなんども繰り返してきた。

情報を正しく分析し取るべき対策を提案できる参謀というのはいなかったのかなあ。
まあ、そのような人は無視されたり更迭されたりということか。

太平洋戦争では壊滅的な打撃をうけたのだが、不思議なことに日本人は不平不満を言わずだまって政府に従っているのである。

報道では菅政権の支持率は30パーセントを下回ったという。
この秋には総選挙が予定されている。
菅総理の続投は無理だろうとか自公政権は過半数を取れないかもなどという報道もある。

だが、わたしは自民党公明党が意外にも議席を伸ばすのではないかと考えている。

まずこのような状況にあっても野党の支持率が全く伸びていないし、野党は共闘してでも政権を取ろうと考えていないようで相変わらず内輪もめばかりしている。

頼りないのである。
「わたしたちが政権を握ったらこのようにします!」というような明確なメッセージが見えてこないのだ。

人はテレビなどで何度も見た人のほうを信用する傾向がある。
実際に会ったことが無くても身近に感じるものなのだ。多少もミスも気にしない。なにしろテレビの向こう側の人だから。

普段聞いたことも無い政党よりもなんとなこっちに投票しようかなとなるのだ。

投票率はグウ~~ンと下がると思う

投票率が下がれば自民公明にとっては大助かりだ。
そのために現政権は若者に「政治に無関心になるように仕掛けている」というのは真っ赤な嘘だが。いや「嘘であってほしい」「たぶん嘘だろう」「嘘に違いない」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱中症で倒れる寸前までになった。

2021年08月08日 | 健康
熱中症で倒れる寸前までになった。

2021年8月

今年の夏は特に暑い。
7月の後半から30度以上の日が続き最近では35度以上の日が続いている。

この暑さの中で東京オリンピックが「無観客」で行われている。
新型コロナウィルスの感染者数が過去最高を連日更新だが、政府と総理は全くい気にしていないようで「金メダルおめでとう」というばかり。
IOCも日本政府もオリンピックと感染者数の増加は関係がない、と言っているのだが専門家の間ではおおいに関係があるとの意見のようだ。
感染者数の新記録を達成した総理大臣にぜひとも「コロナ感染者の新記録、金メダル」を差し上げたいものである。

オリンピックが「ガマン大会」になってしまったアスリートこそいい迷惑だろうな。
そのオリンピックもやっと終わる。


さて、
先日のこと、あまりに暑いので「山のほうへ行って少し涼んでみよう。」とバイクで出かけた。
お昼前に出てツーリングをして帰りにラーメンでも食べようかな、と軽い気持ちで出発したのだが、、、、

まさか熱中症でぶっ倒れる寸前までになるとは思わなかった。

山道の県道を快適に走っていくと身体に当たる風が心地よい。
「ああ、やっぱりバイクはいいなあ」



快調に走ってもうすぐ峠というあたりでバイクがふらつきだした。
「あれ、舗装がでこぼこなのかな」
ハンドルを取られそうになって、バイクを止めて車輪を見ると後輪がぺったんこ。
「ありゃー、パンクだ。これは困った。」
すでに盛岡市内から20キロほど来てしまった。完全に山の中である。
人家のあるところからでも10キロ以上はある。
山道とはいえ主要な道路だからトラックなどの交通量は結構あるのだ。
道幅は狭く側路帯など無い。しかもカーブが連続している場所だった。
人家のない山の中だからトラックがスピードを出して走ってきてわたしに気づきあわてて避けるという状態だ。

「ここにいては危ない、どこか空地を探そう。」
バイクを押して歩きだしたのだが、、、
「暑い!」 この日の最高気温は35度だった。
パンクしたのがお昼少し前だったから最も暑い時間帯だ。
道路からの照り返しもものすごくて上と下から熱波に襲われるという状態になってしまった。

バイクは重いしタイヤがパンクしているので車体がぐらつく。
100メートルも進まないうちにタイヤからチューブがはみ出してしまった。
こうなってはチューブを捨てるしかない。



バッグに小型のナイフを入れてあるのでそれでチューブを切り取って捨てた。
バイクのバランスが取れないので押して歩くのは本当に大変だ。
盛岡市方面へは下り坂だったのが唯一の救いだった。

それにしても暑い。
いつもなら水筒に水を入れ、日焼け止め、タオル、おやつのクッキーまで持って出かけるのだが「今日はちょっとそこまでだから・・」と、なーんにも持ってこなかった。
まさにマーフィーの法則というやつでなにも用意していないときにだけ災害は起きるのである。

シャツは汗でぐっしょりだ。太陽がガンガン照りつけるのだがもう日焼けのことなんか考える余裕もない。
30分ほど歩くと小さな空き地があった、日陰はないがとりあえずバイクを停める。
スマートフォンを取り出すとこんな山の中だがちゃんと電波は来ていた。
バイク屋へ来てくれるよう電話を掛けたのだが「いま忙しいので行けない。いつ行けるか分からないので別のバイク屋に電話してみたら?」とのことだった。

うーむ、どうしよう。
JAFに電話しようか、それとも・・・

そもままバイクを押して市内まで戻ることにした。

炎天下長い下り坂をトボトボとバイクを押して行くのはしんどい。
両手でハンドルを押さえなければならないし、タイヤが無い車体はぐらつくのだ。
足をステップに何度もぶつけてしまい足も赤く腫れてしまった。

パンクしたのは市内から20キロほどのところだったがそれでも2時間弱で人家のあるところまで来た。
「おお!自動販売機がある」
すぐに水を買いごくごくと飲む。
恐いのは脱水症と熱中症である。
道路を歩いているので日陰は無い、猛烈に汗をかいているので水分補給は絶対に必要なのだ。

いつもなら写真を撮ったりするのだが、もうそんな気力も消えている。

時刻は午後2時前だ。まだあと12キロは歩かなくてはならない。
山を下り切ったので道は平らになったが交通量も増えた。
車道は危険だから歩道をバイクを押しながら進んだのだが、歩道は段差が多いのでこれも大変なのだ、無理をするとバイクのホイールが傷ついたり歪んだりするからなあ。

30分も進まないうちに疲れで歩けなくなってしまった。
10分ほど休んでまた歩き出したのだが300メートルも歩くとふらふらになってしまう。
無理もない、下り坂とはいえ気温35度の炎天下で3時間近くもバイクを押しながら歩いているのだ。
「残り10キロメートルは無いだろう、ゆっくり行っても午後4時くらいには着くだろう。」と自分を励ます。
300メートル毎に10分ほどの休憩をしながら進んでいく。

途中に食堂があった。
昼食がまだである。腹が減っているし休憩も必要だ。
迷わず入りカレーを注文。水を何杯お代わりしただろうか。
何杯飲んでも身体がもっと水を飲めと要求するのだった。

食事を終えてまた歩き出す。
休憩を取ったはずなのに足が動かない。
もう完全に疲れが足にきているのだ。足首から膝にかけてズキズキと痛むようになってきた。
200メートル進んで休憩、また200メートル進んで休憩。
まだ太陽は真上にあり強烈な光線を浴びせている、目が回りそうだった。


郊外の住宅地を抜けて行くのだが少し下り坂になっているところで突然右足がつってしまった。

猛烈に痛い。
下り坂なのでバイクを押さえていないとバイクが倒れてしまう。
だが足がつってしまって身体を動かすことが出来ない。
左足で身体を支え左手でバイクを押さえながら右手で痛む右足を揉んでみる。
もう最悪である。

そのまま倒れてしまうのではと思ったのだが、10分後にはなんとか足を地面に着けるところまでになった。
だが、、、、、歩けない。
おまけに無理な態勢をしたせいか左足までも痙攣し始めたのだ。

おそらくこれは熱中症の始まりだったのだろう。
意識はあったしなんとかバイクを支えているくらいの力は残ってはいた。

もし水分を十分とっていなかったなら、もし昼食休憩をしなかったならその場に倒れてしまっただろう。

さらに10分もそこでじっとしていただろうか。
足の痛みはあるがゆっくりとなら歩けるまでになった。
そこからバイク店までは5キロメートルほどだったのだが、とんでもなく遠くに感じられた。
足が痛み、少しでも無理をすれば足がつるような状態になるのだ。
もう午後4時になろうとしている。
太陽は西に傾いてきたが暑さは続いている。
100メートル進んで休み、また50メートル進んでは休むということを繰り返していたが。
バイク店まであと1キロメートルというところでは「もうこれ以上は無理」と思うほどになってしまった。
「あと1キロだ、もう少しだ。焦るなゆっくり進め。」と自分に言い聞かせる。
日陰を見つけて道路わきに座り込んでしまったが今度は立ち上がることが出来ない、ふくらはぎは痛いし膝ががくがくしている。


なんとか歩き出しバイク店まであと100メートルというところまで来たのだが前に進むことが出来ず15分も休んでしまった。
それほど疲れと足の痛みがひどかったのだ。

午後5時過ぎにバイク店に到着、あーやれやれ。
バイク店の店主は「あー、30分もあればタイヤ交換できるよ。」とわたしの苦労など知らないから気軽な返事。
まさかこの暑さの中20キロ近くもバイクを押してきたとは思っていないのだろう。

チューブは捨ててきたからしょうがないとしてタイヤも交換することになった。
想定外の出費だがこれだけは仕方がない。

なんとか自宅までたどり着いたが歩くのがやっとの状態だった。階段の昇り降りが出来ないほど足が痛かった。
右足は腫れてしまい痛みは3日ほど続いた。

炎熱化での長時間の運動は本当に危険である。

足がつって痙攣したときじっと我慢していたのだが、もし少しでも無理していたなら倒れていただろうと思う。
街中ならだれかが救急車を呼んでくれるかもしれないが、山奥で倒れたならと思うと恐ろしい。

今回は“運よく”無事だったが今後の行動は慎重にせねばと思った次第。

追記:
パンク修理剤を買った。パンクしたらボンベから空気と穴を埋める薬剤をいれる応急処置用のものだ。
まさに「どろなわ」なのだが、さすがに懲りたのだ。

教訓:
備えあれば患いなし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする