以前の職場の先輩。
お気に入りの居酒屋に行ってはハムカツを発注して
「懐かしいなあ」を連呼する。
私は特にハムカツに思い入れは無いので
「はあ、まあ」…等と曖昧なリアクションをする。
他に同席する者も「ふ~ん」って感じであまり同調は得られず。
そもそも先輩の口からなぜ、どのように懐かしいのか
具体的な思い出は出て来たことは無い。
それでも先輩はハムカツをアテにビールを呑むのであります。
何か独自の世界観を持っているというのでしょうか?
あまり他人の事は考えない方の様でした。
とはいえ、こういう人の方が営業成績は良かったりするので
世を渡るのは難しいですね。
そんな「昭和の洋食 ハムカツ」がせんべいになりました。
スナックやポテチではなく「せんべい」ってのがいい感じ。
ブルボンのプチシリーズみたいなひと口サイズ。
2枚くらい同時に噛みしめると
じゅわっとソースと脂の風味が口いっぱいに広がる。
確かに薄いハムカツの味だなあ。
原材料を確認すると、ハムでは無く乾燥ベーコンが使用されている模様。
通りで脂っこい筈ですなあ。こっちもビールに合いそう。
そして一気に昭和感も味わえることでしょう。
しかしながら、「昭和」というと↑のイメージが出てくる事が多いが
私は末期の方が面白い気がする。
今後歴史の教科書に残るとしたら
「レトロ」より「バブル」だと思うところでございます。
(↑厳密には平成)
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